【高麗美人】40代からの美肌と健康サプリ
40代から輝く美肌サプリ【高麗美人】
高麗美人で素肌美と健康体質維持
40代からの女性の美容と健康維持に効果的なサプリメントをご紹介したいと思います。
「高麗美人」というサプリメントです。
美容やめぐりや年齢による体の変化にとても実感力のあるサプリメントです。
高麗美人は、体の内側からの美容や健康に効果があるインナーケアサプリメントです。
「高麗美人」に配合されている成分の力で肌細胞のめぐりがアップするだけでなく、アミノ酸の美容効果でくすみやシワなどを改善し、うるおいのある肌力がアップする効果も期待できます。
また、高麗美人にはビタミン、ミネラルも普段口にする野菜に比べても豊富で美容や健康にとても効果があります。
この記事では、最初に効果一覧表を作成しましたので、あまり読む時間がない方は、そちらをご覧ください。
【高麗美人】の効果一覧
「高麗美人」の効果を一覧表にまとめてみました。
高麗美人の人気
・実感が違うと選ばれて、販売総数170万袋突破
・6年連続モンドセレクション金賞を受賞
・高品質なのに、低価格
高品質プンギ産6年根の高麗人参を低価格で販売できるのは、プンギ人参協同組合とコミュニケーションがあるからこそ、信頼関係が生んだ低価格です。
次のような方におすすめです。
・ワンランク上の美容に興味がある
・ハリがなくなった
・美魔女といわれたい
・今までの美容液を使っていても効果が薄れてきた
・集中力がなくなった
・イライラする
・疲労感が感じられる
・頭痛がする
・うつうつする
・体が重い
・寒さに弱くなった
40代からは美容や健康の状態が変化しやすい時期
40代からの体の変化は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量の減少が原因です。
女性ホルモンの一種として知られるエストロゲンの分泌量は20代でピークに達しますが、30代を超えた頃から少しずつ減少していきます。
エストロゲンには女性の健康を支えるための様々な役割があり、エストロゲンの分泌量が加齢と共に減少し更年期の悩みが現れます。
減少してしまうと、脳からの「女性ホルモンを出して!」という命令に対応できなくなり、自律神経が乱れてしまうことで、様々な不調や不安定な症状などが引き起こされます。
さらに「めぐり」や基礎代謝も減少してしまいます。
つまり、変わりやすい時期を乗り切るポイントは、女性ホルモンと「めぐり」をいかに整えられるかにかかっています。
そんな悩みをサポートできるのが、「高麗美人」というサプリメントです。
高麗美人には、女性をサポートする栄養素が98種類も配合されています。
「高麗美人」は、本場韓国でも希少価値が高く皇帝に献上されていたと言われている「プンギ産」の高麗人参のみを使用しています。
「プンギ産」の中でも栄養価が高いと言われる「6年根紅参」のみを贅沢に使用しています。
それでは、含まれている成分について詳しくご紹介していきたいと思います。
成分1 サポニン【大豆の7.7倍】
サポニンの量は、豊富なことで有名な大豆の7.7倍も豊富に含まれています。
次のような効能があります。
・めぐり・むくみ・冷え状改善
・新陳代謝促進
・便秘解消
・美肌効果
・抗酸化作用
サポニンの効果
次のような効果があります。
・血中のコレステロールを減少させ、血液をサラサラにしてくれる効果
・血流改善効果により、めぐりやむくみの改善、冷え性改善をサポート
・血流が改善すると、全身の新陳代謝が活発になり、不要な老廃物が早く排出されるようになります。
・血流が改善することで、全身のすみずみまで栄養素が行き渡るようになります。他の成分も体やお肌の細部まで届くようになり、成分の効果がいっそう高まることが期待されます。
・便通をよくして腸内環境を改善する働きがあるので、便秘解消や美肌効果がとても期待できます。
・強い抗酸化作用があり、体内で過酸化脂質がつくられるのを抑制する働きがあります。
・血管に付着した脂質を除去する働きや中性脂肪を低下させる効果があり、肥満防止に効果を発揮します。
成分2 鉄分【プルーンの約84.5個分】
コラーゲンの再合成
鉄はたんぱく質の一種であるコラーゲンの合成にかかわっています。
肌や髪、爪の質の低下はたんぱく質だけでなく、鉄不足が原因の場合が多いといわれています。
コラーゲンは体内に入るときに分解されてしまうのですが、それを再合成するときに鉄が必要です。
また、ニキビや湿疹ができやすいのも、鉄欠乏が原因している場合があります。
赤血球の成分となって全身に酸素を運ぶ
鉄分の働きは血液に乗って全身に酸素を運ぶことです。
鉄は赤血球の血色素「ヘモグロビン」や、筋肉の「ミオグロビン」などの構成性成分となり、体内で酸素を運搬する役割を担っています。
体力の回復を早めたい方、特に鉄分が気になる女性の方に必要な栄養素です。
鉄は赤血球を作るのに必要な栄養素です。
体内の鉄分が不足すると全身への酸素供給が不足し、体がだるい、疲れやすいと感じやすくなります。
活性酸素を除去して老化を抑制する効果、体内の免疫機能の維持などの効果があり、妊娠する体をつくる重要な栄養素でもあります。
体内の鉄は、ヘモグロビンやミオグロビンのように、酸素の運搬役としての役割を果たしている「機能鉄」の他に、肝臓や脾臓、骨髄などに貯蔵されている「貯蔵鉄」があります。
機能鉄が不足すると、それを補うために貯蔵鉄が利用されます。
これが少なくなると、鉄欠乏による貧血を起こします。
血液検査で貧血と診断されなくても、この貯蔵鉄が減少している状態の人も多いと言われています。
男性や閉経後の女性には、貧血はほとんど見られないのですが、月経のある年代の女性や妊娠中の方は、欠乏しやすいので注意が必要です。
成分3 亜鉛(青ピーマンの約35.5個分)
亜鉛は新陳代謝に関わっていて、肌のターンオーバーを促進します。
体内で新たな細胞をつくるために必要な酵素の成分であり、200種類以上の酵素に含まれる成分です。
細胞の生まれ変わりや糖質のエネルギー化、インスリンの合成、免疫力を高めるなど、役割は多岐にわたっています。
細胞の新生を活発にさせ、骨や皮膚の発育を促す働きがあります。
体に貯蔵しておく事が出来ないため、1日の中でバランス良く摂取することが大切です。
様々な酵素を作り出すサポートしたり、タンパク質の合成、疲労回復や免疫力強化にも関わる万能ミネラルです。
亜鉛が不足した場合
不足してしまうと、新陳代謝のサイクルが遅れるため、肌がカサつく他、脱毛、フケなどが起こります。
また、脳の機能が低下し、記憶力が悪くなることもあります。
特に味覚細胞は寿命が短く、10~12日で新たな細胞に変わるため、不足すると代謝ができず、食べ物の味がわからなくなります。
また、性ホルモンの分泌にも関係しています。
不足すると、女性の場合は生理不順などの原因になります。
成分4 カリウム(りんごの約7.6個分)
NMF(天然保湿因子)の構成成分です。
また、余分な水分を排出し、バランスを保ちます。
ナトリウム(塩分)の排泄を促す効能があり、高血圧の予防やむくみの解消に効果的です。
また、細胞内の酵素反応を調節する役割があり、筋肉でのエネルギーづくりにも関与していて、カリウムが不足すると筋肉の働きが低下します。
夏場に大量の汗をかくと、カリウムが汗とともに排出されて、低カリウム血症が起こり、疲れやすくなったり、無気力になったりすることがあります。
なお、摂り過ぎたカリウムは尿といっしょに排出されるので、過剰症の心配はありません。
成分5 カルシウム(ほうれん草の約2.9束分)
美肌効果
NMF(天然保湿因子)の構成成分です。
また、カルシウムで新陳代謝が促進されます。
新しい皮膚細胞が成熟し、表皮の角質に成長するときにカルシウムが必要とされます。
カルシウムが充実していると、新しいお肌への生まれ変わりが活発になり、若々しく滑らかな表皮を保つことが出来ます。
骨や歯の材料
カルシウムは骨や歯の材料となります。
体内にあるカルシウムのうち99%は骨や歯にある「貯蔵カルシウム」で、1%は血液や筋肉、神経系に含まれる「機能カルシウム」です。
貯蔵カルシウムと機能カルシウムは相互関係があります。
機能カルシウムは血液中に溶け込んで血液凝固や精神安定の働きをしたり、筋肉の働きをサポートします。
機能カルシウムが不足すると、骨にある貯蔵カルシウムが放出されて、血中カルシウム濃度が一定に保たれます。
カルシウムの不足が続くと、骨にあるカルシウムが減少し、骨密度が低下し、骨折や骨軟化症、骨粗しょう症を起こしやすくなります。
成長期であれば、歯の質が悪くなったり、あごの発達が遅れます。
また、閉経前後の女性は骨代謝をうながすエストロゲンが減少するため、骨が弱くなります。
血中のカルシウム調節がうまくいかず、胃から多く溶け出してしまうようになり、骨に含まれるカルシウム量が減ってしまいます。
その他の作用
カルシウム不足はイライラの原因になったり、肩こりや腰痛を起こしやすくなります。
また、血行と血液の状態にも影響を及ぼし、高血圧や動脈硬化の原因にもなります。
この他にも、カルシウムは神経伝達物質をコントロールしたり、筋肉を収縮させたり、血液の凝固を促したり、ホルモンや唾液、胃液などの分泌に関わっています。
カルシウムとマグネシウムの関係
カルシウムと深い関係にあるのがマグネシウムです。
カルシウムは筋肉細胞に出入りして、筋肉を収縮させたり弛緩させたりしています。
このとき、マグネシウムが不足すると、カルシウムが筋肉細胞に入り過ぎて、けいれんや震えを起こしてしまいます。
また、イライラして怒りっぽくなると言われています。
カルシウムは過剰に摂り過ぎても、腎臓でろ過されるためて尿とともに排出されるので、それほど心配はありません。
しかし、カルシウムを摂れば摂るほど、マグネシウムも消費されるので、バランスを考えて摂る必要があります。
理想的な、カルシウムとマグネシウムのバランスは2対1くらいです。
成分6 マグネシウム(セロリの約18.6本分)
美肌効果
NMF(天然保湿因子)の構成成分です。
敏感肌な人ほど、体内のマグネシウムが不足している場合があります。
それは、マグネシウムが少ないと細胞がうまく分裂できず、皮膚のバリア機能も構築しにくくなるためです。
マグネシウムは細胞が分裂したり、また細胞が分化して角質層になるためにも必要なミネラルです。
また、敏感肌や乾燥肌の人は、皮膚がかゆくなって掻いてしまうことが多いです。
そして、掻けば掻くほどかゆみはひどくなります。
これは、ヒスタミンというかゆみを引き起こす神経伝達物質の放出が止まらなくなるからです。
このヒスタミンの放出を抑えるのにも、マグネシウムは関与しています。
骨の重要な成分
カルシウムを骨に定着させるのがマグネシウムです。
マグネシウムが足りないとカルシウムは無駄になってしまいます。
骨の正常な代謝を維持します。
カルシウムとともに骨や歯の発育や強化をうながす重要な役割を担うミネラルです。
マグネシウムは、汗で流れ出てしまったり、年齢を重ねると体にため込むことができる量が減ってしまうと言われています。
筋肉をリラックスさせたり、エネルギーの変換に関わっていると言われています。
その他の効果
マグネシウムが不足すると筋肉のけいれんを引き起こす場合があります。
マグネシウムは体内にある300種類以上の酵素の働きやエネルギーの産生を助けています。
また、血液循環を維持するために働くほか、神経の興奮を抑える、体温や血圧を調整する、筋肉の収縮などの非常に重要な働きにも関わっています。
海外の研究では、マグネシウム不足が月経前症候群(PMS)に伴う、イライラなどの情緒不安定に関係しているのではないかと言われています。
摂取量の目安
カルシウムの摂取量が多くなると、体外へ排泄されるマグネシウムの量も増すので、両者のバランスが大事です。
カルシウム2に対して、マグネシウム1くらいが理想的な摂取バランスと言われています。
マグネシウムはカルシウムの働きを助ける役割がありますが、カルシウムだけ多く摂取するとマグネシウムの働きが悪くなり、結果的にカルシウムの働きにも影響があります。
成分7 豊富なビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸)
ビタミンB1
次のような効能があります。
・皮膚や粘膜の健康維持を助ける働き
・糖質をエネルギーに変えて疲れにくくする働き
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働き(糖質の代謝を促進)があります。
体内で糖質をエネルギーに変えるとき、酵素の働きが必要になります。
この酵素がしっかりと機能するには補酵素が不可欠で、ビタミンB1は補酵素の働きを果たしています。
糖質代謝を促す酵素はアミノ酸だけからなる純タンパク質(アポ酵素)で、この酵素の働きを助ける補酵素がなければ、糖質をエネルギーに変えることはできません。
ビタミンB1が不足すると、糖質がきちんと代謝できず、体内に乳酸などの疲労物質が蓄積され、疲れやすくなったり、筋肉痛を起こしやすくなったりします。
ビタミンB1が不足した場合
ビタミンB1が不足すると、イライラなどの症状や集中力の低下、さらに食欲不振、全身の倦怠感、手足のむくみやしびれ、動悸、息切れ、筋肉痛、脚気などがあらわれます。
また、脳には、血管収縮作用によって脳を活性化させるセロトニンという物質がありますが、ビタミンB1が欠乏することで、セロトニン代謝が正常に行われず、脳の機能がうまく作動せず、気力減退や慢性的な眠気を引き起こします。
ビタミンB2
次のような効能があります。
皮膚や粘膜の健康維持を助ける
美容のビタミンとも呼ばれ、皮膚や粘膜を保護し、肌・爪・髪の発育や体全体の抵抗力を強め、成長と生殖を助ける働きをします。
ヒアルロン酸の持つ保水力を高める働き
みずみずしい肌をキープするのにも必須のビタミンです。
脂肪の代謝を助ける(脂肪の燃焼を促進)
脂肪を燃やしてエネルギーに変えるときに、補酵素として働きます。
脂肪が多い食べ物を多くとった時には、ビタミンB2も多めに摂ると、脂肪が次々と燃焼されるので、脂肪太りのダイエットには大きな効果があります。
血液サラサラ効果
体内の活性酸素と結びつくことで生まれる有害物質である過酸化脂質の分解に作用して、コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。
ビタミンEは過酸化脂質ができるのを防ぐ働きを持っていますが、ビタミンB2はつくられた有害な過酸化脂質を分解・消去するのに役立ちます。
ビタミンB2が不足した場合
不足すると、口内炎など粘膜のトラブルや皮膚炎があらわれます。
ビタミンB6
次のような効果があります。
・皮膚や粘膜の健康維持を助ける
・たんぱく質の代謝を助ける
たんぱく質の材料となるアミノ酸を合成したり、分解したりする酵素を助ける補酵素として働きます。
・神経伝達物質の生成を助け精神状態を安定させる
神経細胞間で情報を伝達するアドレナリン・ドーパミン・セロトニン・GABAなどの神経伝達物質の生成に関わっています。
不足すると、神経の働きをよくするアミノ酸の代謝が停滞して、不眠症やうつ状態になることもあります。
・赤血球を生成する(貧血予防効果)
・免疫系を正常にして、アレルギー症状を抑える(ぜんそくや花粉症、慢性鼻炎)
・体外から侵入した病原体を攻撃して無力化させる免疫物質の「免疫グロブリン」を作るのに欠かせない成分です。
・脂質の代謝をサポートして、肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぐ
・月経前にイライラしたり、うつ状態になったり、頭痛に悩まされるといったPMS(月経前症候群)や「つわり」を軽減する。
ビタミンB6は、卵胞ホルモンの代謝に働きかけ、ホルモンのバランスを整えます。
このためホルモンのアンバランスから体調が崩れるPMS(月経前症候群)を改善する効果があります。
また、妊婦さんのつわりにも効果的です。
つわりの原因であるトリプトファンというアミノ酸の代謝不調を正常に整えてくれます。
ビタミンB6は赤ちゃんの脳神経系の発達にも関わるので、妊娠中はしっかりと摂ることが重要です。
・ビタミンB6が不足すると、口内炎や口角炎、肌荒れ、湿疹、手足のしびれ、こむら返りなど、さまざまな症状が起きることがわかっています。
・ビタミンB6を葉酸やビタミンB12とともに摂取することで、動脈硬化の原因物質ホモシステインの増加が抑えられます。
・ビタミンB群の中でも、ビタミンB2、B6、ナイアシンはお互いに不可欠な存在です。
ビタミンB6は、ビタミンB2がなければ働くことができず、ナイアシンはビタミンB6なしでは役割を果たすことができません。
ビタミンB6が活性型に変わると時にはビタミンB2が必要です。
また、アミノ酸のひとつ、トリプトファンからナイアシンが合成されるときには、ビタミンB6が必要です。
ビタミンB12
ビタミンB12は葉酸と一緒になって赤血球のヘモグロビンの合成を助けています。
不足すると造血がうまくいかず、赤血球の数が減ったり、異常に大きい赤血球ができたりと、生成がうまくいかなくなります。
そうすると全身に酸素が行きわたらなくなり、だるさや動悸・息切れなどが起こってしまいます。
これを「悪性貧血」と呼んでいます。
また、ビタミンB12はタンパク質や脂質のエネルギー化にも関わっているほか、脳の中枢神経や末梢神経の機能を正常に働かせる重要な役割もあります。
肩こりや腰痛には末梢神経が関係しているため、ビタミンB12には、痛みを軽くする働きもあります。
葉酸
葉酸は丈夫な血管やきれいな血液づくりを支えます。
葉酸はビタミンB12とともに、補酵素として、赤血球をつくりだす働きがあります。
赤血球は4ヶ月で死滅しますが、新しい赤血球をつくるのに葉酸が足りないと、正常な赤血球ができず、悪性貧血になります。
悪性貧血とは鉄分不足の貧血と違い、立ちくらみやめまいなどの症状のほかに、胃腸障害や頭痛、倦怠感などを引き起こし、症状が進行すると、神経障害や知覚障害などを引き起こすことがあります。
また、葉酸はアンチエイジングをサポートします。
代謝に関与していて、たんぱく質の生合成を促進します。
たんぱく質は全ての体内組織の原料となるので、新しくて良質のたんぱく質が増えればみずみずしい肌を保てます。
くすみやしわを抑え、美肌をもたらしてくれます。
葉酸は、体内で活性酸素を生み出す物質であるホモシステインと結びつき、活性酸素の増加をストップし、血液の流れをスムーズにします。
血液の流れがスムーズになると「むくみ」や「冷え性」なども改善されます。
葉酸は赤血球をつくりだす働きがあり貧血予防に効果があるため、PMS (月経前症候群)にも効果的です。
また、子宮環境を良好に保つために欠かせない栄養素です。
受精卵の細胞分裂を助ける、子宮内膜の環境を良くし着床を促進する、流産リスクを低減する、胎児の神経管閉塞障害の発症リスクを低減する等の働きがあります。
葉酸はたんぱく質や細胞の新生に必要な核酸(DNA、RNA)をつくるのに重要な役割を果たしています。
核酸は細胞の核にあたり、遺伝情報を保有していて、遺伝情報にそってからだをつくるよう指令をだす生命の根幹です。
胎児が発育する妊娠中や、乳児を育てる授乳中には、必要不可欠です。
特に、妊娠初期に葉酸を適切に摂取することで、胎児の神経管欠損という先天異常のリスクが軽減されます。
成分8 18種類のアミノ酸
体をつくるアミノ酸
アミノ酸には、そのひとつひとつに多様な機能があり、体の健康、美容に働きかけてくれます。
人の体のたんぱく質を構成するアミノ酸は約20種類あります。
体内で合成できない必須アミノ酸(9種類)と体内で合成できるが生体維持に極めて重要な働きをする非必須アミノ酸(11種類)に分けられます。
さらに、その他にも体に様々な効果のあるアミノ酸があります。
高麗美人に含まれているアミノ酸
(必須アミノ酸)
人の体のたんぱく質を構成するアミノ酸のうち、体内で合成できない9種類を必須アミノ酸といいます。
バリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、ヒスチジン
(非必須アミノ酸)
非必須アミノ酸は、生命活動に必要で、体内で合成されるもので、生体維持に極めて重要な役割を担っています。
アルギニン、アラニン、グリシン、セリン、チロシン、グルタミン酸、プロリン、アスパラギン酸
(その他のアミノ酸)
シスチン
【高麗美人】は、必須アミノ酸を9種類すべて含んでいて、それ以外にも非必須アミノ酸等を9種類含んでいます。
アミノ酸スコア
必須アミノ酸は、FAO(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)などによって推奨摂取量が定められています。
各食品に含まれる必須アミノ酸の量が、その基準値に対してどの程度満たされているかを数値で表したのが「アミノ酸スコア」で、効率よくアミノ酸を摂るための目安となります。
アミノ酸スコアは100が最高値となっています。
最高得点100(フルスコア)は、タンパク質をつくるために必要な9種類全ての必須アミノ酸がバランスよく十分に含まれているということです。
必須アミノ酸は、どれかひとつでも不足していると、不足しているアミノ酸のレベルまでしか利用できないため、他のアミノ酸はすべて無駄になってしまいます。
食品に含まれる必須アミノ酸の含有量が、基準値より低いアミノ酸のことを「制限アミノ酸」といいます。
例えば、米や小麦、トウモロコシはリジン、ジャガイモはロイシンというアミノ酸が少なく、リジンやロイシンが制限アミノにあたります。
サプリメントなどで、リジンやロイシンを補強することでアミノ酸スコアが改善し、アミン酸バランスが整い、効率よく体のたんぱく質を合成することができます。
リジンは特に不足!
リジンは米や小麦、トウモロコシなどの穀物に含まれる量が少ないため、米やパンなど穀物を食べる日本人には不足しがちなアミノ酸です。
リジンを摂取し、アミノ酸バランスを改善することによって、アミノ酸が体内で体づくりに使われやすくなり、美容効果も向上します。
アミノ酸の美容効果とコラーゲン
美容によいとされるコラーゲンは、多くのアミノ酸が結合してできているので、大きさがアミノ酸の3000倍もあります。
コラーゲンはそのままでは、肌からの吸収はできません。
肌に塗ってもコラーゲンは増えたりはしません。
アミノ酸は分子がとても小さく、肌の角質層に浸透し、肌に水分を与え、保湿を維持します。
アミノ酸は、皮膚細胞の代謝を促進してうるおいを与えコラーゲンの再合成を助けたり、血行を促進したり、抗酸化作用によりメラニン生成を抑制したり、様々な働きが期待されています。
アミノ酸の美容効果
美肌とは、水分が保持されたうるおいのある肌のことです。
肌の表面をおおう角質層にはNMF(天然保湿因子)という天然の保湿因子があり、それが肌の水分を保っています。
このNMFが不足すると、角質層の水分が減り、乾燥した状態になってしまいます。
また、肌にハリをもたせるのは、コラーゲンです。
コラーゲンは加齢、紫外線、不規則な生活や過度のダイエットで不足してしまいます。
このNMFもコラーゲンも主要成分はアミノ酸です。
つまり、肌の乾燥やたるみの原因はアミノ酸不足と関係しています。
NMFとアミノ酸とコラーゲンの関係を円グラフで作成しました。
コラーゲンは体内にもともと存在し、体にとって大切な栄養素ですが、年齢を重ねるにつれ減り続け、40代で約半分まで減少してしまいます。
キレイを保つためには、コラーゲンを補うことが大切ですが、コラーゲンは体内での分解や吸収がされにくく、分解されたアミノ酸がコラーゲンに再合成されにくいといわれています。
だからといって、コラーゲンの摂取が無駄というわけではありません。
栄養素として十分に役立っています。
コラーゲンは、グリシン、プロリン、アラニンなど17種類のアミノ酸から構成されています。
しかし、コラーゲンを摂取するより、直接アミノ酸を補った方が、美肌には効果的といわれています。
プラセンタやすっぽんなどが美容に良いとされている理由も「アミノ酸が豊富」だからです。
うるおいのある肌
構成成分の40%がアミノ酸であるNMF(天然保湿因子)はどのようなアミノ酸からできているかというと、セリンが構成成分の中でもっとも多くを占めています。
このセリンは、保湿作用にとても貢献しているといわれています。
また、構成比は少ないものの、セリンと同じような働きをするのがプロリンです。
プロリンは、コラーゲンの組成成分としても利用される重要な美肌アミノ酸です。
また、NMFの構成成分には、アラニン、グルタミン酸など非必須アミノ酸も含まれています。
これらは体内で合成できるとはいえ、加齢とともにその合成能力も低下していきます。
美肌を目指すなら、必須アミノ酸ばかりでなく、非必須アミノ酸を補うことも美肌には大事です。
くすみ対策
ただ白いばかりでなく、くすみがなく透き通った肌というのが本当の美肌です。
これに関わるのが皮膚のターンオーバー(新陳代謝)です。
皮膚細胞が生まれてからはがれ落ちるまでの周期は若い人で28日間です。
しかし、その周期も、体調不良や加齢により、どんどん延びていきます。
周期が延びるということは、古い角質がそれだけ角質層にとどまっていることになります。
これがくすみの原因となります。
ターンオーバーがスムーズに進むと、肌表面に傷や汚れがあっても、どんどん生まれ変わります。
それにはまず、皮膚細胞の新陳代謝を高めることが重要です。
そのためには、アルギニン、プロリン、BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)といったアミノ酸が有効です。
肌の抗酸化とアミノ酸
肌のたるみやシミ、シワ、キメの消失といった外見上の変化は、太陽光を過度に浴びることでその進行が加速されること(光老化)が知られています。
太陽光に含まれる紫外線が、肌内部に浸透して活性酸素種(ROS)を生み出し、これがコラーゲンやエラスチンといったタンパク質やセラミドをはじめとする脂質の酸化を引き起こすためと考えられています。
このような酸化ストレスを回避あるいは軽減するための抗酸化システムが肌には備わっていて、天然保湿因子(NMF)として肌に存在しているアミノ酸は、その役割を担っています。
具体的には、活性酸素種(ROS)の一種である一重項酸素は、ニキビの原因であるアクネ菌の代謝物が光に応答して生み出されますが、ヒスチジンは一重項酸素を消失する機能を持っています。
チロシンは、ペルオキシナイトライトと呼ばれる毒性の強いROSを補足して酸化反応の進行を抑えます。
コラーゲンに多く含まれるプロリンは、紫外線による脂質の酸化を抑えることが知られています。
アルギニンは、代表的な抗酸化剤であるビタミンEよりもタンパク質に結合した脂質の酸化を抑制する機能が高いといわれています。
必須アミノ酸と非必須アミノ酸以外のアミノ酸の効果
シスチンはシステインがふたつ結合したアミノ酸で、体内では、髪の毛や爪、肌の角質層に多く含まれています。
次のような効果があり、健康・美容にとても効果的です。
・免疫力低下を抑える働き
・美肌・美白効果
・髪や爪、肌を健康に保つ効果
・アンチエイジング効果
配合されているアミノ酸とその効果
BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)
バリン、ロイシン、イソロイシンという3種類の必須アミノ酸は、総称してBCAAと呼ばれていて、筋肉を作る上で重要な成分です。
循環に必要なポンプの役割をになっている筋肉を動かすことで、むくみ解消になります。
運動前後、または運動中にBCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)といった筋肉作りに深い関係のあるアミノ酸を摂取することで、運動中に壊れた筋組織の修復をサポートして、筋肉をつけやすくする効果があります。
BCAAのような必須アミノ酸は体内で作られない成分のため、特に外からの補給が必要不可欠です。
あらかじめ摂取しておくことで、運動中に壊れた筋組織の再生や筋肉の増進が期待できます。
また、肉体的な疲れには、BCAAの摂取がもっとも効率的です。
あらかじめBCAAを補っておけば、筋肉の損傷を抑えるとともに、運動時のエネルギーとして利用され、スタミナアップや疲労を感じにくくなり、結果として持久力の増進につながります。
さらに、成長ホルモンが分泌される運動の直後にBCAAを摂取することで、筋肉の修復がスムーズに行われたり、筋肉痛が早くなくなります。
筋力をつけてポンプ力UP
血流を良くするためには、筋肉を動かすことも必要になってきます。
足の筋肉はポンプのような働きをしており、下半身に流れてきた血液を心臓に戻すという役割を担っています。
「座りっぱなし」「立ちっぱなし」で足の筋肉を動かすことがなければ、ポンプは働いていない状態になりますので、血流は滞り、むくみを引き起こしてしまいます。
とくに、女性は男性に比べて全身の筋肉量が少なく、ポンプの力も弱いため、余計にむくみで悩まされることが多くなります。
バリン
BCAAの一種です。
成長を促進する、窒素バランスを調整するなどの働きがあります。
バリンの血液中の窒素バランスをコントロールする効果が注目されています。
筋肉には多くの窒素が取り込まれていて、窒素バランスを保っています。
そのバランスがマイナスになると筋肉が分解して窒素を放出しようとし、逆にプラスになると窒素を筋肉に取り込んで成長しようとします。
バリンは、窒素バランスをプラスにする効果があり、筋肉の成長、さらに運動能力の維持へと結びつくといわれています。
美肌効果
肌で作られている美肌成分のひとつであるエラスチンは、肌にハリを与えてくれます。
バリンは美肌を作るのに欠かせないコラーゲン同士を結び付けてエラスチンを作るのを助けてくれます。
筋肉の成長効果
バリンは、ロイシンやイソロイシンと同じBCAAの一種で、筋肉組織において代謝されます。
ロイシン
筋肉を増加させたり分解を抑制する性質が注目されています。
また、インスリンの分泌を増加させる作用があるため、エネルギーとしてブドウ糖を筋肉に取り込むのを助けます。
すなわち、運動時の持久力を高めたり、運動後の筋肉の成長、修復、強化させたりする効果があるとされています。
同時に肝臓での代謝にも働きかけ、肝機能の向上、疲労回復の効果も期待できます。
イソロイシン
イソロイシンは甲状腺ホルモンの分泌を促進することから、筋肉や体の成長を促す効果があります。
また、肝機能の向上を促す働きがあり、スタミナ維持や疲労回復にも効果的です。
神経の働きをサポートする役割ももち、反射速度や集中力のアップにも役立ちます。
最近の研究では、血糖値の上昇を抑制し、糖尿病に効果があることもわかっています。
リジン
米や小麦、トウモロコシなどの穀物に含まれる量が少ないため、米やパンなど穀物を食べる日本人には不足しがちなアミノ酸です。
リジンを摂取し、アミノ酸バランスを改善することによって、アミノ酸が体内で体づくりに使われやすくなり、美容効果が向上します。
また、リジンは、たんぱく質の吸収を促進させ、ブドウ糖の代謝やカルシウムの吸収にも重要な働きを担っています。
さらに、アルコール摂取などで弱った肝臓に活力を与え、リパーゼ(脂肪を分解する酵素)の働きを活発にして、脂肪酸の利用を促進します。
また、細菌やウイルスに対する抗体をつくり免疫力を上げる働きもあります。
リジンが不足すると疲労しやすくなり、めまい、吐き気、目の充血、貧血などの症状がでることがあります。
さらに、肝臓の機能が低下して、血中のコレステロールが増加するとされています。
メチオニン
血液中のヒスタミン(かゆみや痛みを起こす物質)の濃度を下げる作用があります。
また、肝機能の維持や抗うつ作用もあるといわれています。
不足すると利尿作用が衰え、むくみやすくなります。
フェニルアラニン
脳と神経を伝達する神経伝達物質として働きます。
フェニルアラニンは興奮性の神経伝達物質であるノルアドレナリンとドーパミンの合成に関与し、精神を高揚させる働きがあります。
不足すると記憶力が低下し、うつ病になりやすくなります。
スレオニン
食事から取り入れたたんぱく質を使う時に必要とされ、成長と新陳代謝を促す働きをします。
また、肝臓に中性脂肪が蓄積するのを防ぎ、脂肪肝を予防するといわれています。
不足すると、食欲不振、貧血、成長不良などの症状が現れます。
トリプトファン
精神を安定させ、不眠症を解消
トリプトファンが血液から脳に運ばれると、ビタミンB6、ナイアシン、マグネシウムとともにセロトニンを生成します。
セロトニンは、精神安定、鎮静、催眠効果のある神経伝達物質です。
セロトニンは脳の松果体によって、メラトニンに変換されます。
メラトニンは睡眠サイクルを正常にします。
これら精神の鎮静作用や睡眠改善効果から、生活のリズムが不規則になりがちな現代人に欠かせないアミノ酸として注目されています。
また、トリプトファンは、ドーパミンやノルアドレナリンといった神経伝達物質の生成過程に、アミノ酸の一種であるチロシンと一緒に関与しています。
不眠症やうつ病の治療にも期待されています。
また、体内で発生した活性酸素を除去する作用があるとされ、老化防止への効果が期待されています。
禁煙補助に効果があるという報告もあります。
その他にもコレステロールや血圧を調整する、更年期障害の症状を緩和するなどの効果があります。
アルツハイマー型認知症やパーキンソン病などの症状改善にも期待されています。
ヒスチジン
脳の疲れを改善
消化管で吸収されて血液中に取り込まれたヒスチジンは脳へ移行しヒスタミンに変わります。
脳にはヒスタミン神経という神経細胞が存在し、「寝る―起きる」といった体のリズムや、集中力、判断力などに重要な役割を果たしています。
ヒスチジンを摂取することで脳内のヒスタミン量が増加し、ヒスタミン神経が関わる集中力や判断力などの機能が十分に発揮できるようになります。
日頃、疲れを感じている人がヒスチジンを摂取すると、疲労感が軽減し、集中力や注意力が増し、パソコン作業などの知的作業が改善されることが認められています。
その他にもヒスチジンは、体内では成長に関わったり、ストレス軽減の働きもあります。
美肌効果
活性酸素種(ROS)の一種である一重項酸素は、ニキビの原因であるアクネ菌の代謝物が光に応答して生み出されますが、ヒスチジンは一重項酸素を消失する機能を持っています。
アルギニン
アルギニンには次のような効果があります。
・免疫細胞の増殖を促進
・血管拡張、血流促進
・白血球の活性化
・皮膚の再生促進
・コラーゲンの合成促進
・成長ホルモンの分泌促進
・疲労回復
・たんぱく糖化抑制作用
・子宮内膜を厚くする効果
・妊娠促進効果
アルギニンには、免疫機能の向上・美肌効果・成長ホルモンの合成を促進する効果・体脂肪の代謝を促進する効果があります。
免疫機能の向上
アルギニンは免疫機能の向上にもとても効果があります。
いつもより激しい運動を行ったあと、風邪をひいたような状態になったり、お腹をこわしたり、体調が悪くなった経験はありませんか?
これはよく知られていることで、普段から体を鍛えているアスリートにも起こることです。
なぜこのようになるかというと、激しい運動により、免疫力が低下するためです。
疲労と免疫力の低下が関係しているともいわれています。
アルギニンは免疫細胞を活性化させて免疫力低下を抑えることで、激しい運動にもコンディションを崩すことがなくなるので、BCAAとセットで摂取するといいといわれています。
また、一緒に配合されているシスチンにも免疫細胞に働きかけ免疫力低下を抑える効果があります。
美肌効果
アルギニンには角質層を保湿する効果があります。
肌は表面から角質層、表皮層、真皮層に分かれており、肌が荒れているという時は、ほとんどの場合は角質層のアミノ酸と水分不足が原因だといわれています。
そうなると、肌のバリア機能が低下してうるおいを失い、やがてひび割れなど皮膚のトラブルが生じる可能性があります。
成長ホルモンの合成を促進する効果
アルギニンは成長ホルモンを分泌する脳下垂体を刺激し、成長ホルモンの合成を促します。
成長ホルモンには、筋肉量を増やす、骨を強化する働きや食欲を抑える作用があります。
疲労回復
アルギニンは体の修復作用のある、成長ホルモンの分泌を促進することが知られています。
子宮内膜を厚くする効果
アルギニンは子宮放射状動脈の血流と内膜を増加させる効果が期待できます。
妊娠促進効果
不妊治療中の女性がアルギニンを摂取すると卵母細胞および胚が増加し、妊娠が促進されます。
アラニン
美肌効果
NMF(天然保湿因子)を構成するアミノ酸です。
体内で合成できるとはいえ、加齢とともにその合成能力が低下するため、美肌になるためには、積極的に摂った方がよいアミノ酸です。
持久力向上効果
アラニンは肝臓などで糖に変換されエネルギーとして利用されます。
長時間の運動において、たんぱく質の分解によって筋肉から生じたアラニンは血液中へ移行し、肝臓に入って糖に変換されます。
そして、変換された糖はエネルギー源として筋肉に戻って利用されます。
これは、「グルコース・アラニンサイクル」といわれる現象です。
また、アラニンはアルコールの代謝をサポートします。
グリシン
次のような効果があります。
・肌質改善
・スキンケア
・美肌
・保湿
・コラーゲンの増強
・快眠
美肌効果
コラーゲンの材料となります。
コラーゲンの3分の1を構成しているアミノ酸です。
コラーゲンの機能の増強、肌の保湿作用、抗酸化作用があり、キレート(体の中のミネラルを安定させる)効果があることから、美容業界から注目されているアミノ酸です。
快眠
グリシンは睡眠改善をサポートします。
グリシンは、体の深い部分の熱が手足に運ばれ深部体温に働きかけリラックスを促します。
徐波睡眠
睡眠には、身体の眠りであるレム睡眠と、脳の眠りであるノンレム睡眠があります。
ノンレム睡眠のなかで、寝入りばなに1、2回くる深い眠りを「徐波睡眠」とよび、これは、成長ホルモンが活発に分泌され、筋肉や皮膚の修復を促す大切な時間です。
寝る前にグリシンを摂取すると、徐波睡眠によりすみやかに到達し、それを増加させること(睡眠を安定化させること)で、睡眠の質を改善させることがわかっています。
深部体温を下げて眠りやすい体をつくる
小さな子どもは寝入りばな手足が温かくなりますが、それは、手足から熱を放出して深部体温を下げているからです。
質のよい睡眠を得るには、スムーズに深部体温を下げることが重要です。
就寝前にグリシンを摂ると、足の表面体温を上昇させ熱放散を高め、深部体温を下げる効果があることが研究によりわかっています。
美肌のポイントはぐっすり質の良い睡眠
美肌作りに重要な役割をする「成長ホルモン」は寝ている間に分泌されます。
特に夜22時から深夜2時の間がゴールデンタイムといわれ分泌が盛んです。
寝つきが悪かったり、浅い眠りだとうまく分泌されずお肌の新陳代謝も上手に出来ません。
血中コレステロールを低下
グリシンは血中コレステロールを低下させる作用があり、高血圧や脳卒中の予防にも効果があるといわれています。
セリン
NMF(天然保湿因子)を構成するアミノ酸です。
セリンはNMFを構成しているアミノ酸でもっとも高い割合を占めています。
このセリンは保湿作用に貢献しているといわれています。
体内で合成できるとはいえ、加齢とともにその合成能力が低下するため、美肌になるためには、積極的に摂った方がよいアミノ酸です。
チロシン
ドーパミンの原料
チロシンを原料にドーパミンは体内で生成されます。
摂取することで不足しているドーパミンの原料の供給量を増やし、ドーパミンを生成します。
脚のむずむずをケアします。
むずむず脚症候群の方は、チロシン、葉酸、鉄分などが不足することによるドーパミンの伝達機能の低下だと言われています。
美肌効果
太陽光に含まれる紫外線が、肌内部に浸透して活性酸素種(ROS)を生み出し、これがコラーゲンやエラスチンといったタンパク質やセラミドをはじめとする脂質の酸化を引き起こすためと考えられています。
チロシンは、ペルオキシナイトライトと呼ばれる毒性の強いROSを補足して酸化反応の進行を抑えます
グルタミン酸
主に脳神経細胞のエネルギー源となるアミノ酸の一種です。
脳機能を活性化して、ストレスへの抵抗力を強くする作用があるといわれています。
各臓器から産出されるアンモニアは毒性があり、脳機能を低下させます。
グルタミン酸はアンモニアをとらえて、グルタミンを合成し、解毒する作用があります。
また、グルタミン酸からはγ-アミノ酪酸【ギャバ(GABA)】が生成されます。
GABAは、脳内に多く存在する抑制性神経伝達物質で、脳の酸素供給量を増やして脳細胞を活性化する働きがあり、精神安定作用、不眠、イライラなどの改善に効果があるといわれ、リラックス作用が得られます。
血圧を正常にし、中性脂肪を抑制する働きもあります。
その他、脳の血流量や酸素供給量を増やし、脳の代謝・機能を活性化する働きがあります。
さらに、グルタミンは細胞の柔軟性を維持する働きがあり、知能を高め、認知症を防ぎ、潰瘍(かいよう)の傷の回復を早めます。
プロリン
NMF(天然保湿因子)を構成するアミノ酸です。
体内で合成できるとはいえ、加齢とともにその合成能力が低下するため、美肌になるためには、積極的に摂った方がよいアミノ酸です。
美肌効果
皮膚細胞が生まれてからはがれ落ちるまでの周期は若い人で28日間です。
しかし、その周期も、体調不良や加齢により、どんどん延びていきます。
周期が延びるということは、古い角質がそれだけ角質層にとどまっていることになります。
これがくすみの原因となります。
ターンオーバーがスムーズに進むと、肌表面に傷や汚れがあっても、どんどん生まれ変わります。
それにはまず、皮膚細胞の新陳代謝を高めることが重要です。
そのためには、アルギニン、プロリン、グルタミン、BCAAといったアミノ酸が有効です。
プロリンはビタミンCと一緒になることで摂取したタンパク質やアミノ酸からコラーゲンを生成する働きがあります。
紫外線などでダメージを受けた肌を再生させてくれるほか、肌のハリや弾力を維持するのに効果的です。
アスパラギン酸
NMF(天然保湿因子)を構成するアミノ酸です。
体内で合成できるとはいえ、加齢とともにその合成能力が低下するため、美肌になるためには、積極的に摂った方がよいアミノ酸です。
エネルギーを生み出すのに関係していることから、スタミナ強化や疲労回復に効果があるとされています。
また、体内に残ると有害物質となるアンモニアは、中枢神経系で悪さをします。
アスパラギン酸にはアンモニアを尿として出す作用があるため、中枢神経系を守ることにもなります。
シスチン
システインがふたつ結合したアミノ酸です。
体内では、髪の毛や爪、肌の角質層に多く含まれています。
免疫力低下を抑える働き
シスチンは、免疫細胞に働きかけ免疫力低下を抑えます。
美肌・美白効果
シスチンは、メラニンの生成によって皮膚にできるシミやソバカスを防ぐのに効果的なアミノ酸です。
シミの原因となるメラニンをつくる酵素であるチロシナーゼの活性を抑制する作用があるためです。
また、ターンオーバーを促進させる効果もあり、つくられたメラニンの排泄を促してくれます。
髪や爪、肌を健康に保つ効果
シスチンは、皮膚、髪、爪をつくるたんぱく質の成分となります。
皮膚を強くし、髪にコシを与えてくれるほか、爪を強くする効果があります。
アンチエイジング効果
シスチンには、活性酸素から体を守る働きがあります。
体内で代謝されるとイオウを出し、有害な物質と反応して解毒作用が働き、体外へ排出させる効果があります。
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