【カルテHDモイスチュアインストール】ヘパリン類似物質×エモリエント成分の保湿の相乗効果
今、カルテHDモイスチュアインストールが注目なのは?
乾燥や季節の変わり目だけでもお肌へのダメージが多いのに、マスク着用が必須の日常生活が続き、肌を取り巻く環境はこれまで以上に過酷になっています。
以前に比べ、乾燥や赤み、毛穴の目立ちなどを感じやすくなったという方も多いそうです。
コロナ渦でバリア機能の乱れが深刻!バリア機能の低下を防ぐには?
今年はマスク着用でお肌に悪影響。
春先から継続しているマスクのこすれによる摩擦も影響して、肌のバリア機能が乱れてしまっています。
バリア機能が乱れたお肌は、敏感肌・乾燥肌・ゆらぎ肌に傾いています。
ゆらぎ肌とは、バリア機能が低下し、一時的に敏感になっている肌のことです。
こんな時は、摩擦は禁物です。
さらに、空気の乾燥などによって、肌はカサついて荒れがちになっています。
バリア機能の低下を防ぐには?
何よりも『バリア機能アップ』と『保湿』が重要です。
自分が使いやすい保湿剤を選んで、やさしくこすらずに塗ってくださいね。
指先で強くこすってすりこむと、摩擦になったり、せっかく塗った保湿剤をぬぐい去ってしまうことにもなるので、やさしく肌にのせて自然に浸透していくのを待ってみてくださいね!
【カルテHDモイスチュアインストール】とはどんなコスメ?
ブランドCarte(カルテ)から発売の高保湿オールインワンゲルです。
かなり優秀な人気アイテムです。
普段使用しない方でも、お肌の状態が悪化した時のレスキューアイテムとして持っている人も多いみたいです。
【カルテHDモイスチュアインストールの配合成分】
<有効成分>
・ヘパリン類似物質
・グリチルリチン酸ジカリウム
<その他成分>
・ワセリン
・スクワラン
・グリコシルトレハロース
・濃グリセリン
・天然ビタミンE
といった成分が配合されています。
ヘパリン類似物質×エモリエント成分でうるおい保湿の相乗効果【カルテHDモイスチュアインストール】
最適な保湿ケアは?
<2つの成分でお肌がしっかり潤う>
①お肌に水分を与える水溶性の成分
→お肌を潤す役割
②その水分が蒸発しないようにカバーするエモリエント成分
→水溶性の成分で潤ったお肌の水分に『フタ』をして、うるおいを閉じ込める役割
この2つの成分の働きでお肌が長時間しっかりと潤います。
ヘパリン類似物質(水溶性の成分)
お肌に水分を与える水溶性の成分
ワセリン(エモリエント成分)
肌から水分が逃げるのを防ぐ油溶性の成分
ちなみにスクワランもエモリエント効果があります。
『ワセリンの欠点』
ワセリンには角質に水分を与える作用は残念ながらありません。
そのため、『普通のスキンケアができるお肌の状態』なら、通常の保湿成分が配合された化粧品がおすすめです。
保湿成分の例
<ヘパリン類似物質やセラミド、エクトイン、セラミド産生ビタミンC誘導体など>
【普通のお肌の場合のおすすめのケア】
①ヘパリン類似物質やセラミドなどの化粧品の後にワセリンを使用
②ヘパリン類似物質とワセリンが両方配合された化粧品を使用
→カルテHDモイスチュアインストールはこちらのタイプです。
【ワセリンのみ使用する場合】
<極度の肌荒れや乾燥が悪化したお肌にはワセリンのみを使用がおすすめ>
ワセリンは、肌への刺激がほとんどないため、乾燥が悪化している敏感肌におすすめです。
・化粧水がしみて痛い
・粉が吹くほど肌がカサカサ
こんな時は、いったん『ワセリンのみ』のケアがおすすめです。
そうした方が改善しやすいといわれています。
ついつい化粧品を使いたいところですが、一旦我慢をしてみてくださいね。
お肌が回復してきたら、いつものスキンケアをすれば、元のお肌に戻ります。
【カルテHDモイスチュアインストール】の美容成分の効果は?
コスメで気になるのが成分ですよね!
何が入っているのか、中身や効果が気になって試せない・・というのは当然です。
ご存知かもしれませんが。
ご紹介しますね。
【ヘパリン類似物質】
肌の奥まで届いて保湿と肌構造の正常化の働き
一般的な化粧品に配合されるワセリン、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸は肌の表面しか保湿ができません。
一方、ヘパリン類似物質は、肌の奥にある基底層まで届いて、弱った肌細胞に働き、修復する働きがあります。
ヘパリン類似物質は、乾燥肌治療成分として50年以上医薬品で使われてきました。
体内にあるヘパリンという物質に似た成分で、優れた保湿・保水効果で肌の内側から新陳代謝を促す作用があります。
ヘパリン類似物質の作用
ヘパリン類似物質とは、体内にある「へパリン」という物質と似た成分です。
「保湿」「血行促進」「抗炎症作用」の働きがあり、乾燥肌に優れた効果があります。
この3つの働きは、肌の内側から新陳代謝をうながすため、一時的な保湿とは違い、乾燥荒れ肌の根本的な解決につながる成分です。
多くの水分を肌に取り込む
ヘパリン類似物質は多くの水分を肌に取り込み、離さない力が強い成分です。
そのため、潤いを長時間持続させる優れた特徴があります。
ラメラ構造に働きかけてバリア機能アップ
ヘパリン類似物質はラメラ構造に働きかけて、バリア機能を保つ特徴があります。
角質層のラメラ構造を整えることが大人のお肌に大切
角質層内にある細胞間脂質には、水分と油分からなるリン脂質が、ミルフィーユのように層状に整列しています。
これがラメラ構造と呼ばれるもの。
ラメラ構造はいわば肌を守るバリア機能そのものです。
バリア機能が低下し、このラメラ構造が乱れると、乾燥やハリの低下など肌悩みの要因になります。
このような理由でも、ラメラ構造を整えるラメラ美容法は、大人の肌にとってマストのお手入れです。
実は、ちょっとした刺激や乾き、お湯による洗顔などでも、ラメラ構造はすぐに壊れてしまいます。
そして、一度壊れたラメラ構造はそのためのお手入れをしないとなかなか元に戻りません。
ただ単に保湿しただけでは、戻らないこともあります。
ラメラとは?
肌に元々存在している、潤いの層のことです。
角層では、セラミドに代表される脂質と、水性の成分とが交互に整列して、細胞と細胞の間を満たし潤いを保持しています。
この油と水の層のことを『ラメラ』と呼びます。
美肌のカギを握る、わずか0.02mmの角質層にアプローチ
透明肌も潤いも美しい肌の印象を左右するのが、わずか0.02mmの厚さに構成される角質層のラメラ構造です。
外的刺激から肌を守り、水分蒸散を防ぐバリア機能の要として、角質層、つまりラメラ構造にアプローチするケアは大切です。
【グリチルリチン酸ジカリウム】
甘草の根から抽出される成分で、【炎症抑制効果】に優れています。
グリチルリチン酸の水溶性の誘導体がグリチルリチン酸2Kまたはグリチルリチン酸ジカリウムです。
消炎作用が強く、医薬部外品でも医薬品でも使われています。
強い抗炎症作用をもっていますが刺激性が低い特徴があります。
水に溶けやすい性質をもっていて、化粧水などにもよく配合されている成分です。
開き毛穴にもアプローチします。
ニキビの炎症を鎮める効果も期待できます。
『隠れ炎症』『慢性炎症』でお肌が老化!
シミ、クマ、ほうれい線、毛穴など。
肌悩みの原因に『隠れ炎症』や『慢性炎症』があります。
『隠れ炎症』とは?
気づかないくらい弱い微弱炎症が起きている状態のことです。
日焼けしない程度の紫外線を浴び続けることなどで起き、シミやたるみなどの肌老化が進んでしまいます。
炎症とは、細菌など侵入してきた異物を排除するための防御反応。
赤く腫れたり熱を持ったりします。
強い紫外線を浴びて肌が赤くなるのも、肌内部で発生する活性酸素や過酸化脂質によって細胞が傷ついて起こる『炎症』。
それが蓄積することで、『肌老化』が進行してしまいます。
炎症が起こると、コラーゲンやエラスチンなどを分解する酵素が過剰に分泌されて、肌のハリや弾力が失われます。
また、メラニンが過剰に作られたり、老廃物を分解する能力が低下するので、シミやくすみなども目立ちやすくなります。
多くの女性に多い『慢性炎症』
炎症とは体の中に入ってきた異物を排除するために起こる免疫反応。
目的を果たした後は炎症を収束させる物質が分泌され、元に戻るのが正常な状態。
ところが炎症が鎮まらずに慢性化することで、さまざまなトラブルへとつながります。
慢性的に炎症が続いてしまう女性が急増している!
エアコンなどによって1年を通して肌が乾燥しやすくなったり、ストレスや寝不足などで体内の酸化物質が増えがちなライフスタイルが、肌のバリア機能を低下させ、炎症が起こりやすい肌状態を作り出しています。
肌の水分量や皮脂量は年齢と共に低下してくるので、大人になる程、肌のバリア機能が低下。
炎症が慢性化するリスクが高まります。
慢性炎症は、あらゆる老化現象を加速させるので、エイジングケアを行う上で、肌の炎症を抑え、予防することは大切なアプローチです。
【ワセリン】
皮膚からの水分蒸発を抑えるエモリエント効果が特徴です。
肌への刺激がほとんどないため、乾燥が悪化している敏感肌におすすめです。
肌表面を油膜で覆い、バリア機能を保つ働きをもつワセリン。
うるおいを閉じ込め水分の蒸発を防ぎます。
【スクワラン】
肌の皮脂膜に含まれる成分で、加齢により不足する成分のひとつです。
肌との親和性が高くベタつかないオイルです。
保湿効果も高く、乾燥で硬くなった角質層を柔軟にするエモリエント効果があるため、角質層から柔らかく、触り心地はさらりとした、しなやかな肌を作り出します。
エモリエント効果で取り込んだ潤いを逃さず閉じ込めます
皮膚からの水分蒸発を抑えるエモリエント効果で、潤いを逃がさず閉じ込め、肌を柔らかくします。
また、肌への馴染みも良く、他成分の肌への導きを助けます。
エモリエント効果とは?
皮脂と同じ成分や近い成分が角質間細胞に浸透し、皮膚を柔軟にし、若々しくする作用、乾燥から守り保護する働きがあります。
【グリコシルトレハロース】
とうもろこしデンプン由来の糖質で天然の保湿成分です。
細胞の保護や、紫外線による細胞のダメージからお肌を保護し、炎症や肌荒れを抑える効果のある成分です。
また、この成分が配合された製品は、しっとりするのにべたつかないという使用感となる特徴があります。
【濃グリセリン】
高い吸湿性があり、角質層の深くまで浸透する肌なじみのよい成分です。
湿力がとても高い優秀な保湿剤です。
グリセリンはたっぷり使っても感触が変わらず、高い保湿力を持つ成分です。
単体でも保湿力はありますが、ヒアルロン酸類やコラーゲン類と併用すると、さらに保湿力が期待できます。
肌荒れ改善効果も期待でき、肌をやわらかくし、しっとりとしたうるおいをもたらす効果があります。
また、グリセリンは水と混ぜることによって発熱するため、温感化粧品に配合されることもあります。
グリセリンは、安全性と保湿力が高いため、幅広く化粧品に用いられている成分の一つです。
【天然ビタミンE】
脂質に対する抗酸化作用があるE成分です。
抗酸化作用と血液循環作用が特徴です。
体内の脂質の酸化を防ぐ働きがあるとされ、肌の細胞間脂質(セラミド)などの酸化防止に効果が期待できます。
肌の老化や肌荒れの原因となる活性酸素を抑えて過酸化脂質の発生を防ぎ、さらには皮膚の末梢血管を拡張して血液循環を促進する働きもあるため、肌の老化防止やくすみ対策の成分として化粧品に配合されます。
時短&コスパがよく高機能スキンケアができるとあって、美容雑誌や口コミサイトでも人気のアイテムです。
マスク生活や環境の変化で弱ったお肌も超保湿で安定して守ってくれます。
ヘパリン類似物質配合化粧品一覧です
MICHIURUドライスキンホワイトミルク
NALC薬用ヘパリンハンドクリーム
NALC 薬用ヘパリンミルクローション
カルテHDモイスチュアインストール
白繭肌(しろまゆはだ)
INFREE(インフリー)DEEP MOIST CREAM(ディープモイストクリーム)
読んでいただきありがとうございました。
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