毛ガニが記録的不漁(でも美味しい、美容や健康にとてもいい)
2019年の4月9日、非常に悲しいお知らせが舞い込んできました。
美味しい毛ガニで有名な北海道のオホーツク沿岸で、毛ガニが記録的不漁ということです。
しばらく(数年の可能性も)は毛ガニの価格の高騰が続きそうな感じです。
そんな毛ガニですが、美味しいだけではなく、実は美肌や貧血改善、健康効果がとても高い食材です。
しかも、高たんぱく・低カロリーなので、ダイエットにも適した食材です。
自分へのご褒美や大切な人へのプレゼントに是非おススメです。
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毛ガニに含まれる栄養素
・鉄分
・亜鉛
・アスタキサンチン
・ナイアシン
・ビタミンB1
・ビタミンB2
毛ガニの効能
鉄分
コラーゲンの再合成
鉄はたんぱく質の一種であるコラーゲンの合成にかかわっています。
肌や髪、爪の質の低下はたんぱく質だけでなく、鉄不足が原因の場合が多いといわれています。
コラーゲンは体内に入るときに分解されてしまうのですが、それを再合成するときに鉄が必要です。
また、ニキビや湿疹ができやすいのも、鉄欠乏が原因している場合があります。
赤血球の成分となって全身に酸素を運ぶ
鉄分の働きは血液に乗って全身に酸素を運ぶことです。
鉄は赤血球の血色素「ヘモグロビン」や、筋肉の「ミオグロビン」などの構成性成分となり、体内で酸素を運搬する役割を担っています。
体力の回復を早めたい方、特に鉄分が気になる女性の方に必要な栄養素です。
鉄は赤血球を作るのに必要な栄養素です。
体内の鉄分が不足すると全身への酸素供給が不足し、体がだるい、疲れやすいと感じやすくなります。
活性酸素を除去して老化を抑制する効果、体内の免疫機能の維持などの効果があり、妊娠する体をつくる重要な栄養素でもあります。
体内の鉄は、ヘモグロビンやミオグロビンのように、酸素の運搬役としての役割を果たしている「機能鉄」の他に、肝臓や脾臓、骨髄などに貯蔵されている「貯蔵鉄」があります。
機能鉄が不足すると、それを補うために貯蔵鉄が利用されます。
これが少なくなると、鉄欠乏による貧血を起こします。
血液検査で貧血と診断されなくても、この貯蔵鉄が減少している状態の人も多いと言われています。
男性や閉経後の女性には、貧血はほとんど見られないのですが、月経のある年代の女性や妊娠中の方は、欠乏しやすいので注意が必要です。
亜鉛
亜鉛は新陳代謝に関わっていて、肌のターンオーバーを促進します。
体内で新たな細胞をつくるために必要な酵素の必須成分であり、200種類以上の酵素に含まれる成分です。
酵素はさまざまな代謝をスムーズに行うために欠かせない物質です。
細胞の生まれ変わりや糖質のエネルギー化、血糖調節ホルモンであるインスリンの構成成分(インスリンの分泌を盛んにして血糖値を下げる)、免疫力を高めるなど、役割は多岐にわたっています。
細胞の新生を活発にさせ、骨や皮膚の発育を促す働きがあります。
体に貯蔵しておく事が出来ないため、1日の中でバランス良く摂取することが大切です。
様々な酵素を作り出すのをサポート、タンパク質の合成、疲労回復や免疫力強化に関わる万能ミネラルです。
亜鉛が不足した場合
不足してしまうと、新陳代謝のサイクルが遅れるため、肌がカサつく他、脱毛、フケなどが起こります。
また、脳の機能が低下し、記憶力が悪くなることもあります。
特に味覚細胞は寿命が短く、10~12日で新たな細胞に変わるため、不足すると代謝ができず、食べ物の味がわからなくなります。
また、性ホルモンの分泌にも関係しています。
不足すると、女性の場合は生理不順などの原因になります。
アスタキサンチン
アスタキサンチンは、カロテノイドの一種です。
カロテノイドの中でも、特に強い抗酸化力を持つとされ、紫外線や脂質の酸化から体を防御する因子として働いています。
アスタキサンチンは、非常に強い抗酸化力を持ち、ビタミンEの約550倍~1000倍にも相当する物質です。
アスタキサンチンは美容や健康に効果があり、美肌や美白作用があります
老化を促進する活性酸素の発生も抑制できるため、肌を若々しく保つ効果が期待できます。
免疫機能を改善する効果もあります。
また、LDL(悪玉)コレステロールの酸化を防止して動脈硬化のリスクを減らし、心筋梗塞や脳梗塞を予防するとされています。
さらに、糖尿病の進行を抑制する効果も期待されています。
また、目を光障害から保護する作用があるとされ、パソコンやスマホなどを長時間使用することによる眼精疲労の改善、加齢性の目の病気である白内障や加齢性黄斑変性症などの予防にも効果があるといわれています。
そのほかにも抗ガン作用や抗炎症作用、また肌の色素沈着を防ぐ作用などもあるとされています。
ナイアシン
・皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。
・ナイアシンは、糖質、脂質、たんぱく質の代謝に働き、細胞でエネルギーを産生する際に働く酵素を補助します。
・血行を改善して、脳神経の働きを良くする、コレステロールや中性脂肪を分解するなどの働きがあります。
・エストロゲン(卵黄ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)といった性ホルモンの合成に不可欠で、神経系統の健康維持と脳の正常機能を促します。
・末梢神経を広げる作用もあり、冷え性や肩こりなどの改善に効果があります。
・喘息患者の喘鳴(呼吸のたびに出るゼイゼイ音)を起こりにくくする効果があります。
・アルコールのもととなるアセトアルデヒドを分解する働きがあり、悪酔いや二日酔いの予防にも役立ちます。
ナイアシンが不足すると肌細胞の生まれ変わりがうまく行われなくなり、肌荒れになることがあります。
ナイアシン不足によって、細胞のエネルギーが不足することで、倦怠感を感じることもあります。
また、不足するとペラグラという症状が起きます。
日光を浴びやすい顔や手足を中心に炎症が起き、下痢などの胃腸障害を発症します。悪化すると、頭痛やうつなどの精神症状を生じます。
ビタミンB1
次のような効能があります。
・皮膚や粘膜の健康維持を助ける働き
・糖質をエネルギーに変えて疲れにくくする働き
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働き(糖質の代謝を促進)があります。
体内で糖質をエネルギーに変えるとき、酵素の働きが必要になります。
この酵素がしっかりと機能するには補酵素が不可欠で、ビタミンB1は補酵素の働きを果たしています。
糖質代謝を促す酵素はアミノ酸だけからなる純タンパク質(アポ酵素)で、この酵素の働きを助ける補酵素がなければ、糖質をエネルギーに変えることはできません。
乳酸を分解して筋肉の疲れをやわらげる働き
ビタミンB1が不足すると、糖質がきちんと代謝できず、体内に乳酸などの疲労物質が蓄積され、疲れやすくなったり、筋肉痛を起こしやすくなったりします。これが肩こりの原因になると言われています。
脳や神経を正常に保つ働き
ビタミンB1は、脳や神経にとっても大切で、中枢神経や手足の末梢神経を正常に働かせる作用があります。
ビタミンB1は脳や神経の働きを助けるので集中力が増し、記憶力が向上します。
また、手足や足先などの感覚が敏感に働くようになります。
ビタミンB1が不足した場合
ビタミンB1が不足すると、イライラなどの症状や集中力の低下、さらに食欲不振、全身の倦怠感、手足のむくみやしびれ、動悸、息切れ、筋肉痛、脚気などがあらわれます。
また、脳には、血管収縮作用によって脳を活性化させるセロトニンという物質がありますが、ビタミンB1が欠乏することで、セロトニン代謝が正常に行われず、脳の機能がうまく作動せず、気力減退や慢性的な眠気を引き起こします。
アルコールを分解するのにもビタミンB1は必要です。
お酒を毎日大量に飲み、慢性的にビタミンB1が不足している人は、中枢神経が侵されるウェルニッケ・コルサコフ症候群という神経疾患にかかることがあります。
手足や顔面の麻痺、言語障害、記憶障害などがあらわれます。
ビタミンB2
次のような効能があります。
皮膚や粘膜の健康維持を助ける
美容のビタミンとも呼ばれ、皮膚や粘膜を保護し、肌・爪・髪の発育や体全体の抵抗力を強め、成長と生殖を助ける働きをします。
ヒアルロン酸の持つ保水力を高める働き
みずみずしい肌をキープするのにも必須のビタミンです。
脂肪の代謝を助ける(脂肪の燃焼を促進)
脂肪を燃やしてエネルギーに変えるときに、補酵素として働きます。
脂肪が多い食べ物を多くとった時には、ビタミンB2も多めに摂ると、脂肪が次々と燃焼されるので、脂肪太りのダイエットには大きな効果があります。
血液サラサラ効果
体内の活性酸素と結びつくことで生まれる有害物質である過酸化脂質の分解に作用して、コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。
ビタミンEは過酸化脂質ができるのを防ぐ働きを持っていますが、ビタミンB2はつくられた有害な過酸化脂質を分解・消去するのに役立ちます。
ビタミンB2が不足した場合
不足すると、口内炎など粘膜のトラブルや皮膚炎があらわれます。
「毛ガニ」のご購入を検討される方は
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