【ヘルスマネージ乳酸菌青汁】人気の理由とは?主役級の健康成分配合
【大正製薬ヘルスマネージ乳酸菌青汁】
青汁を飲むことで美容効果、健康改善、ダイエット効果、便秘解消など様々なメリットがあります。
【ヘルスマネージ乳酸菌青汁】という大麦若葉、乳酸菌や食物繊維(不溶性+水溶性)、キャベツ発酵エキスなどが配合されている青汁の効果についてご紹介していきたいと思います。
他の青汁との大きな違いは、次の5つです。
・おいしくて飲みやすい
・不足しがちな水溶性食物繊維が豊富(不溶性食物繊維も豊富)
・キャベツ発酵エキス配合
・3種の腸活成分(EC-12、植物性乳酸菌、ビフィズス菌)配合
・超微細粉砕法で大麦若葉の栄養素をまるごと摂取可能
おいしさの理由
1杯8.1kcalなのに、おいしい。
その理由は配合成分にあります。
・抹茶を配合
・還元麦芽糖(マルチトール)を配合
還元麦芽糖(マルチトール)
甘味度はショ糖の80%。
生体酵素による分解速度が遅く、一部は小腸で消化吸収されますが、大半は大腸へ達して腸内細菌による発酵をうけ、1g当たり約2kcal(ショ糖の半分)のエネルギーにしかなりません。
摂取後の血糖値の上昇が低いため、糖尿病患者用の甘味料としても使われることが多い成分です。
ダイエット食品や虫歯になりにくいガムなどにも利用されています。
抹茶風味と還元麦芽糖(マルチトール)の甘味が【ヘルスマネージ乳酸菌青汁】の美味しさの秘密です。
しかも、うれしい低カロリー!
【ヘルスマネージ乳酸菌青汁】公式ページで購入
定期コース
・内容量:30袋
・初回980円(税込)・・・通常価格3888円(税込)
・送料無料
・2回目以降・・・毎回10%OFF
・継続回数の制限なし(回数の縛りがありません)
定期購入によくある「○○回購入しなければならない」という回数ルールはありません。
ヘルスマネージ乳酸菌青汁の成分と効果
食物繊維
食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がありますが、穀類に含まれるのは、ほとんどが不溶性食物繊維です。
腸の調子を整えるにはその両方が必要ですが、通常の食事からでは、水溶性食物繊維は一般的に不足しがちな栄養素といわれています。
【ヘルスマネージ乳酸菌青汁】は、両方の食物繊維(不溶性+水溶性)を豊富に含むので、腸の調子を整える効果がとても高いといえます。
水溶性食物繊維
水溶性食物繊維は、水に溶ける食物繊維で水分を含んでゲル状になり、腸管での余分な栄養素や有害物質を排泄する作用があります。
・ブドウ糖の吸収を穏やかにする。
・コレステロールの吸収を抑制する。
・胆汁酸を吸着して体外に排泄する(胆汁酸はコレステロールからつくられるので、コレステロールの排泄につながります)
・ブドウ糖の吸収が穏やかになると、血糖値の急激な上昇が避けられ、糖尿病の予防につながります。
・食塩のナトリウムと結びついて便と一緒に排泄されるため、血圧をさげる効果もあります。
・便の水分量を増やしてやわらかさを保ち、腸を刺激することによって排便をスムーズにします。
・満腹感を得やすくして食べ過ぎを防ぐといった効果もあります。
不溶性食物繊維
不溶性食物繊維のほとんどは、植物の細胞壁を構成している物質です
水に溶けないのですが、水分を吸収してかさを増す性質があります。
腸の内容物(便)のかさが増えると、大腸のぜん動運動が活発になります。
不溶性食物繊維の主要な働きは、便の移動をスムーズにして排便を促すことです。
また、腸内環境を整え、腸内の有害物質を体外に排泄する働きもあります。
ヘルスマネージ乳酸菌青汁には、食物繊維の中でも、ポリデキストロース、難消化性デキストリンといった非常に効果の高い水溶性食物繊維が配合されています。
ポリデキストロース
アメリカファイザー社が開発した水溶性食物繊維で、ヒトの消化酵素で分解されずに大腸に達し、腸内細菌にも利用されにくい性質があります。
便量の増加、消化管通過時間の短縮、便性の改善などが認められています。
ポリデキストロースを配合した機能性飲料「ファイブミニ」(大塚製薬)は、日本における食物繊維ブームの火付け役で、特定保健用食品(トクホ)にもなっています。
難消化性デキストリン
難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)には、食事に含まれる脂肪と糖に働き、食後に上がる中性脂肪と血糖値を抑える機能があります。
脂肪や糖の多い食事を摂りがちな方、食後に上がる中性脂肪や血糖値が気になる方に適した成分です。
また、お腹の調子を整えてくれます。
難消化性デキストリンとは、とうもろこしを原料とした水溶性の食物繊維です。
とうもろこしを原料とする、水に溶けやすく、体内で消化されにくい食物繊維です。
消費者庁や米国食品医薬品局(FDA)に安全であると認められた成分です。
難消化性デキストリンには、食事に含まれる脂肪と糖に働き、食後に上がる中性脂肪と血糖値を抑える機能が報告されています。
「おなかの調子を整える食品」として特定保健用食品(トクホ)の関与成分にもなっている食物繊維です。
キャベツ発酵エキス配合
粉砕したキャベツを丸ごと釜に入れ、2週間程度発酵させ、抽出したものが「キャベツ発酵エキス」です。
発酵には乳酸菌のプランタラム菌が使われます。
キャベツを発酵させることで、本来の栄養素が分解されて吸収されやすくなり、さらに乳酸菌によって種々の酵素や新たな成分が産出されます。
キャベツ発酵エキスには、
・抗酸化作用
・免疫賦活作用
・胃・十二指腸潰瘍予防作用
・腸内環境改善作用
・肝障害予防作用
・抗腫瘍作用
などがあることが報告されています。
キャベツはアメリカ国立癌研究所(NCI)が癌予防の可能性のある植物性食品群「デザイナーフーズ」40種類の中でトップクラスに位置しています。
キャベツなどのアブラナ科の植物に含まれる成分のグルコシノレートは、腸内で加水分解されてイソチオシアネートになります。
イソチオシアネートは、発癌性物質であるニトロソアミンの活性化を抑え、異常化した細胞の増殖を抑える作用があり、疫学的研究などから、現在、最も癌予防効果の期待される食品成分とされています。
そのほか、キャベツ独自の機能性成分としてビタミンU(キャベジン)が含まれています。
ビタミンU
抗胃潰瘍因子としてキャベツから発見されたビタミン様物質です。
ビタミンUは細胞分裂の促進、たんぱく質生成を活発にする働き、傷ついた組織を治す働きなどがあります。
このため、胃粘膜の新陳代謝を活性化させる効果が期待できます。
また、過剰な胃酸の分泌を抑えることから、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を予防、改善します。
粘膜の補強効果は摂取後2~3時間であらわれ、潰瘍の発症を40%抑えるという報告もあります。
また肝臓の機能を高めて脂肪肝を防いだり、活性酸素を抑える抗酸化作用も認められています。
3種の腸活成分(EC-12、植物性乳酸菌、ビフィズス菌)配合
乳酸菌は、1杯に約200億個配合されています。
ヨーグルト約20個分の乳酸菌に相当します。
EC-12乳酸菌
ヒト由来の乳酸菌(EC-12)
乳酸菌EC-12は乳酸菌の中でもとにかくサイズが小さいことで有名です。
その大きさは約500ナノメートルと言われています。
想像できないくらい極小サイズです。
『乳酸菌のサイズは効果に関係あるのかな?』と思うかもしれませんが、実は、小さければ小さいほど腸での吸収や活性が優れています。
植物性乳酸菌(K-1)
K-1はお米から分離して開発された植物性乳酸菌です。
正式菌名はラクトバチルス・カゼイ・カメダ1株。
日本人の食生活をモデル化した腸内栄養成分で増殖し、胃液に耐えて腸まで届くことが実験で確かめられていて、植物性食品を多く摂ってきた日本人の胃腸によくフィットするのが特徴です。
大腸がん予防
K-1菌には、整腸作用のほか、細胞の突然変異を抑える抗変異原性のあることが、研究で明らかになっています。
K-1菌は5種類の発ガン物質・変異原性物質を無毒化する働きに優れています。
特定されたのは①4NQO(胃がん、大腸がんを誘発するガン原性物質)、②Trp-P1(肉や魚のコゲに含まれる変異原性物質)、③Trp-P2(肉や魚のコゲに含まれる変異原性物質)、④2-AA(発ガン物質)、⑤MNNG(胃がん、大腸がんを発生させる発がん物質)で、同菌が腸内でこれらと反応すると無毒化され、大腸がんを予防する可能性が期待されています。
※変異原とは、生物の遺伝情報(DNAあるいは染色体)に変化をひき起こす作用を有する物質または物理的作用(放射線など)のことです。
水道水中に含まれるトリハロメタンの中には、発がん性のものと変異原性のある物質があります。
乳酸菌の効果
善玉菌を増やす効果
乳酸菌を摂取すると、腸にしっかりと定着して善玉菌を増やしてくれます。
善玉菌の数が減っていておなかの調子が良くないという人でも、便通改善や整腸作用などを実感しやすくなります。
腸内フローラの改善
乳酸菌は腸内フローラを良い状態に保ってくれる働きをします。
腸内フローラが整っていないと、便秘や下痢、風邪といった症状が次々と起こります。
乳酸菌を摂取すると悪玉菌が減少して、善玉菌が優位のバランスになるので、「腸内フローラが整っている状態」になります。
その結果として、腸内が刺激されて便が出やすくなります。
美肌作用
腸内で悪玉菌が増えると、悪玉菌が作り出す毒素が腸から肌に運ばれてしまうことで肌荒れが起きやすくなります。
腸内フローラが改善すると肌の調子を整える効果まで期待できます。
美容液など外側からのスキンケアを頑張っていてもなかなか肌がきれいにならないという方は、乳酸菌で体の内側から美肌ケアをするのもとても効果的な方法です。
ビフィズス菌
ビフィズス菌は大腸内の腐敗菌や病原微生物の増殖を抑制して、免疫機能を高める働きがあります。
ビフィズス菌は乳酸菌の仲間で、腸内でビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンK、ナイアシン、葉酸などを生成する働きがあります。
善玉菌の一種である乳酸菌とビフィズス菌はよく同じものとして扱われますが、実は別物です。
小腸など様々な場所に存在する乳酸菌と違い、ビフィズス菌は大腸にのみに生息しています。
お腹の中の善玉菌の99.9%はこのビフィズス菌で、乳酸菌との相性はバツグンです。
乳酸菌は乳酸をつくり出しますが、ビフィズス菌は乳酸に加えて酢酸を作り出します。
乳酸には、腸の動きをよくし、便秘を防ぐ効果があります。
すると、肌荒れがやわらぐほか、免疫機能もアップし、アレルギーにもよい効果をもたらします。
また酢酸は、O-157のような病原性大腸菌に対して増殖を抑える効果があります。
便秘を防いで有害物質がつくられるのを抑制し、下痢を防いだり、腸の働きを活発にして消化・吸収を助ける働きがあるほか、免疫力を高める作用もあります。
美肌効果・免疫力向上・便秘改善
ビフィズス菌などの善玉菌が増えると、お通じがよくなり、栄養の吸収が高まります。
その結果、血液の質が向上し、肌や皮膚がきれいになります。
さらに、免疫力が向上するため、病気にかかりにくくなります。
大腸には「善玉菌」と呼ばれる乳酸菌やビフィズス菌、そしてその一方で「悪玉菌」が存在し、悪玉菌が増えると腸の老化が進んでしまいます。
乳酸菌やビフィズス菌が作り出す乳酸や酢酸は腸内を酸性にし、酸性環境の苦手な悪玉菌を減らしてくれます。
さらに腸のはたらきを活性化し、消化吸収やぜん動運動もうながしてくれるため、便秘の改善にもなります。
免疫力を高める働きから、花粉症などのアレルギーに対する効果やインフルエンザなどの感染症予防としても注目されています。
超微細粉砕法で大麦若葉の栄養素をまるごと摂取可能
九州産大麦若葉を「超微粉砕製法」で粉末状にしていて、水やお湯にサラッと溶けます。
大麦若葉
大麦若葉は食物繊維をはじめ、ポリフェノールやビタミン・ミネラルなどを含む、栄養バランスに優れた青葉です。
豊富に含まれる食物繊維により腸内環境を良くすることで便秘解消や肌荒れ予防へと導きます。
カルシウム・マグネシウムなどが骨の強化に、鉄分・銅・クロロフィル・葉酸が貧血改善に、ビタミンが糖質や脂質の代謝促進や皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。
ほかにも、アミノ酸も含まれています。
大麦若葉の優れた効果
身体を活性化させる「SOD酵素」が豊富に含まれていることで、近年大注目されていて、多くの青汁製品で使われている野菜です。
大麦若葉は、野菜不足に陥りがちな現代人の食生活を全面的にバックアップしてくれます。
大麦若葉は次の成分を含んでいます。
・SOD酵素
・カルシウム
・マグネシウム
・鉄分
・銅
・クロロフィル(葉緑素)
・葉酸
・亜鉛
・カリウム
・β-カロテン
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンC
・食物繊維
・トリプトファン
・アラニン
含まれている成分の効能についてご紹介していきます。
SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)酵素
細胞内発生した活性酸素を分解する抗酸化酵素の1つです。
細胞膜の酸化を防ぐ作用があります。
抗酸化作用は活性酸素を除去することから、アンチエイジング、免疫力の向上などの効果が期待できます。
抗酸化酵素とは
抗酸化酵素にはスーパーオキシドディスムターゼ(SOD)、カタラーゼ(Cat)、グルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)の3種類があり、これらが過剰な活性酸素から細胞を守ってくれています。
しかし、抗酸化酵素は年齢とともにだんだん減っていき、活性酸素を除去する力は減っていってしまい、過剰に増えた活性酸素が様々な体の老化の原因となっていきます。
老化を抑えるためには、体の中の抗酸化酵素を維持し、活性酸素をしっかり取り除くことが重要です。
そこで、不足したSOD酵素などを外部から補うことが、アンチエイジングには非常に効果的となっています。
カルシウム
美肌効果
カルシウムはNMF(天然保湿因子)の構成成分です。
また、カルシウムで新陳代謝が促進されます。
新しい皮膚細胞が成熟し、表皮の角質に成長するときにカルシウムが必要とされます。
カルシウムが充実していると、新しいお肌への生まれ変わりが活発になり、若々しく滑らかな表皮を保つことが出来ます。
骨や歯の材料
カルシウムは骨や歯の材料となります。
体内にあるカルシウムのうち99%は骨や歯にある「貯蔵カルシウム」で、1%は血液や筋肉、神経系に含まれる「機能カルシウム」です。
貯蔵カルシウムと機能カルシウムは相互関係があります。
機能カルシウムは血液中に溶け込んで血液凝固や精神安定の働きをしたり、筋肉の働きをサポートします。
機能カルシウムが不足すると、骨にある貯蔵カルシウムが放出されて、血中カルシウム濃度が一定に保たれます。
カルシウムの不足が続くと、骨にあるカルシウムが減少し、骨密度が低下し、骨折や骨軟化症、骨粗しょう症を起こしやすくなります。
成長期であれば、歯の質が悪くなったり、あごの発達が遅れます。
また、閉経前後の女性は骨代謝をうながすエストロゲンが減少するため、骨が弱くなります。
血中のカルシウム調節がうまくいかず、胃から多く溶け出してしまうようになり、骨に含まれるカルシウム量が減ってしまいます。
機能カルシウムが不足した場合
体内のカルシウムの1%は機能性カルシウムとして、血液中や筋肉、脳にあって、神経のいらだちを抑え、筋肉を収縮させて心臓の活動を規則正しく保つ働きをしています。
この1%のカルシウムが足りなくなると、体は不足分を骨から取り出し、血液中のカルシウムを一定に保つ仕組みをしています。
このため、不足が長引くと、骨のカルシウムが減少しスカスカになってしまいます。
血液中のカルシウムも補えないため、血行が悪化し、肩こりやいらいら、さらには動脈硬化や高血圧の原因にもなります。
骨の老化の原因
骨の老化は若くても引き起こります。
過度のダイエット
ダイエットの頻度が多いほど骨密度は減少するというデータがあります。
運動不足
運動不足が続くと破骨細胞が活性化し、骨密度が低下していきます。
過度の運動トレーニング
激しすぎる運動は乳酸等の有機酸を増加させ、骨からカルシウムが流出してしまいます。
栄養バランスの悪い食事
塩分の摂りすぎはカルシウムの排出を増加させてしまいます。
その他の作用
カルシウム不足はイライラの原因になったり、肩こりや腰痛を起こしやすくなります。
また、血行と血液の状態にも影響を及ぼし、高血圧や動脈硬化の原因にもなります。
この他にも、カルシウムは神経伝達物質をコントロールしたり、筋肉を収縮させたり、血液の凝固を促したり、ホルモンや唾液、胃液などの分泌に関わっています。
マグネシウム
カルシウムと一緒に摂りたいマグネシウム
カルシウムを摂るときはマグネシウムの摂取も重要
カルシウムと深い関係にあるのがマグネシウムです。
カルシウムは筋肉細胞に出入りして、筋肉を収縮させたり弛緩させたりしています。
このとき、マグネシウムが不足すると、カルシウムが筋肉細胞に入り過ぎて、けいれんや震えを起こしてしまいます。
また、イライラして怒りっぽくなると言われています。
カルシウムは過剰に摂り過ぎても、腎臓でろ過されるためて尿とともに排出されるので、それほど心配はありません。
でも、『カルシウムを摂れば摂るほど、マグネシウムも消費される』ので、バランスを考えて摂る必要があります。
摂取量の目安(カルシウムとマグネシウム)
理想的な、カルシウムとマグネシウムのバランスは2対1くらい!
カルシウムをしっかり摂っていても、マグネシウムが足りないと骨のカルシウムが溶け出してしまうことがわかっています。
カルシウムを多く摂ってもマグネシウムが少ないと、マグネシウムがますます不足するだけでなく、『せっかく摂ったカルシウムも無駄になってしまいます。』
また、カルシウムの摂取量が多くなると、体外へ排泄されるマグネシウムの量も増すので、両者のバランスが大事です。
カルシウム2に対して、マグネシウム1くらいが理想的な摂取バランスと言われています。
マグネシウムはカルシウムの働きを助ける役割がありますが、カルシウムだけ多く摂取するとマグネシウムの働きが悪くなり、結果的にカルシウムの働きにも影響があります。
マグネシウムは美容と健康に効果的!骨・筋肉の働きに重要!代謝を促進・敏感肌・血圧にも関係が!
マグネシウムは、健康や美容、ダイエットにとても深い関わりのあるミネラルです。
マグネシウムは様々な健康・美容・ダイエットに関係しています。
・骨の重要な成分(カルシウムを骨に定着)
・筋肉の働きを正常化する働き
・糖質・脂質・たんぱく質の代謝を促進(ダイエット効果)
・核酸の合成に関与(美容効果)
・敏感肌の方に(美容効果)
・新陳代謝をうまく行うための酵素のサポート役(美容効果)
・体温や血圧の調整
・月経前症候群(PMS)に伴うイライラなどの情緒不安定に関与
マグネシウムは不足しがちな栄養素
マグネシウムはカルシウム以上に不足しがちな栄養素です。
加工食品に含まれるリン、利尿剤や大量のアルコールは、さらなるマグネシウム不足を招く原因となります。
マグネシウムの1日の食事摂取基準(推奨量)は次の通りです。
日本人の食事摂取基準(2020年版)
・男性(8~9歳):170mg
・女性(8~9歳):160mg
・男性(10~11歳):210mg
・女性(10~11歳):220mg
・男性(12~14歳):290mg
・女性(12~14歳):290mg
・男性(15~17歳):360mg
・女性(15~17歳):310mg
・男性(18~29歳):340mg
・女性(18~29歳):270mg
・男性(30~49歳):370mg
・女性(30~49歳):290mg
・男性(50~64歳):370mg
・女性(50~64歳):290mg
・男性(65~74歳):350mg
・女性(65~74歳):280mg
・男性(75歳以上):320mg
・女性(75歳以上):260mg
妊婦の方は+40mgとなっています。
通常の食品以外からの摂取量の耐容上限量は、成人の場合350mg/日,小児では5mg/kg 体重 /日となっています。
それ以外の通常の食品からの摂取の場合,耐容上限量は設定されていません。
食品中のマグネシウムの含有量
・干しひじき(10g):62mg
・刻み昆布(10g):72mg
・カツオ:(100g):42mg
・イワシ(40g):40mg
・アーモンド:(10粒14g):43mg
・栗(5個100g):40mg
・ゴマ(10g):37mg
・くるみ(5粒20g):30mg
・大豆(50g):110mg
・あずき(50g):60mg
・豆乳(1杯210g):53mg
・納豆(1パック50g):50mg
・きな粉(20g):48mg
・木綿豆腐(1/2丁150g):46.5mg
マグネシウム不足
カルシウムは足りないとホルモンの作用によって骨から取り出すことができますが、マグネシウムはそういう働きが弱い性質があります。
そのため、マグネシウムはきちんと摂っていないとすぐに欠乏してしまいます。
カルシウムもマグネシウムも欠乏の自覚が出にくく、検査で不足がわかるのは相当ひどい状態になってからです。
そのため、常日ごろから不足に注意することが大切です。
ここ数十年で日本人のカルシウム摂取量はかなり伸びましたが、マグネシウム摂取量はあまり増加していないといわれています。
マグネシウムは食品の精製の過程で失われやすい性質があります。
玄米には豊富に含まれていますが、白米にすると激減してしまいます。
そのうえ、マグネシウムは調理によってもかなりの量が失われてしまいます。
食品をゆでただけで、煮汁に20~30%ものマグネシウムが溶け出してしまいます。
さらにマグネシウムの腸管からの吸収率は 40〜60% 程度と推定されています。
ですので、マグネシウムを毎日の食事でとるとなると手軽ではありません。
マグネシウムの健康効果と美容効果
気になるのがマグネシウムの効果ですよね!
効果が気になって試せない・・というのは当然です。
ご存知かもしれませんが。
ご紹介しますね。
骨の重要な成分
カルシウムを骨に定着させるのがマグネシウムです。
マグネシウムが足りないとカルシウムは無駄になってしまいます。
骨の正常な代謝を維持します。
カルシウムとともに骨や歯の発育や強化をうながす重要な役割を担うミネラルです。
マグネシウムは、汗で流れ出てしまったり、年齢を重ねると体にため込むことができる量が減ってしまうと言われています。
筋肉をリラックスさせたり、エネルギーの変換に関わっていると言われています。
代謝の促進・核酸の合成・新陳代謝・血液循環の維持
マグネシウムの大切な働きは、ビタミンB群とともに、糖質、脂質、たんぱく質の代謝を助けることです。
これらの代謝には、酵素が必要ですが、マグネシウムは、体内にある300種類以上の酵素の働きやエネルギーの産生を助けています。
また、マグネシウムは核酸の合成(※)に関わるといった重要な働きや新陳代謝をうまく行うための酵素のサポート役としても活躍しています。
また、血液循環を維持するために働くほか、神経の興奮を抑える、体温や血圧を調整する、筋肉の収縮などの非常に重要な働きにも関わっています。
マグネシウムが不足すると筋肉のけいれんを引き起こす場合があります。
海外の研究では、マグネシウム不足が月経前症候群(PMS)に伴う、イライラなどの情緒不安定に関係しているのではないかと言われています。
※核酸とは?
核酸は、すべての細胞内にあって、遺伝をつかさどっている有機化合物です。
核酸には、「新陳代謝の促進」「抗酸化作用」「免疫力を高める」という3つの大きな働きがあり、美肌やアンチエイジングに大きく関係しています。
体には、約60兆といわれる細胞が集まっていて、体内の細胞はつねに新しいものにつくりかえられています。
この新陳代謝が円滑に行われるためには、十分な核酸が必要です。
核酸は、多く生成されるほど、新陳代謝がスムーズになり、シミやシワを防ぎ、ツヤツヤの髪を保つほか、内臓の機能低下をくい止めてくれます。
核酸は、肝臓で生成されますが、20歳を過ぎると肝臓での生成機能が低下し、40歳を過ぎると急激に減少するため、細胞の新陳代謝を停滞させ、老化の促進の原因になります。
失われた核酸を補うことで、新陳代謝が活発になり老化予防となり、潤いのある美しい肌を保つことができます。
美肌効果
マグネシウムはNMF(天然保湿因子)の構成成分です。
また、敏感肌な人ほど、体内のマグネシウムが不足している場合があります。
それは、マグネシウムが少ないと細胞がうまく分裂できず、皮膚のバリア機能も構築しにくくなるためです。
マグネシウムは細胞が分裂したり、また細胞が分化して角質層になるためにも必要なミネラルです。
また、敏感肌や乾燥肌の人は、皮膚がかゆくなって掻いてしまうことが多いです。
そして、掻けば掻くほどかゆみはひどくなります。
これは、ヒスタミンというかゆみを引き起こす神経伝達物質の放出が止まらなくなるからです。
このヒスタミンの放出を抑えるのにも、マグネシウムは関与しています。
鉄分
コラーゲンの再合成
鉄はたんぱく質の一種であるコラーゲンの合成にかかわっています。
肌や髪、爪の質の低下はたんぱく質だけでなく、鉄不足が原因の場合が多いといわれています。
コラーゲンは体内に入るときに分解されてしまうのですが、それを再合成するときに鉄が必要です。
また、ニキビや湿疹ができやすいのも、鉄欠乏が原因している場合があります。
赤血球の成分となって全身に酸素を運ぶ
鉄分の働きは血液に乗って全身に酸素を運ぶことです。
鉄は赤血球の血色素「ヘモグロビン」や、筋肉の「ミオグロビン」などの構成性成分となり、体内で酸素を運搬する役割を担っています。
体力の回復を早めたい方、特に鉄分が気になる女性の方に必要な栄養素です。
鉄は赤血球を作るのに必要な栄養素です。
体内の鉄分が不足すると全身への酸素供給が不足し、体がだるい、疲れやすいと感じやすくなります。
活性酸素を除去して老化を抑制する効果、体内の免疫機能の維持などの効果もあります。
銅
貧血予防
・銅は、鉄分から赤血球中のヘモグロビンという色素がつくられるときに働きます。
・銅は、腸からの鉄分の吸収をよくします。
鉄は、腸からの吸収が悪い成分なので、銅の存在は重要です。
・銅が不足すると、鉄がヘモグロビンにスムーズに合成されなくなり、鉄欠乏性貧血を起こします。
・ヘモグロビンは主な材料である鉄が十分であっても、銅がなければ正常に作られません。
銅がなければ、せっかく摂った鉄分も体内で使われることはありません。
貧血ぎみで鉄分を多く摂っている人には、必須のミネラルです。
貯蔵鉄のフェリチンが血清鉄として利用されるには、銅が必要となるため、銅が不足すると鉄欠乏性貧血になりやすくなります。
その他の効果
銅は多くの酵素の成分となって、骨や血管壁を強化するコラーゲンやエラスチンの生成に働き、動脈硬化や骨粗しょう症を防ぎます。
このほか、活性酸素を防ぐスーパーオキシドジスムターゼ(Cu-SOD)の成分として重要であり、活性酸素を除去することで過酸化脂質の増加を防止しています。
銅は、SODの活性促進を通じ、アンチエイジングに重要な成分です。
また、銅が不足することで、毛髪異常、白血球の減少、骨の異常、子どもの発育障害を起こすこともあります。
クロロフィル(葉緑素)
クロロフィルは、血液中で鉄と結合して赤血球やヘモグロビンに変わり、貧血の予防や改善効果があります。
また、クロロフィルは、体内に入ると、血管に中性脂肪がたまるのを防ぎ、血液の流れを改善する効果があります。
さらに、デトックス作用もあります。
老廃物は毒素なので、溜め込むと体に悪影響(むくみや肌荒れなど)を引き起こします。
その他にも、コレステロール値を下げ、血栓を防ぐ、血圧を低下させる、細胞の強化、解毒、整腸作用、炎症鎮静などの多くの効果があります。
葉酸
葉酸の働き
≪悪性貧血予防≫
葉酸は丈夫な血管やきれいな血液づくりを支えます。
葉酸はビタミンB12とともに、補酵素として、赤血球をつくりだす働きがあります。
赤血球は4ヶ月で死滅しますが、新しい赤血球をつくるのに葉酸が足りないと、正常な赤血球ができず、悪性貧血になります。
悪性貧血とは鉄分不足の貧血と違い、立ちくらみやめまいなどの症状のほかに、胃腸障害や頭痛、倦怠感などを引き起こし、症状が進行すると、神経障害や知覚障害などを引き起こすことがあります。
≪美容効果≫
葉酸はアンチエイジングをサポートします。
代謝に関与していて、たんぱく質の生合成を促進します。
たんぱく質は全ての体内組織の原料となるので、新しくて良質のたんぱく質が増えればみずみずしい肌を保てます。
くすみやしわを抑え、美肌をもたらしてくれます。
≪血流改善≫
葉酸は、体内で活性酸素を生み出す物質であるホモシステインと結びつき、活性酸素の増加をストップし、血液の流れをスムーズにします。
血液の流れがスムーズになると「むくみ」や「冷え性」なども改善されます。
葉酸は赤血球をつくりだす働きがあり貧血予防に効果があるため、PMS (月経前症候群)にも効果的です。
亜鉛
亜鉛は、多くの酵素の構成成分(補助成分)になり、生体内での200種類以上の酵素反応に関与し、たんぱく質や糖、アルコールの代謝、免疫システム、ホルモン分泌などが正常に機能するのを助けています。
DNAやRNAの合成にも必要とされ、不足するとDNA複製が抑制され、細胞分裂も阻害されることになります。
そのことにより、細胞分裂が活発な皮膚や粘膜の健康維持にも関わっています。
亜鉛は成人体内に約2~4g含まれ、そのうち50%は血液に、約30%は前立腺や脳など各組織に、約20%は皮膚に存在しています。
必要度は非常に高いのに、体内にとどめておくことができないため、毎日食事などから摂取する必要があります。
また、亜鉛の吸収率は約30%とあまり高くはなく、十二指腸と回腸から吸収されます。
美肌に重要な栄養素
亜鉛は、細胞分裂するときに必要なミネラルです。
細胞が分裂する際に亜鉛が不足してしまうとDNAの読み取りがうまくいかず、新しい細胞が正常に生み出されません。
つまり亜鉛は細胞の新陳代謝が活発に行われているところでたくさん必要とされます。
例えば皮膚も新陳代謝が活発な部位です。
必然的にそこではたくさんの亜鉛が使われます。
皮膚の美しさに大きく関与するコラーゲンというタンパク質の生成に、ビタミンCが重要な働きをしていますが、亜鉛はビタミンCとともにコラーゲンの生成に関わり、皮膚や骨を健康に保つために重要な栄養素です。
そのため亜鉛が不足すると、コラーゲンの生成がうまくいかずに肌荒れや老化が進んだり、シミ、シワ、ソバカスが増えたりします。
ひどい火傷をしたときなどは、傷の治癒を助けるために亜鉛入りの治療剤を処方することもあります。
また亜鉛は髪の毛とも深い関わりをもっています。
日本人の髪の毛は黒いのでわかりやすいですが、亜鉛不足になると、その時期だけ毛が細く色も薄くなります。
脱毛してしまう場合もあります。
皮膚の亜鉛含有量
表皮と真皮に含まれる亜鉛の含有量の割合は、表皮5.6に対して真皮が1の割合で含まれています。
皮膚は表皮と真皮に分けられますが、亜鉛が多く含まれるのは表皮です。
表皮は角質を産生するケラチノサイト、メラニンを産生するメラノサイトが含まれ、真皮よりも生まれ変わりが早く、新陳代謝も盛んに行われています。
※コラーゲンとビタミンC
コラーゲンを摂ると、体内で消化・分解され、アミノ酸の形で吸収されます。
このアミノ酸を材料に、身体の中でコラーゲンが作られますが、はじめに未熟なコラーゲンが作られ、やがて成熟したコラーゲンになっていきます。
ビタミンCは、未熟なコラーゲンから成熟したコラーゲンになっていくときに、その合成を助ける働きがあります。
そのため、コラーゲンとビタミンCを一緒に摂ると、高い効果が得られます。
抗酸化作用
抗酸化酵素スーパーオキシドジスムターゼ(Zn-SOD)の成分としても重要です。
スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)は活性酸素を還元する酵素で、亜鉛や銅が構成成分となっています。
活性酸素はがんや動脈硬化などの多くの疾病に関係があるといわれ、また老化にも深く関わっています。
活性酸素を除去することで、健康や美容を維持することができます。
日焼けやストレスが多い人は体内で活性酸素が発生しやすいので、亜鉛などの抗酸化成分を摂った方がよいといわれています。
また、活性酸素を除去することで過酸化脂質の増加を防止します。
過酸化脂質が増えると、体の機能が低下し、老化現象や白内障などの病気を引き起こす原因となります。
味覚を正常に保つ働き
亜鉛は味覚を正常に保つという重要な働きがあります。
口内には、舌を中心に「味蕾」という味を感じる細胞の集合体が存在しています。
味蕾は、新陳代謝が活発で、10~12日のサイクルで次々と新しくつくられます。
その形成にも亜鉛は不可欠です。
亜鉛不足が続くと味蕾が正常に維持されず、味覚異常が起こります。
亜鉛不足による味覚障害は、初期の段階なら亜鉛を摂取することで正常に戻すことができます。
しかし欠乏が長期化すると味細胞の再生は難しくなります。
亜鉛欠乏が長く続くと、ついには味細胞が壊れてしまうことが確認されています。
卵子の成長にも不可欠
女性の卵子にとって亜鉛は欠かせないものです。
受精した卵子はどんどん細胞分裂を繰り返していきます。
亜鉛は細胞分裂の際に必要なミネラルなので、受精卵の成長にしたがい多量に消費されます。
妊婦さんの血中亜鉛を測ってみると、胎児の成長に伴い体内の亜鉛が激減するのがわかります。
妊娠すると味覚が変わるというのはよく聞く話です。
中には本当に亜鉛不足による味覚障害になっている人もいます。
亜鉛不足のお母さんは早産しやすいということがスウェーデンの大規模な研究でも明らかになっていますし、赤ちゃんの体重が少なかったり、奇形が生じやすいなどといった報告もあります。
亜鉛は母体にも胎児にも、そして乳児の成長にも大きく影響するミネラルなので、妊婦さんや授乳中のお母さんは不足しないようにしっかり摂取することが大切です。
糖尿病に対する作用
血糖調節ホルモンであるインスリンの分泌を盛んにして血糖値を下げる働きがあります。
亜鉛は、血糖値降下作用のあるホルモンのインスリンの合成(結晶化)に必要なため、亜鉛欠乏により耐糖能が低下するとされています。
耐糖能
血糖値が、常に一定範囲内に収まるように調節する能力のことです。
免疫力を高める働き
免疫機能の主役であるT細胞やナチュラルキラー細胞(NK細胞)の働きをよくするといわれています。
亜鉛を豊富に摂取していると、風邪をひきにくくなるといわれています。
生体膜の安定化
生体の単位である細胞を包む細胞膜には脂質が多く、活性酸素によってダメージを受けやすい特徴があります。
亜鉛はその抗酸化作用により細胞膜の酸化を抑え、安定に保つ働きがあります。
細胞分裂の際のDNAの複製に関与
亜鉛不足でDNAがきれいに分かれないと正常な細胞が生み出されずに、細胞の老化が始まったり、がんになったりします。
傷口の治りを早める
傷口がふさがるということは新しい細胞が生まれているということなので、どんどん亜鉛が使われます。
貧血予防
成人では、亜鉛不足で貧血の原因にもなります。
唾液の分泌
唾液を分泌する細胞にも亜鉛が不可欠です。
子供の成長
亜鉛は成長ホルモンの機能維持や、骨の成長に不可欠です。
骨粗しょう症の予防もカルシウムだけではなく、亜鉛があってはじめてカルシウムは骨になります。
妊娠の持続
妊娠初期に亜鉛を不足させると、奇形児の生まれる率が高くなります。
その結果、早産も増えます。
亜鉛は細胞分裂に関わっていて、胎児が成長するために母親の体内の亜鉛が大量に使われます。
そのため妊婦は、妊娠週数が多くなるほど血清の亜鉛値は減少します。
母体の亜鉛不足は、赤ちゃんの成育にも影響を与えます。
アルコール分解
アルコールを分解するアルコール脱水酵素は亜鉛がないと、アルコールを分解できないので、悪酔いをします。
血中コレステロールの調整
亜鉛が足りなくなるとLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の酸化が進み、それが動脈壁に沈着して血管が狭まり、高血圧や動脈硬化を引き起こします。
亜鉛は抗酸化作用により、LDLコレステロールの酸化を抑える働きがあります。
視力の維持
少し暗くなるとものが見えにくくなる夜盲症はビタミンAの不足が関与しているといわれていますが、亜鉛も関与しています。
ビタミンAの代謝に亜鉛は不可欠です。
記憶力
脳内で記憶をつかさどる海馬には亜鉛が多く存在し、記憶力にも必要だといわれています。
亜鉛が不足すると、脳の機能が低下し、記憶力が悪くなることもあります。
カリウム
次のような働きがあります。
細胞機能の維持
細胞が活動するためには、その内外に水分が必要です。
細胞内の水分(細胞内液)にはカリウムが、細胞外の水分(細胞外液)にはナトリウムがそれぞれ多く含まれています。
これらの濃度やバランスは、細胞の水分の量や浸透圧に影響を及ぼすので、細胞の膜にはカリウムとナトリウムをくみ出すポンプ機能がついていて、つねに適正な濃度を保つように調節されています。
すなわち、カリウムとナトリウムのどちらが欠けてもそのバランスがくずれ、生命活動の基本単位である細胞は機能しなくなります。
カリウムはナトリウムとともに生命活動そのものを維持しているともいえます。
両者のバランスが一定に保たれることによって、細胞内外の水分調節や物質交換が行われています。
余分なナトリウムの排泄(むくみ解消・高血圧予防)
カリウムは、体内のナトリウムが過剰になると、その排泄を促します。
カリウムは、細胞内のナトリウム量を調整し、余分なナトリウムと水分を細胞の外に排出します。
また、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを防ぎ、尿への排泄を促します。
そのため、カリウムを摂取することは、体内のナトリウム(塩分)の減少と、それによる血圧の正常化(高血圧の予防)、手足のむくみ解消に効果があります。
ナトリウムが過剰となり、カリウムが不足すると、血圧が上がりやすいうえ、心臓の筋肉や血管の働きが衰え、心臓病や脳血管障害の危険性が増します。
これを防ぐには、塩分の過剰摂取を控え、カリウムを十分摂ることが大切です。
むくみケア
むくみとは細胞内に余分な水分がたまってしまった状態のことです。
栄養素や酸素と一緒に細胞に運ばれた水分が、静脈やリンパ液の中にスムーズに回収されなくなるために起こります。
体内の水分調節をスムーズにしてむくみを防ぐうえで大切なのは、ナトリウムとカリウムのバランスです。
細胞内の水分は、ナトリウムがポンプ役となり、水を吸いあげて調節しています。
しかし、このポンプが正常に機能しないと細胞が水ぶくれ状態となり、むくみが起こります。
カリウムには、余分な水分を排出させることでナトリウムポンプを正常に機能させる働きがあります。
足のむくみは、その日のうちに解消することが重要です。
むくみを放置しておくと、周囲の毛細血管が圧迫され、むくみがさらに進行します。
それによって、ますます血行が悪くなります。
また、皮下脂肪の脂肪球という細胞が必要以上に水分を吸収して大きくなることもあります。
むくみを解消するには、カリウムの摂取、運動や入浴、マッサージで血液やリンパ液の循環を良くして、水分の排出をスムーズにしてあげるケアが大切です。
筋肉の収縮・弛緩
筋肉の収縮・弛緩の働きを正常に保つために働いています。
カリウムは細胞内の酵素反応を調節する働き役割があり、筋肉でのエネルギーづくりにも関与しています。
カリウムは筋肉細胞に60%近く含まれます。
神経の伝達
神経伝達を正常に保つために働いています。
美肌
カリウムはNMF(天然保湿因子)の構成成分です。
カリウムが不足した場合
カリウムが不足すると、高血圧、手足のむくみ、糖尿病、神経障害、精神障害、ストレス、食欲不振、筋力低下などの症状があらわれます。
カリウムの摂取量が不足していると、余分なナトリウムの排泄が滞るため、高血圧や手足のむくみを引き起こしやすくなります。
また、筋肉の働きが低下したり、けいれんを起こしたりします。
夏場に大量の汗をかくと、カリウムが汗とともに排出されて、低カリウム血症が起こり、疲れやすくなったり、無気力になったりすることがあります。
これは夏バテの原因にもつながります。
β-カロテン
β-カロテンは目に必要な成分です。
目の健康だけでなく、皮膚や粘膜を正常に保つ働きもあり、β-カロテンが不足すると皮膚や爪がボロボロになってしまいます。
β-カロテンは、体内でビタミンAに変換しビタミンA活性を示すため、プロビタミンA(ビタミンA前駆体)といわれています。
β-カロテンは体内でビタミンAとして働き、皮膚や粘膜を丈夫にして免疫力を高めます。
β-カロテンは生体内で必要量だけがビタミンAに変換されます。
また、β-カロテンはプロビタミンAとして働くだけでなく、それ自体に免疫賦活作用や抗酸化作用があり、がんや心臓病の予防、また悪玉(LDL)コレステロールの酸化を防ぐ作用があるといわれています。
体内で発生する活性酸素を抑制し、その害からからだを守り、若々しいお肌や体作りをサポートしてくれます。
ビタミンAが不足すると、夜盲症(暗いところで物が見えづらくなること)になると言われています。
これは、網膜にあるロドプシンという明暗を感じる物質(視覚色素)が、ビタミンA(β-カロテン)から作られるためです。
また、ビタミンAが不足すると、網膜や角膜の細胞がつくられるスピードが遅くなり、しだいに老化していきます。
また、角膜の透明度が低くなったり、表面が乾いて炎症を起こしやすくなります。
トリプトファン
精神を安定させ、不眠症を解消
トリプトファンが血液から脳に運ばれると、ビタミンB6、ナイアシン、マグネシウムとともにセロトニンを生成します。
セロトニンは、精神安定、鎮静、催眠効果のある神経伝達物質です。
セロトニンは脳の松果体によって、メラトニンに変換されます。
メラトニンは睡眠サイクルを正常にします。
これら精神の鎮静作用や睡眠改善効果から、生活のリズムが不規則になりがちな現代人に欠かせないアミノ酸として注目されています。
また、トリプトファンは、ドーパミンやノルアドレナリンといった神経伝達物質の生成過程に、アミノ酸の一種であるチロシンと一緒に関与しています。
不眠症やうつ病の治療にも期待されています。
また、体内で発生した活性酸素を除去する作用があるとされ、老化防止への効果が期待されています。
禁煙補助に効果があるという報告もあります。
その他にもコレステロールや血圧を調整する、更年期障害の症状を緩和するなどの効果があります。
アルツハイマー型認知症やパーキンソン病などの症状改善にも期待されています。
アラニン
美肌効果
NMF(天然保湿因子)を構成するアミノ酸です。
体内で合成できるとはいえ、加齢とともにその合成能力が低下するため、美肌になるためには、積極的に摂った方がよいアミノ酸です。
持久力向上効果
アラニンは肝臓などで糖に変換されエネルギーとして利用されます。
長時間の運動において、たんぱく質の分解によって筋肉から生じたアラニンは血液中へ移行し、肝臓に入って糖に変換されます。
そして、変換された糖はエネルギー源として筋肉に戻って利用されます。
これは、「グルコース・アラニンサイクル」といわれる現象です。
ダイエット効果
燃焼系アミノ酸と呼ばれるリジン、アラニン、プロリン、アルギニンの4つは、体内に入ると脂肪を分解するリパーゼという酵素を活性化する働きがあります。
この酵素が活発に働くと体脂肪は遊離脂肪酸となって血中に取り込まれ、エネルギーとなって燃焼します。
アルコール分解
アラニンはアルコールの代謝をサポートします。
肝臓でアルコールが分解されるとき、NADという補酵素が使われて、NADHという補酵素になることで代謝が進みますが、お酒をたくさん飲むと体内のNADが不足してアルコールの分解スピードが低下します。
NADHを消費してNADに戻す働きのあるアラニンを摂取すると、NAD量が増加して、アルコール分解をスムーズに進めることができます。
定期コース
・内容量:30袋
・初回980円(税込)・・・通常価格3888円(税込)
・送料無料
・2回目以降・・・毎回10%OFF
・継続回数の制限なし(回数の縛りがありません)
定期購入によくある「○○回購入しなければならない」という回数ルールはありません。
読んでいただきありがとうございました。
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