リフトマキシマイザー(LIFT MAXIMIZER) ヒト幹細胞コスメ(リフティングバーム)
美活女性のマストアイテム【リフトマキシマイザー】
花粉、黄砂、乾燥、環境の変化によって肌はゆらぎがちに。
そして気温の上昇とともに強まる紫外線。
これらのトラブルをものともせず、いつでも絶好調でいられる美肌のために手にしておきたい美活女性のためのアイテムがあります。
美活女性のマストアイテムとして人気急上昇中なのが、ヒト幹細胞コスメです。
その中でも、おすすめなのが、【リフトマキシマイザー(LIFT MAXIMIZER)】というリフティングバームです。
リフティングバームは、フェイスラインのたるみやほうれい線をケアするためのアイテムです。
目元・頬・口元・額・首など年齢サインが気になる部分に活用できます。
その他にも、デコルテや手の甲などにも使用できます。
リフトマキシマイザーは、美容雑誌・SNS・WEB・TVで話題となっている美活アイテムです。
ヒトの幹細胞培養液を配合したヒト幹細胞コスメは、「失ったものを補うスキンケア」、つまり対処療法的だった従来のスキンケアから、「細胞そのものを活性化させるスキンケア」つまり根本治療へと進化したものです。
今までのスキンケアは、乾燥で失われた水分を補うために化粧水をつけたり、肌がこれ以上乾燥しないように防御するために乳液やクリームを塗ったりするものがほとんどでした。
さらに肌老化の原因になっている、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなどのタンパク質の不足を補うために、肌からの浸透性に優れた低分子のコラーゲンなどが開発されてきました。
どんなに努力しても、これまでのスキンケアは、失ったものを補う対処療法でしかなかったのです。
しかし、ヒト幹細胞コスメの登場で、肌に塗るだけで肌から浸透していった成分が、肌の表皮や真皮にいる幹細胞に働きかけて、幹細胞に「美肌成分をつくり出そう」とサインを送り、細胞を活性化することで、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの産生を高めて、細胞の老化を遅らせて、肌老化を修復し、肌の組織から若々しい状態に再生します。
細胞の老化による幹細胞の働きの低下を根本から解決するために、幹細胞に働きかけて活性化し、若々しい肌に再生し、さらに酸化や糖化などの肌老化の原因にも負けない強い防御力を持つ細胞になれるのです。
細胞レベルでのアンチエイジング
今までの肌老化に対するアイテムは、そのほとんどが「肌の表面に不足している成分を補うもの」でした。
水分、油分などのバランスを整え、加齢とともに減少する皮脂の分泌や新陳代謝の遅れを外側から塗って補うというコンセプトがほとんどです。
最近では、肌の真皮にあるハリや弾力のもとになるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの美肌のもととなるタンパク質を補うというコンセプトのものも多くあります。
しかしこれらは、「健康な肌を生み出す細胞が十分にある」という前提がなければ十分な効果は期待できない場合があります。
どんなに美容成分を肌に与えても、それに反応して活用する幹細胞がなければ、効果が期待できない場合があります。
そこで、必要になるのが「幹細胞レベルのアプローチ」、つまり幹細胞を増やす、補うという働きを持つ美容のアプローチが、肌の根本的な若返りには必要不可欠です。
もちろん、水分、油分、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどは、とても重要な成分です。
しかし、その前に、その美容成分を活用することのできる幹細胞が、肌に存在していることが大切です。
リフトマキシマイザーの特徴をご紹介します。
リフトマキシマイザーの特徴
一般的なアイクリームは、皮膚の表面に薄く水分をのせるだけで、比較的早く蒸発してしまい、年齢サインの原因となる乾燥しやすい状態になりがちです。
リフトマキシマイザーは、独自理論の「トリプルリバイタライズシステム」を採用しています。
固形のバーム状なので、たるんだ年齢グセ(年齢サイン)を引っ張りながら→美容成分を浸透させ→植物性のワックスが薄い膜を作り、長時間保湿状態をキープしてくれるので肌にハリを与えてぷるぷるにしてくれます。
さらに、これまでのコスメと違い、ヒト脂肪細胞順化培養液の効果で「健康な肌を生み出す細胞が十分にある」という状態にすることで、配合されている美容成分の効果がより一層引き出されます。
特徴1 世界レベルのヒト型幹細胞培養エキスを高濃度配合
世界レベルの研究機関を持つUniCocell BIOMED社製を採用しています。
再生医療の権威である創設者のハーバード大学大学院での研究実績をベースに、世界中から58人もの研究員を承知して設立された世界レベル研究機関です。
台湾でトップクラスの認知度を誇る美容クリニックを持ち、高い実績を誇ります。
同社のエイジングケア研究は欧米でも高く評価され、米TIME誌のアワードでもトップ50に選ばれています。
製造される「ヒト型幹細胞エキス」は、ヒト幹細胞培養液を防腐剤無添加・不純物のない100%ピュアな状態でフリーズドライし粉末にしたものです。
徹底的な衛生管理のもと、様々な検査基準をクリアしたものだけを原材料として採用しています。
特徴2 天然由来の植物性ワックス配合のバームスティック型を採用
ミツバチが巣作りに用いる天然のオイル「ミツロウ」をはじめ、3種のロウをブレンドしています。
固形状ですが、体温ですぐにとろけて、気になるラインのすみずみまで入り込み、クセ(年齢サイン)を引っ張ります。
特徴3 厳選した52種類の高機能美容成分を贅沢に配合
最適バランスの美容成分を特殊カプセルに閉じ込め肌の奥まで届けます。
カプセル化することで浸透力がアップしています。
上質な52種類の美容成分
・3種のヒト型セラミド
・3つの高純度ヒアルロン酸
・3つのコラーゲン
・エラスチン
・高純度ビタミンC誘導体
・白金(プラチナ)
・レスベラトロール
・アルジルリン
・シンエイク
・プロジェリン(ペプチド)
・ブドウ葉
・フィトスフィンゴシン
・アミノ酸18種類
・ミネラル8種類
・ビタミン6種類
3種の最高峰ヒト型セラミド
・セラミドNP
・セラミドAP
・セラミドEOP
乾燥から肌を守る「保湿」は、エイジングケアに欠かせないものです。
肌が乾燥するとツヤや透明感がなくなるだけでなく、バリア機能が低下するため、肌荒れや老化の原因にもなります。
健康な肌の角層には約20%の水分が含まれていますが、これよりも水分が少ない状態になることを「乾燥肌」といいます。
空気中の湿度が下がってくると、角層から水分が急激に蒸発しやすくなります。
そこで肌から水分が減らないようにつなぎとめているのが、「セラミド」などの保湿物質です。
セラミドがたっぷりある肌は乾燥知らず
セラミドは、肌のいちばん外側にある角層の細胞と細胞のすき間をぴったりと埋めている「角質細胞間脂質」の一種です。
セラミドを失うと、角層の水分量は80%も低下します。
肌の水分を維持するために、もっとも貢献している保湿成分がセラミドです。
セラミドは脂質なので水には溶けませんが、水と結合して「ラメラ構造」と呼ばれるミルフィーユ状の層をつくります。
このラメラ構造に取り込まれた水分は、たとえ湿度が0%になっても蒸発しません。
セラミドが最強の保湿物質と言われるのはこのためです。
つまり肌の中に十分なセラミドがあれば、真冬でもぷるぷるの肌を保てるということです。
セラミドは年齢とともに減少してしまう
セラミドはターンオーバーとともに表皮細胞の中でつくられているため、老化で代謝が悪くなると、セラミドの量も減ってしまいます。
すると、角層の水分量も同時に減ります。
年を重ねるとともに肌が乾燥しやすくなる理由はこういうメカニズムです。
3つのヒアルロン酸
・加水分解ヒアルロン酸
・ヒアルロン酸Na
・アセチルヒアルロン酸
ヒアルロン酸Na
ヒアルロン酸は分子が大きいため皮膚の奥へは浸透しにくい性質があります。
そこで、皮膚の奥へ浸透させたり、ヒアルロン酸を肌の外側から補うために使用されるのが、ヒアルロン酸Naです。
アセチルヒアルロン酸
同じ濃度のヒアルロン酸と比べて、表皮での水分の保持能力が非常に高く、肌なじみが良いのが特徴です。
そのため、長時間にわたって肌のうるおいをキープします。
3つのコラーゲン
・サクシノイルアテロコラーゲン
・加水分解コラーゲン
・水溶性コラーゲン
サクシノイルアテロコラーゲン
肌に保水性・弾力性を与える効果にすぐれています。
また、皮膚の保護改善効果があり、皮膚上で皮膜を形成して、ほこりなどから肌を守り乾燥を防ぎます。
サクシノイルアテロコラーゲンは加水分解コラーゲンやゼラチンなどと比較すると保水力が非常に高いという特徴があります。
水溶性コラーゲン
水溶性コラーゲンは、保湿・保水性に優れています。
皮膚を丈夫にする力が、水溶性コラーゲンにあります。
水溶性コラーゲンを皮膚に塗ることで、薄い皮膜が皮膚につくられ、皮膚の水分が蒸発してしまうのを防ぎます。
次に、ヒト幹細胞コスメとはどのようなものかについてご紹介したいと思います。
トレンドアイテム【ヒト幹細胞コスメ】
幹細胞は高価?
幹細胞という万能細胞を使って若返る方法は、魅力的ですが、かなり効果な治療になるため、誰でも手軽に受けられるものではありませんでした。
しかし最近では、幹細胞を移植するのではなく、「幹細胞が分泌する成分」を使う方法が注目されています。
この方法に用いられるのが、「幹細胞培養液」で、ヒトの幹細胞を培養する際に幹細胞自身が分泌する成分がたっぷり含まれています。
幹細胞は自分が増殖するときに「幹細胞の増殖をスタートする」というサインを出すタンパク質(これを成長因子、増殖因子、グロスファクターと呼びます)を幹細胞自身が生み出します。
これによって幹細胞自身が細胞分裂をスタートします。
この「これから増殖するサイン」こそが、幹細胞培養液に含まれる成分で、しかもこのサインは1種類だけでなく約200種類以上も含まれています。
幹細胞培養液
幹細胞培養液は、他人の受精卵や特殊な遺伝子操作を行わずに、ヒトの細胞、特に太ももや腹部の脂肪組織に多く含まれる幹細胞を取り出して培養したもので、さまざまな細胞や組織を活性させる効果を持っていることが明らかになっています。
特に太ももやお腹の脂肪組織には、成体幹細胞が豊富に含まれていて、それを培養した幹細胞培養液を用いた美容への応用が最も実用化されています。
安全性は?
「ヒト脂肪由来幹細胞」というものが一般的で、厳格な適合検査を繰り返した健康なドナー(提供者)から採取した脂肪細胞を遠心分離器や酵素反応させることで、幹細胞のみを採取します。
これを凍結保存して、ウィンドウピリオド(ウイルスなどの潜伏期間リスク)回避のためドナーの経過検査を経て初回の培養を行い、その培養液を医薬品と同様の安全検査を行って採取した幹細胞の安全性を確認します。
さらに生産ロット毎に細菌検査やウイルス検査や品質検査などを行って、全ての安全性をクリアしたものだけが幹細胞培養液として利用されます。
ヒト幹細胞培養液を用いた美容効果についてのアンケート調査
「しっとりした」
「リフトアップした」
「肌が落ち着いた」
「柔らかくなった」
「肌が引き締まった」
「肌が滑らかになった」
「シワや小じわが目立たなくなった」
「ほうれい線が見えにくくなった」
「弾力が回復した」
「しなやかになった」
「肌のトーンが明るくなった」
「肌のトーンが滑らかになった」
「目の周りのクマが見えにくくなった」
「シミが見えにくくなった」
「傷跡が見えにくくなった」
「赤みが見えにくくなった」
「毛穴が引き締まった」
「肌がより若く健康的になった」
「額のシワが見えにくくなった」
など、肌のコンディションがよくなり、使用したほぼ全員が「満足した」と答えていることもわかっています。
このようなヒト幹細胞培養液を肌に塗っただけで高い満足感と美容効果を得られるのは、ヒト幹細胞培養液に含まれる500種類以上のタンパク質や、200種類以上の成長因子などのサイトカイン、つまり細胞に信号を送って、ある指令をだして細胞を働かせる物質が含まれているために、肌に塗ったヒト幹細胞培養液から発せられる信号を、肌のさまざまな細胞が読み取って、活発に肌の再生に取りかかるからではないかと考えられています。
このように美容の世界では、細胞レベルでアンチエイジングに取り組む方法が開発されています。
その一躍として注目されているのが、ヒト幹細胞培養液で、肌の表面で減ってしまった油分や水分を補う今までの方法ではなく、肌を構成する細胞一つ一つに働きかけて、新しい肌を生み出す細胞を増やし、能力を高めようというまったく新しい方向性のアンチエイジングのアプローチが、化学、生物学、医学などアカデミックな研究成果を裏づけにして誕生しています。
幹細胞培養液の肌への効果
幹細胞培養液を塗ることで、塗らなかった場合よりも、肌の細胞を生み出す種に当たる繊維芽細胞の数が増えることが明らかになっています。
これによって、肌の新陳代謝の遅れを改善し、若い頃と同じような肌の再生能力を維持することも可能になります。
この影響によって、新しく元気な細胞が美肌成分を生み出し、コラーゲン、ヒアルロン酸の発現も促進することが明らかになっています。
またシワの数も減り、シワの深さも浅くなり、シワが全体的に目立たなくなることも確認されています。
見た目だけでなく、肌のバリア機能を高めたり、肌の細胞の分裂を増やして、肌の新陳代謝を活発にしてくれることも判明しています。
ヒト幹細胞培養液を肌に塗ることで、紫外線を浴びると活発になるメラノサイトやチロシナーゼという黒いシミを作る物質の発現を抑制して、シミやくすみを防ぐ効果や、できてしまったシミを薄くして、肌を全体的に白くする効果も確認されています。
ヒト脂肪細胞順化培養液エキス
スキンケア用に開発されたヒト幹細胞培養液は、そのほとんどが脂肪組織から抽出された幹細胞を使ってつくったもので正式な名称は「ヒト脂肪細胞順化培養液エキス」といいます。
スキンケア用に開発された幹細胞培養液である「ヒト脂肪細胞順化培養液エキス」の中には、成長(増殖)因子や酵素、SOD、コラーゲンやヒアルロン酸など、細胞外マトリックス成分が豊富に含まれています。
SODは抗酸化酵素と呼ばれ、細胞内で発生した活性酸素を分解する酵素です。
肌の中で発生した活性酸素を除去する働きを高めます。
成長(増殖)因子とは、細胞から細胞に情報やサインを送るタンパク質です。
たとえば、肌の真皮にあるコラーゲンが不足していることを察知した幹細胞は、「幹細胞を増やせ」と「コラーゲンを増やせ」というサインを出す成長(増殖)因子を分泌します。
そのサインを受け取った別の細胞の表面に成長(増殖)因子がくっついて、コラーゲンの設計図になる遺伝子を細胞の核の中から取り出すためのカギ穴(レセプター)を見つけて、成長(増殖)因子がカギ(リガンド)になって、細胞のドアを開け、遺伝子情報を取り出して、タンパク質を結合させながら、新しいコラーゲンを再生し、また別の細胞にサインを伝達するための成長(増殖)因子や、活性酸素を中和するSOD(抗酸化酵素)も一緒につくられます。
ヒト幹細胞培養液に含まれる主な成長(増殖)因子
成長(増殖)因子の美容への応用は、2001年に世界初の成長(増殖)因子の成分を含んだクリームを1日2回約6週間塗り続けると、コラーゲンの産出、ヒアルロン酸の産出、線維芽細胞の増加および皮膚の厚みが著しく増大したことから、成長(増殖)因子の実力が、皮膚科学の世界で認められました。
aFGF
線維芽細胞成長因子
真皮幹細胞に肌細胞の増殖を促します。
繊維芽細胞にコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、SOD等の増殖シグナルを出し、創傷治癒やシワを改善、美肌効果をもたらします。
bFGF
塩基性線維芽細胞成長因子
血管、皮膚、筋肉などの細胞に作用し、細胞の分化、増殖を制御します。
EGF
表皮細胞成長因子
上皮幹細胞に表皮細胞増産のシグナルを出し、ターンオーバーを促進します。
シミ、くすみを改善します。
IGF-I
インスリン様成長因子
破損している細胞の再生をサポートします。
新しい皮膚を再生し、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生産を促進します。
それによってシワの解消や予防をし、ハリや弾力を再生します。
HGF
肝脂肪増殖因子
肌細胞においては細胞増殖を促進します。
細胞運動促進、抗アポトーシス、形態形成誘導、血管新生など組織再生に関わります。
PDGF
血小板由来成長因子
細胞線維芽細胞の増殖を促進します。
細胞の生まれ変わりをサポートします。
KGF/FGF-7
毛母細胞成長因子
毛母幹細胞に働きかけ、発毛、増毛効果があります。
VEGF
血管内皮細胞増殖因子
新生血管を形成するための大きな役割を果たします。
TGF-β
トランスフォームング成長因子
抗炎症効果等があり敏感肌の改善効果があります。
肌の若返りを実感できる理由
成長(増殖)因子が含まれているスキンケア製品は、以前からたくさん発売されていますが、それらの多くはEGFやFGFなど、成長因子のうちどれか一つか、数種類を配合したものが多いです。
多いものでも10種類程度の配合です。
幹細胞培養液は、200種類以上の成長(増殖)因子やその他の生理活性物質を含んでいます。
成長因子だけを配合したスキンケアよりヒト由来の幹細胞培養液を使った製品の方がより高い効果が得られます。
注目の幹細胞コスメ
幹細胞培養液を配合した化粧品は、原料となる幹細胞を何から抽出しているかで3つに分類できます。
それが「ヒト由来」と「動物由来」、「植物由来」の3種類です。
植物から抽出された成分や羊などの動物由来の幹細胞エキスは、ヒト由来の幹細胞エキスに比べて、人間の皮膚の細胞や幹細胞に働きかける効果は劣っています。
やはりヒトにはヒトの幹細胞エキスを用いるのが最も効果的です。
若返り効果が高く、アレルギー反応や拒絶反応の起こりにくいものを選ぶのであれば、ヒト由来の幹細胞コスメがおすすめです。
ヒト由来の幹細胞化粧品
人間の幹細胞を培養したときに分泌する生理活性成分であるペプチド成分を精製したもので、細胞を活性しますが、幹細胞自体は含まれていません。
「他人の幹細胞が自分の細胞に入るのでしょうか?」という疑問や心配を持たれている方もいらっしゃいますが、幹細胞培養液は幹細胞を培養し、そこから分泌した美容成分を抽出しています。
幹細胞自体は入っていないため、人のDNAが入るようなことはありません。
ヒトのどの幹細胞から抽出したかによって、ヒトの脂肪組織にある幹細胞から抽出した「ヒト脂肪細胞由来」と、ヒトの線維芽細胞から抽出した「ヒト線維芽細胞由来」のものがあります。
ヒト由来なので拒否反応が起きにくいと言われていますし、アトピー肌や敏感肌の方でも安心して使用できます。
幹細胞化粧品の中でも、最も高い効果が期待されるのが、ヒト脂肪由来の幹細胞コスメだと言われています。
ちなみにヒト由来の幹細胞コスメのほとんどは、ヒトの脂肪から抽出した幹細胞を培養するときに分泌される成分からつくられています。
ヒトの脂肪というのは、具体的には20~30代の女性から、幹細胞の培養を目的として脂肪を採取したものが一般的で、実際に培養を行う際に分泌される成分だけを精製しています。
成分の安全性も確認されていますし、幹細胞を採取するために脂肪組織を提供してもらった女性に対しては、細菌やウイルスなどの厳密な検査を行っているので、安心安全です。
ヒトの細胞由来なので、ヒトの細胞に働きかけることができ、肌の深層部にまで浸透し、ターンオーバーの促進とコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など、美肌の土台になるタンパク質を作りだすように細胞に働きかけます。
これによって、肌老化のサインであるシミ・シワ・たるみ・くすみ・毛穴を改善する効果を発揮することが確認されています。
動物由来の幹細胞化粧品
いろいろな動物から抽出した幹細胞を使ってつくられた化粧品もあります。
主な原料としては、ヒトの皮膚の幹細胞に近いと言われている、幼い羊の毛根の幹細胞を使ったものや、羊のプラセンタから抽出した幹細胞などを使ったスキンケア製品が開発されています。
動物の細胞からつくられるということもあって、衛生的な環境で育てられたものかどうか、加工の方法が適切かなど、原料の安全性をチェックする必要があります。
植物由来のものよりは、動物由来の方が人間の幹細胞に近いとされていますが、ヒト由来のものと比べると効果は劣ります。
植物由来の幹細胞化粧品
植物は、どの部分の細胞も幹細胞なのです。
そのため、ヒト由来や動物由来のものより簡単に幹細胞培養液を抽出することができるため、たくさんの植物由来の幹細胞コスメが販売されています。
腐らないリンゴから抽出したもの、モロッコの砂漠に生えるアルガンツリーから抽出したもの、高麗人参ニンジンの最高級品ヤマニンジンから抽出したエキス、バラから抽出したエキスなど、抗酸化力の強い植物の幹細胞培養液を開発して、製品を販売しています。
植物から抽出された成分は、ヒト由来の幹細胞エキスに比べて、人間の皮膚の細胞や幹細胞に働きかける効果は劣っています。
植物と人間の皮膚の細胞は性質が全く異なるため、使用される植物によってはアレルギー反応が起こる場合もあります。
肌を細胞レベルで若返らせる「幹細胞」
肌を細胞レベルから若返らせ、真の美肌を手に入れる究極の美容法が、再生医療の分野から生まれた「幹細胞」というもので、実は肌細胞を若返らせるために、今、美容分野で最も注目されているものです。
私たちの肌に含まれているコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など、肌に必要な様々な細胞を生み出す「繊維芽細胞」も、この幹細胞によってつくられています。
幹細胞は美肌を生み出す源といっても過言ではないものです。
希少な幹細胞は、年齢とともに減少
幹細胞は60兆個ある私たちの細胞の中に、たったの30億個しかありません。
30億個というと「たくさんある」と考えがちですが、60兆個の細胞の中で占める割合は0.005%しかありません。
さらに、幹細胞は、加齢とともに減少してしまいます。
肌の幹細胞も同じように、加齢とともに減少します。
美肌の源である幹細胞がなくなれば、繊維芽細胞も生まれなくなり、肌がどんどん老化していきます。
従来の肌美容、スキンケア、アンチエイジングの方法では、細胞から若返るということがなかなか難しいものでした。
しかし、幹細胞の研究が進んでいく中で、幹細胞を活用したアンチエイジング美容が可能となっています。
肌の幹細胞
肌の幹細胞は、真皮の中と、表皮の一番下の基底層に幹細胞があることが明らかになっています。
肌の幹細胞の数を調べた結果では、肌の幹細胞は年齢とともに減少してしまうことが明らかになっています。
幹細胞の減少により、新しい肌を生み出す能力が低下して、肌が乾燥したり、シミ、シワ、たるみが目立つようになり、肌老化が進むと考えられています。
表皮幹細胞
表皮の幹細胞(表皮幹細胞)は、そこで自分と同じコピー細胞をつくり、さらに新しい角化細胞をつくります。
こうして生み出された角化細胞が角層をつくって、肌のバリア機能を維持します。
真皮幹細胞
真皮の幹細胞(真皮幹細胞)も自分のコピー細胞をつくり、さらに繊維芽細胞をつくって、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの美肌成分を補給します。
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