美肌美活女性に人気急上昇中!【NIMIコラーゲンペプチド】
コラーゲンを食べると体内のコラーゲン合成が活発になる!
体内のコラーゲンの量と質を高めることができます。
コラーゲンを食品などから摂取すればよいです。
材料となるタンパク質を十分に摂ることが必要です。
食事から摂取したタンパク質は腸でアミノ酸に分解されて体内に吸収され、再び必要に応じてタンパク質に合成されます。
コラーゲンそのものを食べると、再びコラーゲンとして組み立てられやすくなると考えらえています。
これは他のタンパク質を摂ったときには起こらない現象です。
その理由は、2つあります。
1つはコラーゲンを食べることによって新しくつくられるコラーゲンの材料が増えるということです。
もう1つは、体内で分解されたコラーゲンが体内のコラーゲン合成を促すシグナルを出しているのではないかと考えられています。
タンパク質はアミノ酸に分解されて吸収されるということですが、コラーゲンはすべてアミノ酸に分解されるわけではなく、アミノ酸がいくつかつながったペプチドという形でも吸収されます。
コラーゲンがペプチドの状態で体内に入ってくると、細胞はそれを『コラーゲンが分解されたので、新しいコラーゲンを合成せよ』というシグナルとして受け取っている可能性があります。
コラーゲンの肌のハリ・柔軟性に対する効果は立証済み!
コラーゲンの合成が活発になれば、コラーゲンの新陳代謝が高まり、体内に新しいコラーゲンが増えますので、肌のハリがアップし、肌も若返ります。
さらに、肌だけでなく、関節の痛みが和らいだり、髪や爪が健康になったりします。
この試験は22~58歳までの健康な女性48人を対象に行われ、コラーゲンを含む飲料で1日5gのコラーゲンを摂ってもらい、①肌のハリや②柔軟性がどう変化するか調べたものです。
肌の柔軟性
20~39歳のグループは、コラーゲン摂取後2週間で柔軟性が向上し、長く飲み続けることによってさらに柔軟性はアップしました。
40~59歳のグループは効果が見られるのが遅くなりましたが、5週間後には効果が表れはじめ、10週後には20~39歳のグループとほぼ同レベルまで柔軟性がアップしました。
肌のハリ
肌のハリ(弾力性)に関しては、40~59歳のグループの弾力性が10週後にかなりアップし、20~39歳のグループの飲む前の弾力性と遜色がないレベルまで改善しました。
この他、マウスを使った紫外線ダメージに対するコラーゲンの効果を調べた実験も行われていて、コラーゲンを与えると紫外線ダメージにもかかわらず、コラーゲンの合成量が増えたという報告もあります。
また、栄養制限として疑似老化させたラットを使った実験では、コラーゲンを与えると、鈍くなった新陳代謝のスピードが速まることも確認されています。
毎日コラーゲンを摂り続けることでさらに効果はアップ
柔軟性や弾力性を高めたいなら、1日5~10gの摂取がおすすめ!
体内では、コラーゲンの分解・合成が常に繰り返されていて、1日に2gぐらいのコラーゲンが壊されると考えられています。
新しくつくられるコラーゲンの材料として摂取すると考えただけでも、最低2gは必要ということになりますが、肌の柔軟性や弾力性を高めたいのなら、1日5~10gの摂取が必要です。
中高年以上の人や肌の老化が気になる人は、もっとたくさん摂っても大丈夫です。
毎日摂り続けることで、さらに効果はアップします。
コラーゲンは肉や魚にたくさん含まれているタンパク質で、昔から日常的に食べてきたものなので、食べ過ぎたからといって特に害のあるものではありません。
コラーゲンは、安心して摂っていただけるものです。
普段の食生活ではなかなか摂れないという人は、サプリメントで補給するのも良い選択です。
また、体内でコラーゲンが合成されるときにはビタミンCと鉄分が必要とされるので、これらを一緒に摂るとコラーゲンを合成する働きがアップし、効果的です。
ビタミンCの役割
コラーゲンを摂ると、体内で消化・分解され、アミノ酸の形で吸収されます。
このアミノ酸を材料に、身体の中でコラーゲンが作られますが、はじめに未熟なコラーゲンが作られ、やがて成熟したコラーゲンになっていきます。
ビタミンCは、未熟なコラーゲンから成熟したコラーゲンになっていくときに、その合成を助ける働きがあります。
そのため、コラーゲンとビタミンCを一緒に摂ると、高い効果が得られます。
鉄分の役割
コラーゲンの再合成
鉄はたんぱく質の一種であるコラーゲンの合成にかかわっています。
肌や髪、爪の質の低下はたんぱく質だけでなく、鉄不足が原因の場合が多いといわれています。
コラーゲンは体内に入るときに分解されてしまうのですが、それを再合成するときに鉄が必要です。
また、ニキビや湿疹ができやすいのも、鉄欠乏が原因している場合があります。
おすすめ!【NIMIコラーゲンペプチド】飲む高純度コラーゲンペプチド
通常、コラーゲンの分子量は30万で、体に吸収しにくい特徴があります。
一方で、コラーゲンを分解して低分子化した平均分子量が数千のコラーゲンペプチドはとくに良質で、腸管吸収に優れ、体内へ速やかに運ばれる特徴があります。
つまり、通常の分子量の大きなコラーゲンよりも吸収率が高く、その分美肌効果も高まります。
コラーゲンは細胞と細胞をつなぎ、酸素や栄養素を補給し、老廃物を除去する働きをしています。
このことが、肌のシミやシワを防いでみずみずしく維持させ、美容に効果があるといわれる理由です。
特徴1
「NIMIコラーゲンペプチド(NIMI collagen)」は3回連続でモンドセレクション金賞(MONDE SELECTION)を受賞しました。
この賞は「世界品質評価大会」とも呼ばれていて、食品のノーベル賞とも言われています。
この賞は1961年に設立された、世界で最も古く最も権威のある国際品質研究所の賞です。
精製技術は高く評価され、資生堂・LOTTE・明治・FANCLなどの各社ブランド製品に原材料として提供されています。
この製品の原材料も同じ工場から提供されています。
特徴2
海水魚コラーゲンはインドネシア海域の深海の鯛から抽出した無添加、無香料の純粋コラーゲンです。
特徴3
コラーゲン製品技術の難点はジペプチド、トリペプチド等のような分子結合の切断技術で、これが最も重要なポイントです。一般に分子量は3000ダルトン以下で体内に吸収されます。現在では2000~30000Daの製品が多く見られます。しかし実際には2000Da以下のものが体内により吸収されやすいことが分かっていますが、このペプチド切断技術は難易度が高いものです。国際機関が考えているのが人体に最も吸収しやすいコラーゲン分子量は1500~3000Daです。この分子量範囲のコラーゲンは最も強く活発になり、服用後の吸収効果が最も良好となります。分子量が大きすぎると人体に吸収されにくくなり、かといって分子量が小さすぎると効果が不安定になります。
NIMIコラーゲンペプチドは1500Daを基準に生成されていて、小腸で最も効果的に吸収されます。
特徴4
NIMIコラーゲンペプチドは人体の細胞組織に必要な栄養を補い、目、歯、心脳血管、乳房、胃腸、関節や靱帯、骨、神経系、毛髪や皮膚、ヒップアップ、火傷、熱傷の回復、などにも効果があります。
肌に潤いを与え、肌の弾力性を高め、しわを防ぎ、老化を遅らせ、内分泌ホルモンを調節し、更年期症状も改善します。
ほかにも皮膚組織の萎縮、陥没、乾燥、粗さ、たるみ、しわ、毛穴の目立ち、くすみ、シミなどの症状も改善します。
特徴5
NIMIコラーゲンペプチドに含まれるヒドロキシプロリンの含有量はグローバル同類ブランドやよく市販されているコラーゲン含有商品の3~4倍の量が含まれています。
ヒドロキシプロリンはコラーゲン産生や真皮細胞の増殖、保湿効果など皮膚の老化防止に効果があります。
皮膚の老化全般を防ぐことができるヒドロキシプロリンは肌への吸収率がよく、しかも脂肪を含まないので、摂りすぎによる肥満の心配する必要もありません。
海水魚コラーゲンはインドネシア海域の深海の鯛より抽出した無添加、無香料の純粋コラーゲンです。
ヒドロキシプロリンの特徴
ヒドロキシプロリンは、コラーゲンの主要成分で、コラーゲン中の全アミノ酸の約10%を占めています。
ヒドロキシプロリンは、コラーゲンにのみ含まれるアミノ酸で、シワを改善してアトピー性皮膚炎の改善にも効果的とされています。
線維芽細胞におけるコラーゲンの産生を促進したり、しわの改善効果など美肌にとても効果の高いアミノ酸です。
次のような効果があります。
・線維芽細胞におけるコラーゲンの産生を促進します。
・表皮細胞の増殖促進効果があります。
・コラーゲンと同等以上の保湿効果を示します。
・しわの改善効果があります。
・アトピー性皮膚炎に有効です。
・角層の保湿に効果があります。
真皮の線維芽細胞
真皮には、「コラーゲン」、「エラスチン」、「ヒアルロン酸」という3つの美肌成分を生み出す「繊維芽細胞」という、「美肌の工場」のような細胞があります。
この繊維芽細胞こそが、細胞から肌の若さを保ち、若返らせるために必要な細胞です。
なぜならコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸は、常に分解と生成が繰り返されていて、それによって美しい状態が保たれています。
体内では、コラーゲンの分解と合成が絶えず繰り返されますが、年齢を重ねるにつれ、そのバランスは崩れてきます。
つまり、新しいコラーゲンができにくくなり、分解されるはずの古いコラーゲンが体内に蓄積されてしまいます。
古いコラーゲンは、新鮮なものに比べて弾力性や伸縮性に乏しく、保水能力もほとんどありません。
こうしたコラーゲンの新陳代謝の衰えが、ターンオーバーのサイクルを乱し、シミ、シワ、肌荒れといった肌の老化の原因になると考えらえています。
肌のトラブルを防ぎ、アンチエイジング効果を高めるには、コラーゲンの新陳代謝を活発にさせることが重要です。
線維芽細胞の活性の違いで美肌が決まる
若くて元気な活性の良い線維芽細胞は太くてハリのあるコラーゲン繊維をどんどんつくり出します。
一方、活性の悪い線維芽細胞は、細くて力のないコラーゲン繊維しかつくり出せません。
ハリと弾力があり、みずみずしい潤いのある肌をつくり出すには、線維芽細胞を活性化し、太くて力のあるコラーゲンをつくり出すことが重要です。
逆に線維芽細胞の働きが衰えるとシワやたるみの発生につながります。
また、紫外線や糖化もコラーゲンなどを変性させてシワ、たるみを引き起こします。
そして、真皮には基底層に酸素や栄養素を送る毛細血管や、老廃物を排泄してくれるリンパ管、免疫機能を担う形質細胞や肥満細胞などもありますので、シワやたるみなどの見た目の問題だけでなく、健康を維持する上でも真皮は重要な働きをしています。
コラーゲンの美容と健康効果について
コラーゲンは繊維性のたんぱく質で皮膚、骨、腱などに多く含まれていて、からだを構成するたんぱく質の30~40%を占めています。
線維芽細胞や軟骨細胞など特殊な細胞でしかつくることができない物質でもあります。
化粧品などに動物の結合組織から抽出されたコラーゲンが使われていますが、コラーゲンを多く含む食品を積極的にとることで、体内での効果も得られることがわかっています。
コラーゲンは、ビタミンCや鉄、亜鉛と一緒にとることで体内での生成がよりいっそう促進されます。
皮膚の老化を防ぐ効果
皮膚組織では水分以外の70%がコラーゲンです。
コラーゲンは細胞と細胞をつなぎ、酸素や栄養素を補給し、老廃物を除去する働きをしています。
このことが、肌のシミやシワを防いでみずみずしく維持させ、美容に効果があるといわれる理由です。
コラーゲンは、細胞を結合させ、皮膚の新陳代謝を活性化し、肌を若々しく保ちます。
年齢とともに減少していくため、補給しておきたい成分です。
コラーゲンは、20歳前後をピークにして、生産能力が衰えはじめ、加齢とともに不足がちになってきます。
コラーゲンが不足すると、皮膚はみずみずしさをなくし、老化が進行してしまいます。
皮膚とコラーゲン
皮膚は、表面から表皮、真皮、皮下脂肪などで成り立っています。
表皮は皮膚の一番外側にあり、外的刺激から肌を守る働きをしています。
その表皮を下から支えるのがコラーゲンを含む真皮で、コラーゲンが繊維状にゆるく絡み合って網目構造を作り、これが肌の潤いや弾力性、伸縮性の源となっています。
表皮の細胞は、およそ28日周期で新しく生まれ変わり、古くなったものはアカとなってはがれ落ちます。
この皮膚細胞の新陳代謝を「ターンオーバー」といいます。
ターンオーバーのサイクルが正常に保たれていれば、肌は健康な状態を保つことができ、そのカギを握っているのがコラーゲンです。
体内では、コラーゲンの分解と合成が絶えず繰り返されますが、年齢を重ねるにつれ、そのバランスは崩れてきます。
つまり、新しいコラーゲンができにくくなり、分解されるはずの古いコラーゲンが体内に蓄積されてしまいます。
古いコラーゲンは、新鮮なものに比べて弾力性や伸縮性に乏しく、保水能力もほとんどありません。
こうしたコラーゲンの新陳代謝の衰えが、ターンオーバーのサイクルを乱し、シミ、シワ、肌荒れといった肌の老化の原因になると考えらえています。
肌のトラブルを防ぎ、アンチエイジング効果を高めるには、コラーゲンの新陳代謝を活発にさせることが重要です。
不足したコラーゲンを摂取しても、他のたんぱく質食品と同じように摂取した分がそのまま体内のコラーゲンになるとはいえません。
体内でコラーゲン合成に必要なビタミンCや鉄、亜鉛と同時に摂取することで、高い効果が得られます。
骨粗しょう症や関節炎を防ぐ効果
コラーゲンは骨の組織にカルシウムが定着するのを助け、骨粗しょう症の予防や改善に効果があります。
また、関節の軟骨部にはコラーゲンが多く存在し、関節の軟骨部の動きをスムーズにします。
関節の痛みがある場合はコラーゲン不足の場合もあります。
関節炎の患者にコラーゲンを投与した臨床試験では、ひざや股関節の痛みが緩和し、関節機能の改善が認められています。
コラーゲンの骨や関節での役割
コラーゲンは骨の枠組みとしての役割を担っています。
骨はコラーゲンを骨格としてリン酸カルシウムが沈着してできています。
骨をビルに例えると、コラーゲンは鉄筋、リン酸カルシウムはコンクリートということになります。
骨を丈夫にするにはカルシウムを摂ればいいと思いがちですが、枠組みがしっかりしていなければ、いくらコンクリートを積み上げようとしてもうまくいきません。
つまり、骨を丈夫にしたいなら、まずコラーゲンを摂ることが大切です。
また、コラーゲンは関節の軟骨部にも存在してクッションのような役目も果たしています。
そのため、コラーゲンを摂ることは関節炎の改善や予防にもつながります。
血管を丈夫にし、弾力を与える効果
身体の老化は血管の老化からも引き起こります。
血液の流れが悪くなれば、細胞の活性に支障をきたします。
そのため、血管の老化を防げば、身体の老化を防ぐことができます。
血管はコラーゲンでできたチューブのようなもので、その表面には絶えず細かい傷が生じています。
コラーゲンの新陳代謝が低下すると、傷口の修復がうまくいかなくなり、血液中のコレステロールやカルシウムなどが傷口から侵入しやすくなります。
血管を構成するコラーゲンが柔軟性を失うと、その部分が硬くなり動脈硬化が始まります。
動脈硬化を起こすと、硬くなって広がらない血管の中を無理やり血液を流さなければならなくなるため、血圧が上昇しやすくなります。
さらに、コレステロールにカルシウムが沈着して固まった流動性の悪い血が流れると、血管の壁はもろく壊れやすくなり、脳出血、脳梗塞、心筋梗塞などの原因になります。
コラーゲンを上手に摂取することで、血管の柔軟性が保たれ、身体の老化を防ぐことができます。
眼精疲労や老眼を予防する効果
目の水晶体や角膜にもコラーゲンが含まれ、目の健康を保っています。
新鮮なコラーゲンが充足していれば、眼精疲労や老眼などの予防に役立つと考えられています。
免疫力向上効果
免疫機能を高め、がん予防、アレルギー体質の改善が期待されています。
40歳代からコラーゲンは急激に減少
若いうちはみずみずしくて弾力のあった肌も、年をとるにつれて肌から水分や脂分が失われて乾燥し、シワやシミができやすくなります。
肌を老化させる原因としては、加齢によって肌が変化すること以外に、紫外線の影響が大きいことにあります。
紫外線を浴びるとシミやシワもできやすくなり、肌によいことはひとつもありません。
なるべく紫外線を危ないように工夫したり、UVケアをすることが肌を若々しく保つコツといえます。
ストレスや偏った食生活も、酸化や糖化の原因となり、肌を老化させる原因となります。
肌の老化は肌細胞の老化で、活動が低下することによって起こりますが、細胞の活動に大きな影響を与えているのがコラーゲンです。
コラーゲンは人間の肌や骨、関節などに含まれるタンパク質で、若いころは体内にたくさんあるのですが、年齢とともに少なくなってしまいます。
下腹部の皮膚中のコラーゲン量を調べたデータによると、30歳代をピークに、40歳代からは急激に減りはじめます。
一年中紫外線を浴びている顔の皮膚のコラーゲンが減るのは、下腹部よりもさらに早く、20歳代から減り始めてしまいます。
コラーゲン量の減少ももちろんですが、肌の老化を最も左右するのは、コラーゲンの質の低下です。
コラーゲンの質の低下
コラーゲンを構成している分子は細長い形をしていて、分子どうしが決まった場所に橋をかけて結合し、強度を高めています。
コラーゲン繊維は3本の繊維質でできていて、架橋というものでつながっています。
この構造が肌の弾力やハリを保っています。
ところが、加齢とともに本来できるべき場所以外に異常な橋かけがランダムにできるようになります。
たくさん橋がかかるということは、分子間の結合が固くなってよいことのように思えますが、じつはコラーゲンを劣化させる要因なります。
細胞は古いコラーゲンを分解する一方で、新しいコラーゲンをつくり出しています。
コラーゲンがスムーズに分解されることが代謝を活発にしています。
ところが、異常な橋かけができてしまうとコラーゲンが硬くなりすぎて分解されにくくなり、変質した古いコラーゲンが増えてしまいます。
すると、コラーゲンの代謝スピードが落ち、新しいコラーゲンがつくられにくくなってしまいます。
コラーゲンの老化と細胞の老化の悪循環
細胞が老化するとコラーゲンの代謝スピードが遅くなります。
すると、異常な橋かけが増加してコラーゲンの質が低下し、細胞の足場として働くことができなくなってしまいます。
これが細胞の活動をますます低下させるという悪循環につながります。
年齢とともにコラーゲンの質が変化し、本来できるはずではない場所にランダムに橋かけができるようになります。
橋かけが多くなると分子同士はしっかりと結合して分解されにくくなるため、代謝が低下して肌を老化させてしまいます。
真皮がダメージを受けると肌の修復が難しくなる
コラーゲンの劣化が進むと、肌の真皮という部分がダメージを受け、深いシワをつくり出します。
シワには目のまわりなどにできる小ジワと目尻や口の端などにできる大ジワがあります。
小ジワは主に表皮が乾燥して皮膚表面の溝が不規則になることによってできるもので、この段階なら保湿などのケアなどで対処することも可能です。
一方、大ジワは真皮のコラーゲンが減ったり質が低下することによって起こります。
コラーゲンは真皮の7~8割を構成しているため、少なくなると真皮の細胞の数が減ってしまいます。
さらにコラーゲンによって支えられていたムコ多糖という成分も、コラーゲンの減少とともに少なくなってしまいます。
(ムコ多糖には、コンドロイチン硫酸やデルマタン硫酸、ヒアルロン酸などがあります)
ムコ多糖は抜群の保水性があって、肌のハリや潤いを保っているのですが、それが減ることによって肌は水分が抜けてスカスカの状態になり、皮膚は弾力性を失って大きなシワやたるみができてしまいます。
大ジワは一度できてしまったら回復させるにはかなり難しくなります。
そのため、真皮がダメージを受ける前に外側からだけでなく、内側からもケアしてあげることが大切です。
肌の仕組み
健康で若々しい肌
表皮の水分や皮脂が適度に保たれて肌の水分蒸発を防いでいて、基底層からは新しい細胞が次々と生まれています。
真皮のコラーゲンは質、量ともに充実して肌にハリを与えています。
衰えの進んだ肌
表皮の水分や皮脂のバランスが崩れ、肌のバリア機能が低下します。
コラーゲンが質、量ともに低下し、潤いを保つムコ多糖も減るため、真皮がスカスカになり、皮膚の弾力も衰えます。
コラーゲンの種類
コラーゲンは、人間はもちろんあらゆる動物の体に存在するタンパク質です。
人間の場合、全体重の20%がタンパク質でできているといわれていますが、コラーゲンはその約3分の1を占め、体のあらゆる場所に存在します。
特に骨や軟骨、皮膚、腱、歯、血管壁などに多く分泌しています。
コラーゲンは現在多数の種類が見つかっていますが、そのうち人体で最も多いのがⅠ型コラーゲンで、皮膚や骨、腱などの主成分となっています。
中でも皮膚にはたくさん含まれていて、全コラーゲンの約90%を占めています。
この他、主に軟骨に含まれクッションとしての機能を持つⅡ型コラーゲンや、血管や子宮などを構成するⅢ型コラーゲン、血管のない表皮に栄養分を送っている基底膜という膜を形づくっているⅣ型コラーゲンなどがあり、それぞれ大きさや形、分布する場所や働きも異なります。
Ⅰ型
皮膚、骨、腱などあらゆる臓器に分布。
太い繊維を形成しています。
皮膚では繊維のような弾力性と柔軟性、腱ではロープのような引っ張り強さなど、各部位に適した構造や性質を持っています。
Ⅱ型
軟骨に分布。
細い繊維を形成しています。
プロテオグリカンとともに、軟骨特有のクッション作用に役立っています。
Ⅲ型
皮膚、血管、子宮などに分布。
細い繊維を形成しています。
Ⅳ型
各組織の基底膜を形成。
網目状の繊維を形成しています。
Ⅴ型
胎盤、皮膚、角膜などに少量ですが広く分布しています。
角膜のコラーゲンはきちんと積み重なった透明な層を形成しています。
Ⅵ型
血管、子宮、胎盤、皮膚に分布しています。
Ⅶ型
胎盤、皮膚などに分布しています。
コラーゲンは細胞をしっかり固定して活動をバックアップ
皮膚のコラーゲンは織物のような構造になっています。
これは、皮膚には強さだけでなく柔軟性も必要とされるからです。
このほか、コラーゲンは細胞の足場としての機能をもっています。
人間の体は約60兆個もの細胞からできていますが、細胞の多くは何かにしっかりくっついていないと生きていけませんし、分裂して増えることもできません。
体の中で多くの細胞をしっかりつなぎとめているのがコラーゲンです。
コラーゲンが足場としてしっかり機能していれば、細胞の活動も活発になります。
反対に、コラーゲンの質が低下すると足場が不安定になり、細胞の活動も低下してしまいます。
読んでいただきありがとうございました。
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