【プラズマローゲン18000クリルオイルプラス】もの忘れ改善!認知症・アルツハイマー病対策
もの忘れや認知症の予防・改善に!最新研究で注目の3大成分配合
「プラズマローゲン18000クリルオイルプラス」は、もの忘れ、認知症、アルツハイマー病予防・改善に有効な最新研究で実証された成分を配合しています。
プラズマローゲン・クリルオイル・MCTオイル(中鎖脂肪酸油)といった3つの成分を配合しています。
年齢ともに、もの忘れが増えて不安を感じることはございませんでしょうか?
認知症が進行してしまうと、一人で生活できなくなり、家族にも大変な迷惑をかけてしまいます。
そうなる前に、今から対策して、認知症を予防してみませんか?
年齢を重ねれば、認知症になる可能性は誰にでもあります。
アルツハイマー型認知症は脳梗塞や脳卒中の発作などにより脳が障害を受けて起こる「脳血管性認知症」とは異なる点があります。
脳血管性認知症が急速に発症するのに対し、アルツハイマー型認知症は段階的に症状が進行していきます。
最初は、今日が何日か、といった時間の感覚が失われ、しだいに自分がいる場所もわからなくなります。
さらには幻覚や妄想が現れ、社会生活や日常生活にも支障をきたすようになります。
従来、日本では認知症の多くが脳血管性認知症でしたが、近年ではアルツハイマー型認知症が増加しています。
脳内のアセチルコリンという神経伝達物質の減少がアルツハイマー型認知症の発病に関係していることがわかり、また、この病気の人にみられる脳・神経細胞の萎縮(いしゅく)や脱落は、活性酸素の害が影響を及ぼしているとも考えられています。
もの忘れ・認知症・アルツハイマー病
認知症の現状
65歳以上の約4人に1人が認知症またはその予備軍といわれています。
そんな認知症の前触れである「もの忘れ」の状態から症状に気づき、対策を行うことが肝心です。
政府が行った認知症に対するアンケート調査結果
自分自身が認知症になったら、どのようなことに不安を感じると思いますか?
1位:家族に身体的・精神的負担をかける
2位:これまでできていたことができなくなってしまう
3位:家族以外の周りの人に迷惑をかけてしまう
4位:家族や大切な思い出を忘れてしまう
自分のご家族が認知症になったら、どのようなことに不安を感じると思いますか?
1位:ストレスや精神的負担が大きい
2位:家族以外の周りの人に迷惑をかけてしまう
3位:経済的負担が大きい
4位:自分の仕事が継続できなくなる
このように認知症になると、本人も、それを支えるご家族も大変な思いをすることになります。
また、最近ニュースで話題となっているように、自分で運転をすることも難しくなり、買い物など生活に支障がでることも問題となっています。
家族そろっていつまでも笑って過ごせるようにみんなが感じています。
認知症が恐ろしいのは、自分が自分でなくなってしまうことです。
徘徊や失禁を繰り返す、大切な家族が誰かも分からなくなり暴言を吐いてしまうなど、まるで別人のようになってします恐れがあります。
そもそも、なぜ人は年をとるにつれてもの覚えが悪くなるのでしょうか?
その理由を説明したいと思います。
もの忘れ・認知症・アルツハイマー病の原因
脳の神経細胞の働きの低下
人間の脳細胞は20歳を過ぎると毎日約10万個ずつ死滅するといわれています。
加齢によって脳の神経細胞の働きが低下し、情報伝達に異常が起こるともの忘れが起こります。
脳内では、たくさんの神経細胞が網目のように繋がり、その間を伝達信号が行き来することで、情報を伝えあっています。
しかし、脳が老化すると、この信号はどんどん減少してしまいます。
脳へのエネルギー不足
アルツハイマー病の脳では、効率的にブドウ糖を利用できず、エネルギーを得ることができなくなっている場合が多いといわれています。
そうなると、エネルギーがきちんと脳細胞に届かないため、脳細胞は飢餓状態となり、どんどん死んで数が減ってしまいます。
その結果、脳はしだいに萎縮(いしゅく)して認知症に至ると考えられています。
アミロイドβの蓄積
最近の研究で認知症の大きな原因が明らかになりました。
それは脳内で発生する老廃物であるアミロイドβ(ベータ)という物質です。
アミロイドβが脳内に溜まり続けると、脳の神経細胞をどんどん死滅させていきます。
そうなると、いずれ記憶や判断力をつかさどる神経細胞が繋がらなくなり、認知症を引き起こしてしまいます。
このようにして、もの忘れ・認知症・アルツハイマー病が進行すると考えられています。
「プラズマローゲン18000クリルオイルプラス」の特徴
「プラズマローゲン18000」は、物忘れ、認知症・アルツハイマー病予防に有効な最新研究で実証された成分を配合しています。
プラズマローゲン・クリルオイル・MCTオイル(中鎖脂肪酸油)の3つの有効成分です。
プラズマローゲン18000クリルオイルプラスに含まれる成分
・プラズマローゲン【1粒あたり:50mg】
・クリルオイル【1粒あたり:200mg】
・MCTオイル(中鎖脂肪酸油)【1粒あたり:50mg】
プラズマローゲンは、アミロイドβ(認知症の原因物質)を分解し、アミロイドβの蓄積を防止します。
クリルオイルは、リン脂質結合型DHA・EPAという成分を含んでいて、一般のDHA・EPAに特徴的な欠点(体への吸収率の悪さ・劣化しやすさ)がない優れた成分です。
また、MCTオイル(中鎖脂肪酸油)は、主にココナッツオイルに含まれる体にいい油として、今では美容やダイエットでもよく活用されているものです。
ですが、ココナッツオイルが世界的に注目されてようになったきっかけは、アルツハイマー病の予防との関係からです。
アルツハイマー病の大きな問題は、脳が効率的にブドウ糖を利用できず、エネルギーを得ることができなくなり、症状が進行してしまうことです。
しかし、脂質の中では中鎖脂肪酸だけがケトン体に分解され、ブドウ糖に代わる脳のエネルギー源となり、症状の進行を抑えることができます。
注意点(重要)!
糖尿病や血糖値の高めの方はご注意ください!
1型糖尿病や血糖値がかなり高い方の場合は、血中のケトン体が急に上昇することでケトアシドーシスという状態になり、嘔吐、腹痛、脱水症状などを引き起こし、進行すると意識障害や昏睡を起こして死に至る可能性があります。
該当される方は、かかりつけの医療機関にご相談ください。
もし、医療機関に相談の仕方は分からない場合は、次のように質問するとお医者様にわかっていただけると思いますので、参考にしてください。
「自分はMCTオイルを摂っても大丈夫でしょうか?」
「自分は中鎖脂肪酸(ちゅうさしぼうさん)を摂っても大丈夫でしょうか?」
「自分はココナッツオイルを摂っても大丈夫でしょうか」
ケトン体については、MCTオイル(中鎖脂肪酸油)の説明で詳しくご紹介したいと思います。
体にとてもよいものですが、Ⅰ型糖尿病や血糖値がかなり高い方には、ケトアシドーシスの心配が懸念されますので、注意をお願いいたします。
先にお値段だけご紹介させていただきます。
配合成分の説明は、その後に非常に詳しく記載しております。
プラズマローゲン18000クリルオイルプラスのご購入方法
プラズマローゲン18000クリルオイルプラスの詳細説明
プラズマローゲン配合
年齢とともに増えてくる「もの忘れ」の症状は、生活習慣や加齢により体内のプラズマローゲンという成分が減少することが原因ということが各種研究で明らかになっています。
プラズマローゲンは、本来人間の身体にあるリン脂質の一種です。
人の脳内に多く存在しますが、加齢によりその量は減少してしまいます。
そのため、加齢によりアミロイドβが脳に溜まってしまい認知症になってしまいます。
プラズマローゲンは人が活動するために必要な成分です。
この成分は、聡明な毎日を過ごすために役立ちます。
つまり、プラズマローゲンを摂取することで、認知機能が向上し、認知症を予防・改善ができます。
プラズマローゲン摂取による臨床試験
0.25mgのプラズマローゲンを含んだサプリメントを摂取するヒト臨床試験を実施したところ、記憶力・注意力などの認知機能に加え、作業効率・精神的健康など思考力も向上しました。
つまり、プラズマローゲンを摂取することで、認知症、アルツハイマー病を予防・改善できることが試験でも明らかになっています。
これまで進行を止めるのが難しいと思われていた認知症ですが、プラズマローゲンを摂取することで、手軽に予防・改善できることがわかっています。
プラズマローゲンが認知症を予防・改善するメカニズム
アミロイドβが認知症の原因に
最近の研究で認知症の大きな原因が明らかになりました。
それは脳内で発生する老廃物であるアミロイドβ(ベータ)という物質です。
アミロイドβが脳内に溜まり続けると、脳の神経細胞をどんどん死滅させていきます。
そうなると、いずれ記憶や判断力をつかさどる神経細胞が繋がらなくなり、認知症を引き起こしてしまいます。
プラズマローゲンがアミロイドβ(認知症の原因物質)を分解・蓄積を防止
プラズマローゲンには、このアミロイドβが脳に蓄積するのを防ぐ働きがあります。
その効果は、次の2つの働きによるものであることが明らかになっています。
①アミロイドβを分解する
脳に蓄積したアミロイドβの分解を促進します。
②アミロイドβの蓄積を防止する
脳に新たなアミロイドβが蓄積するのを防ぎます。
プラズマローゲンは安全な成分
認知症の治療薬は実は副作用が多く報告されています。
一方、食べ物で摂取するプラズマローゲンは認知症の原因そのものを撃退するのに加えて、自然の成分なので安全性が高いのが大きなメリットです。
「プラズマローゲン18000クリルオイルプラス」には、「ホヤ」から抽出されるプラズマローゲンを配合しています。
ホヤには、プラズマローゲン含有量が多いことがわかっています。
※鶏肉やホタテにもプラズマローゲンは含まれています。
ホヤにはDHA・EPAも豊富に含まれています。
ただし、DHA・EPAには弱点があります。
それを補うのが、次に説明します「クリルオイルです」
クリルオイル配合
DHA・EPAを摂取する上で注意するポイント
DHAやEPAを摂っても効果がなかった3つの理由(DHA・EPAの弱点)
厚生労働省が摂取を推奨するオメガ3系脂肪酸(n-3系列の多価不飽和脂肪酸)がDHA・EPAという成分です。
青魚に含まれるサラサラ成分として有名なDHAとEPAは、体内ではほとんど作られないため毎日の食事などで摂る必要があります。
しかし、体に吸収するには次のような弱点があります。
弱点その1 DHA・EPAは魚を焼いたりして加熱することで大きく減少します
フライにするとDHAは約50%減少、焼き魚にするとEPAは約20%減少してしまいます。
効率よく摂るには、脂肪を多く含む魚介類を鮮度のいいうちに食べることが大切です。
でも、体に必要な量の魚介類を毎日たくさん食べるのは大変です。
きちんと毎日補うにはサプリメントが効率的です。
弱点その2 DHA・EPAは体への吸収率が高くありません
いくら摂取しても、体にしっかり吸収されなければ効果が低減してしまいます。
DHA・EPAは油ですのでこれだけでは水に溶けません。
通常の油が体内に入ると、胆汁(脂肪分解酵素)の働きでようやく水に溶ける形になり、吸収される準備が整います。
従来の魚油由来のDHA・EPAは、中性脂肪型というものなので、水に溶けることはなく、体質によって消化吸収力が弱い方は効率的な摂取が難しい場合があります。
弱点その3 DHAやEPAは酸化しやすい
DHAやEPAはもともと酸化しやすい性質があります。
そのため、体のすみずみまで行き届くまでの間に劣化して、せっかくの効能が失われてしまう場合があります。
このような点を考慮して効率的にDHA・EPAを摂取するには「クリルオイル」というものがおすすめです。
クリルオイルの最大の特長は、主成分に、水に溶ける性質をもつDHA・EPA(リン脂質結合型DHA・EPA)とそれを酸化から守るアスタキサンチンが天然に含まれていることです。
吸収と働き、抗酸化作用の結果にたくさんの研究報告がされています。
国内外の研究機関で様々な科学的検証・実証実験が報告されています。
クリルオイルとは?
クリルオイルはその効率の良さから、「次世代型オメガ3」と呼ばれています。
クリルオイルとは、南極オキアミというエビのようなプランクトンの一種から抽出される素材です。
最大の特徴は、水に溶ける性質を持つDHA・EPAと美容成分として重宝されている「アスタキサンチン」が天然に含まれていることです。
リン脂質結合型DHA・EPA
クリルオイルのDHA・EPAは特殊です。
魚油にもDHA・EPAは含まれますが、水と反発し体への吸収力が高くありません。
それに対し、クリルオイルのDHA・EPAは体への吸収率が高い性質をもっています。
それは「リン脂質結合型DHA・EPA」といって、他のオイルでは見られない性質をもっています。
DHA・EPAは油ですのでこれだけでは水に溶けません。
ところがクリルオイルのDHA・EPAには「リン脂質」というものが結合しています。
「リン脂質」は水に溶ける性質があり、このためクリルオイルのDHA・EPAは水に溶ける特徴があります。
リン脂質とは細胞膜の組織です。
私たちの体は60兆個の細胞でできているといわれますが、そのすべての細胞の膜は「リン脂質」です。
通常の油が体内に入ると、胆汁(脂肪分解酵素)の働きでようやく水に溶ける形になり、吸収される準備が整うのに対して、クリルオイルのリン脂質結合型DHA・EPAは直ちに小腸から吸収されます。
クリルオイルを摂取すると、血中の「オメガ3指数」が1~2時間で跳ね上がるという報告があります。
従来のDHA・EPAでは体質によって消化吸収力が弱い方は、効率的な摂取が難しい場合がありましたが、クリルオイル由来の「リン脂質結合型DHA・EPA」はその心配はほとんどありません。
アスタキサンチンの効果
アスタキサンチンは、カロテノイドの一種です。
カロテノイドの中でも、特に強い抗酸化力を持つとされ、紫外線や脂質の酸化から体を防御する因子として働いています。
アスタキサンチンは、非常に強い抗酸化力を持ち、ビタミンEの約550倍~1000倍にも相当する物質です。
アスタキサンチンが含まれていることで、強い抗酸化力によって配合されているDHAやEPAの酸化を防いでくれる効果が注目されています。
DHAやEPAはもともと酸化しやすいのですが、アスタキサンチンがその弱点をカバーし、DHA・EPAの酸化を防いでくれます。
クリルオイルに含まれるアスタキサンチンは、素材の力を守り抜く力を兼ね備えています。
また、アスタキサンチンは美容や健康に効果があり、美肌や美白作用があります
老化を促進する活性酸素の発生も抑制できるため、肌を若々しく保つ効果が期待できます。
免疫機能を改善する効果もあります。
また、LDL(悪玉)コレステロールの酸化を防止して動脈硬化のリスクを減らし、心筋梗塞や脳梗塞を予防するとされています。
さらに、糖尿病の進行を抑制する効果も期待されています。
また、目を光障害から保護する作用があるとされ、パソコンやスマホなどを長時間使用することによる眼精疲労の改善、加齢性の目の病気である白内障や加齢性黄斑変性症などの予防にも効果があるといわれています。
そのほかにも抗ガン作用や抗炎症作用、また肌の色素沈着を防ぐ作用などもあるとされています。
クリルオイルは安全性が高い
クリルオイルの原料の南極オキアミはきれいな南極だけに生息するプランクトンです。
人間界の汚染から最も離れたきれいな海に生息し、食物連鎖の底辺なので、生物濃縮による汚染物質の蓄積とも無縁です。
不純物が蓄積されにくく、安全性がとても高いのが特徴です。
最新研究で判明したEPAの効果
最新の研究で、EPAは神経細胞を成長させることが確認されています。
神経細胞が繋がれば、情報が伝達できるようになり、記憶力が回復します。
つまり、もの忘れや認知症の予防・改善効果があります。
さらに、EPAには脳の血流が悪い場合、改善してくれるという働きも判明しています。
現在の認知症の治療薬は、記憶力の低下を一時的に抑えるものが多く、副作用も報告されています。
EPAなら記憶力の回復を望めるうえ、薬のような副作用の心配がありません。
さらに、クリルオイルは、ご説明したとおり、劣化しにくい点や体への吸収性に優れ、体質によって消化吸収力が弱い方にも適しています。
また、人間界の汚染の全くない安全性の高い南極オキアミを使用していますので、安心できます。
DHAの効果
DHAは、脳をはじめとする神経組織に多く含まれ、脳や神経の発育や機能維持に重要な役割を果たしています。
また、細胞を活性化させ、認知症を予防するとの研究結果も出されています。
人の脳のニューロンという神経細胞の突起の先端にはDHAが含まれています。
ニューロンの突起がつながって神経回路をつくり、情報伝達を行いますが、DHAが不足すると情報伝達がうまくいかなくなり、学習能力や記憶能力に影響を与えます。
DHAは、脳血管の入口にある血液脳関門を通過できる性質があり(血液中のすべての成分が脳に入れるわけではありません)、脳や神経系への薬理作用が認められています。
その他、DHAは神経伝達物質のアセチルコリンのレセプターを活発にすることが報告されています。
MCTオイル(中鎖脂肪酸油)配合
中鎖脂肪酸油とは?
肉の脂身などに多く含まれる長鎖脂肪酸の消化・吸収プロセスは、体に吸収された後、リンパ管、静脈を通って脂肪組織や筋肉、肝臓に運ばれ、いったん貯蔵されてから、必要に応じてエネルギーになります。
摂り過ぎれば当然、脂肪として体に蓄積されてしまいます。
ところが、中鎖脂肪酸は一般のサラダ油などの長鎖脂肪酸とは体内での消化吸収の回路が異なり、肝臓で代謝されてすぐにケトン体に分解され、効率よく脳や筋肉のエネルギー源となります。
中鎖脂肪酸の特徴
中鎖脂肪酸は、分子の鎖が長鎖脂肪酸の約半分であるため、消化・吸収のスピードが速く、すぐに燃焼してエネルギーとして使われます。
そのため、体に蓄積されにくいという嬉しい特徴があります。
中鎖脂肪酸は、血液を循環せずに直接肝臓に送られるため、長鎖脂肪酸の4倍の速さで吸収、10倍の速さでエネルギーに変換されます。
中鎖脂肪酸の効果
中鎖脂肪酸は次のとおり多くの効果があります。
・脳を活性化するケトン体になる
・体内ですぐにエネルギーになる。
・免疫力アップ
・基礎代謝アップ
・脂肪として蓄積されにくい脂肪酸
・すでについてしまった体脂肪を燃えやすくする
・冷え性改善
・便秘改善
アルツハイマー病と3型糖尿病
アルツハイマー病の問題は、脳が効率的にブドウ糖を利用できず、エネルギーを得ることができなくなっていることです。
そうなると、エネルギーがきちんと脳細胞に届かないため、脳細胞は飢餓状態になり、どんどん死んで数が減ってしまいます。
その結果、脳はしだいに萎縮して認知症に至ると考えられています。
ブドウ糖をエネルギー源に使えないというのは、糖尿病と共通した状態です。
糖尿病の場合は、血管の中には糖がたくさん流れているのに、それを細胞に取り入れることができません。
インスリンの作用があると糖を細胞に取り入れることができるのですが、糖尿病の人ではインスリンの作用が弱くなってしまっているので、糖が細胞の中に入っていけません。
すると、細胞の中は飢餓状態に陥ります。
その結果、体重もどんどん落ちて、やせ細ってしまうのです。
アルツハイマー病の人も、脳の細胞に糖が入り込めないので、脳細胞はガス欠になり、エネルギーを補給できない細胞は死んでしまうのです。
これが、アルツハイマー病が「3型糖尿病」と呼ばれる理由です。
アルツハイマー病は、その症状が出る20年前から脳の変化が始まるといわれています。
40歳くらいから兆候があり、ゆっくり精神機能が後退して、60歳を超えてから発症する場合が多いのです。
ケトン体の優れたパワー!脳に栄養補給
脳は代謝活動が活発な臓器なので、寝ている時でさえエネルギー補給が必要になります。
そのため、エネルギー補給が滞れば、脳の血液中のブドウ糖量は下がり、脳は生きるためにそれに代わるエネルギー源を必要とします。
ブドウ糖の代わりに形成されたエネルギー源はケトン体と呼ばれます。
ケトン体とは、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸、アセトンの総称で、特に脳に栄養を与えるために肝臓で作られる特別なエネルギー燃料です。
肝臓で蓄えられた中鎖脂肪酸が分解され、ケトン体という物質になります。
肝臓でブドウ糖やケトン体ができる仕組みは、次の通りです。
(糖質を摂取した場合)
糖質→消化吸収→グリコーゲン→ブドウ糖
(たんぱく質を摂取した場合)
たんぱく質→消化吸収→アミノ酸→ブドウ糖
(中鎖脂肪酸を摂取した場合)
中鎖脂肪酸→ケトン体
糖質もたんぱく質も肝臓で分解されてブドウ糖になりますが、脂質の中では中鎖脂肪酸だけがケトン体に分解され、ブドウ糖に代わる脳のエネルギー源となります。
血中のブドウ糖濃度が低くなるとケトン体が作られるのですが、食事をとればブドウ糖濃度が回復してケトン体の産生が減少します。
このように、脳はブドウ糖かケトン体のどちらかが供給されて、常にエネルギーを維持しようと活動しているのです。
中鎖脂肪酸がケトン体の生成に非常に有効!
アルツハイマー病にかかった脳細胞は、エネルギー源であるブドウ糖を利用できなくなります。
十分なエネルギー源を供給されない脳は、少しずつ変性を起こして病気が進行していきますが、ブドウ糖が利用できなくても、代わりにケトン体が継続的に利用できれば、脳に必要なエネルギーが確保されるのです。
アルツハイマー病の脳の栄養を糖ではなく、ケトン体からとる方法です。
このケトン体は、ブドウ糖の主な材料である炭水化物の摂取が少ないときに作られます。
炭水化物ダイエットは、そもそも肥満や糖尿病の治療を目的として炭水化物を制限する食餌療法で、糖質制限ダイエットとも呼ばれています。
過度の糖質制限を長期的に行うことはさまざまなリスクを伴うという調査結果もあり、十分なたんぱく質と、適度な低血糖治療が必要です。
炭水化物の代わりに、必要なカロリーや栄養素をたんぱく質と脂肪から得る方法で、ケトン療法とも呼ばれています。
そうすると体内で脂肪が効率よくケトン体に変換されるようになります。
炭水化物を減らしてケトン体を増やす方法がよく知られていますが、中鎖脂肪酸をとることでケトン体を増やすことができます。
中鎖脂肪酸は腸で吸収されるとすぐにケトン体に変えられ、アルツハイマー病の脳の栄養源になるのです。
日常的に中鎖脂肪酸をとることで、ケトン体が産生され、それが脳の細胞に届くことによって、3型糖尿病であるアルツハイマー病の進行を抑止、予防につながります。
中鎖脂肪酸は、他の脂質とは違う仕組みで消化され、脳によい影響を与えるので、アルツハイマー病に効果的といわれています。
老化や病気の原因の活性酸素から体を守る効果も!
ケトン体には、老化を促進するといわれている活性酸素から身を守る働きがあります。
人の体は酸素を使って栄養素を燃やし、エネルギーを作り出していますが、約2%が強い酸化作用をもつ活性酸素に変化してしまいます。
細胞膜の脂質を酸化させ、細胞内の遺伝子をサビつかせる活性酸素を除去する成分が、ケトン体を構成する主成分β-ヒドロキシ酪酸というものです。
このβ-ヒドロキシ酪酸が、サビから体を守る抗酸化酵素を活性化させるという論文が発表されています。
活性酸素の害から身を守るという点からも、中鎖脂肪酸は注目されています。
脳内のアセチルコリンという神経伝達物質の減少がアルツハイマー型認知症の発病に関係していることがわかり、また、この病気の人にみられる脳・神経細胞の萎縮(いしゅく)や脱落は、活性酸素の害が影響を及ぼしているとも考えられています。
プラズマローゲン18000クリルオイルプラスのご購入を検討される方は?
読んでいただきありがとうございました。
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