クロレラ
クロレラには、豊富なアミノ酸、ビタミン、ミネラル、食物繊維、核酸など、多種多様な栄養素を含んでいます。
含まれる成分の豊富さから、クロレラは完全食品と呼ばれています。
主な効能は、赤血球を回復させる働き、抵抗力の向上による伝染病予防、造血作用の活発化、臓器の働きの促進、たんぱく質の合成を促すことによるスタミナの向上、肥満を予防する脂質代謝の促進などがあります。
クロレラのおよそ60%は良質なたんぱく質で、アミノ酸スコアは100となっています。
クロロフィル(葉緑素)やクロレラ成長因子【クロレラグロスファクター(CGF)】は注目の成分で美容・健康・ダイエットに効果があります。
また、目の健康に効果的なルテインも含まれています。
プラントベースド(植物性)・ホールフード
今、世界で注目されている「プラントベースド(植物性)・ホールフード」とは、生命維持に必要な栄養素を丸ごと摂れる植物性の食材のことです。
サプリメントのように特定の栄養素を摂るのではなく、「自然のまま」身体に優しい状態で摂取できる素材のことです。
クロレラは、良質のたんぱく質、炭水化物、葉緑素、ミネラル類、ビタミン類、核酸など、体に不可欠な栄養素をバランスよく豊富に含んでいて、プラントベースド・ホールフードの王様として注目されています。
クロレラに含まれている成分
・クロレラ成長因子【クロレラグロスファクター(CGF)】
・葉緑素(クロロフィル)
・ビタミンA
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンB6
・ビタミンB12
・ビタミンC
・ビタミンE
・ビタミンK
・葉酸
・ナイアシン
・パントテン酸
・ビオチン
・β-カロテン
・鉄
・亜鉛
・カルシウム
・マグネシウム
・カリウム
・食物繊維
・ルテイン
・アミノ酸
クロレラ成長因子【クロレラグロスファクター(CGF)】
クロレラグロスファクターと呼ばれるクロレラ成長因子は、生物の成長を著しく促進し、細胞を若返らせる生理活性物質が含まれています。
クロレラ成長因子は、核酸、アミノ酸、ペプチド、ポリサッカライド、ビタミンの複合体で、生体内の細胞に関与して健康を維持するものと、専門家から多くの研究・成果が報告されています。
このクロレラ独自のクロレラ成長因子こそ、人間の健康を維持し、病気の治療に役立つ物質とされています。
核酸
核酸は、すべての細胞内にあって、遺伝をつかさどっている有機化合物です。
核酸には、「新陳代謝の促進」「抗酸化作用」「免疫力を高める」という3つの大きな働きがあり、美肌やアンチエイジングに大きく関係しています。
体には、約60兆といわれる細胞が集まっていて、体内の細胞はつねに新しいものにつくりかえられています。
この新陳代謝が円滑に行われるためには、十分な核酸が必要です。
核酸は、多く生成されるほど、新陳代謝がスムーズになり、シミやシワを防ぎ、ツヤツヤの髪を保つほか、内臓の機能低下をくい止めてくれます。
核酸は、肝臓で生成されますが、20歳を過ぎると肝臓での生成機能が低下し、40歳を過ぎると急激に減少するため、細胞の新陳代謝を停滞させ、老化の促進の原因になります。
失われた核酸を補うことで、新陳代謝が活発になり老化予防となり、潤いのある美しい肌を保つことができます。
クロレラの効能
効能1
クロレラは酸性体質を弱アルカリ性に変える物質です。
酸性体質は生活習慣病の元凶であり、弱アルカリ性の方が疲れにくく、病気にかかりにくいといわれています。
クロレラは細胞の働きを活発にします。
クロレラ成長因子により細胞の新陳代謝が盛んになり、体全体が若々しくなり、病気の予防や治療を促進します。
効能2
細菌やウイルスに対する抵抗力が強まり、伝染性の病気の予防に効果があります。
効能3
クロレラ成長因子の一つであるS-ヌクレオチドペプチドが赤血球の回復に役立つので、解毒効果があります。
効能4
造血作用を活発化する作用があり、貧血などに有効なほかコレステロール値も下げる作用があります。
効能5
肝臓、腎臓の働きを活発にします。
効能6
たんぱく質の合成を盛んにします。
スタミナ増強、疲労回復などに効果を発揮します。
効能7
脂質代謝を正常化し、肥満を予防します。
このほか、重金属や合成洗剤中毒に対する解毒作用が実験で判明しているほか、胃潰瘍、水虫、糖尿病、心臓病、脳卒中、生理不順などに対する効果が報告されています。
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