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センシンレン・牡蠣エキス・マカ・オルニチン 肝機能向上・美活効果

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【センシニティカプセルリカバリーオレンジ】肝機能向上・美活女性にも人気

 

【センシニティカプセルリカバリーオレンジ】肝機能向上・美肌

センシニティカプセルリカバリーオレンジには、二日酔いや肝臓の機能改善にとても効果の高いアイテムです。

また、美活にも効果の高い成分を含んでいますので、女性にも人気のアイテムで、

このセンシニティカプセルリカバリーオレンジは、@コスメでも高評価となっています。

 

(配合成分)

・話題のハーブ「センシンレン」(有効成分:アンドログラフォリド)

・牡蠣エキス

・マカ

・L-オルニチン

 

センシニティカプセルリカバリーオレンジのご購入方法

 

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配合成分の効能についてご紹介していきたいと思います。

 

4つの配合成分

 

配合成分1 センシンレン(有効成分:アンドログラフォリド)

センシンレンとは和名で、正式名称・AndroGraphis Paniculata(アンドログラフィス・パニキュラータ)といいます。

東南アジアに自生する植物で、欧米諸国では古くから抗炎症作用があるといわれて民間療法で使われてきました。

近年の研究により、センシンレンに含まれる活性成分『アンドログラフォリド』に様々な力があることが分かってきました。

特に人体の免疫機構に働きかけることが分かってきていて、現在世界中でセンシンレンに対する研究が進められています。

WHOの薬用植物辞典にも掲載され、今最も注目のハーブです。

主成分であるアンドログラフォリドには、抗菌・抗炎症作用のほか、強力な胆嚢機能刺激作用があり、胆汁の流れを促進し、胆石の形成を予防し、また肝臓を保護する作用が知られ、二日酔いなどにも有効とされています。

 

センシンレンの様々な力とは?

・基礎体温を上げて免疫力を上げる

・冷え性を和らげる

・良質の睡眠をもたらす

・生理痛やPMS症候群を和らげる

・アレルギー症状を和らげる

・代謝の促進を促す

・がん細胞の活性化を抑制する可能性がある

 

漢方では解熱剤・解毒剤として用いられ、上気道炎、気管支炎などの呼吸器感染症、下痢を伴う細菌性陽炎、急性・慢性肝炎、皮膚化膿症、湿疹、膀胱炎などさまざまな感染症の治療に用いられます。

スウェーデンでは20年以上前からエキス剤が風邪薬として一般に利用されています。

欧米では、がんやエイズなどのウイルス性疾患への効果も報告されています。

 

 

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配合成分2 牡蠣エキス

牡蠣エキスの特徴は、タウリン、グリコーゲン、亜鉛の含有量の多さにあります。

タウリンには胆汁酸の分泌を促す働きがあり、肝臓の働きをサポートし、肝臓を元気な状態に導いてくれます。

 

タウリン

 主な効果

・体脂肪燃焼

・コレステロール抑制

・肝機能向上

・高血圧改善

・糖尿病予防

・動脈硬化予防

・心臓機能強化

たんぱく質を構成するアミノ酸の一種です。

心臓や肝臓、血液などの働きを助ける、生命活動を維持するのに欠かせない成分です。

タウリンは、脂肪を燃焼させ、全身各器官の機能を高める作用があります。

血圧を正常に保ち、心臓機能強化、貧血予防、血中コレステロールの抑制、糖尿病を予防(血糖値を下げる)します。

また、肝臓での解毒作用を向上させ、肝臓でコレステロールから生合成される胆汁酸の分泌を促す作用があり、肝細胞の再生を促進します。

胆汁酸にはコレステロールを排泄する働きがあります。

血液中のコレステロールや中性脂肪を減少させて血液をサラサラにする働きがあり、動脈硬化の予防にも効果的です。

また、心筋の収縮力を高めて心臓機能を強化する、交感神経を抑制して血圧を正常に保つ、インスリンの分泌を盛んにして血糖値を下げるといった作用があり、心臓病、高血圧、糖尿病などの予防に効果を発揮します。

 

グリコーゲン

動物性でんぷんとも呼ばれる多糖類の一つです。

ただちに体内に吸収されて筋肉や肝臓などに貯蔵され、必要に応じて即効性のエネルギーとなります。

肝臓の働きを活発にし、ホルモンを正常に機能させて体に活力を与えるという働きも知られています。

 

亜鉛

亜鉛は、多くの酵素の構成成分(補助成分)になり、生体内での200種類以上の酵素反応に関与し、たんぱく質や糖、アルコールの代謝免疫システムホルモン分泌などが正常に機能するのを助けています。

DNAやRNAの合成にも必要とされ、不足するとDNA複製が抑制され、細胞分裂も阻害されることになります。

そのことにより、細胞分裂が活発な皮膚や粘膜の健康維持にも関わっています。

亜鉛は成人体内に約2~4g含まれ、そのうち50%は血液に、約30%は前立腺や脳など各組織に、約20%は皮膚に存在しています。

必要度は非常に高いのに、体内にとどめておくことができないため、毎日食事などから摂取する必要があります。

また、亜鉛の吸収率は約30%とあまり高くはなく、十二指腸と回腸から吸収されます。

 

美肌に重要な栄養素

亜鉛は、細胞分裂するときに必要なミネラルです。

細胞が分裂する際に亜鉛が不足してしまうとDNAの読み取りがうまくいかず、新しい細胞が正常に生み出されません。

つまり亜鉛は細胞の新陳代謝が活発に行われているところでたくさん必要とされます。

例えば皮膚も新陳代謝が活発な部位です。

必然的にそこではたくさんの亜鉛が使われます。

皮膚の美しさに大きく関与するコラーゲンというタンパク質の生成に、ビタミンCが重要な働きをしていますが、亜鉛はビタミンCとともにコラーゲンの生成に関わり、皮膚や骨を健康に保つために重要な栄養素です。

そのため亜鉛が不足すると、コラーゲンの生成がうまくいかずに肌荒れや老化が進んだり、シミ、シワ、ソバカスが増えたりします。

ひどい火傷をしたときなどは、傷の治癒を助けるために亜鉛入りの治療剤を処方することもあります。

また亜鉛は髪の毛とも深い関わりをもっています。

日本人の髪の毛は黒いのでわかりやすいですが、亜鉛不足になると、その時期だけ毛が細く色も薄くなります。

脱毛してしまう場合もあります。

 

皮膚の亜鉛含有量

表皮と真皮に含まれる亜鉛の含有量の割合は、表皮5.6に対して真皮が1の割合で含まれています。

皮膚は表皮と真皮に分けられますが、亜鉛が多く含まれるのは表皮です。

表皮は角質を産生するケラチノサイト、メラニンを産生するメラノサイトが含まれ、真皮よりも生まれ変わりが早く、新陳代謝も盛んに行われています。

 

※コラーゲンとビタミンC

コラーゲンを摂ると、体内で消化・分解され、アミノ酸の形で吸収されます。

このアミノ酸を材料に、身体の中でコラーゲンが作られますが、はじめに未熟なコラーゲンが作られ、やがて成熟したコラーゲンになっていきます。

ビタミンCは、未熟なコラーゲンから成熟したコラーゲンになっていくときに、その合成を助ける働きがあります。

そのため、コラーゲンとビタミンCを一緒に摂ると、高い効果が得られます。

 

抗酸化作用

抗酸化酵素スーパーオキシドジスムターゼ(Zn-SOD)の成分としても重要です。

スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)は活性酸素を還元する酵素で、亜鉛や銅が構成成分となっています。

活性酸素はがんや動脈硬化などの多くの疾病に関係があるといわれ、また老化にも深く関わっています。

活性酸素を除去することで、健康や美容を維持することができます。

日焼けやストレスが多い人は体内で活性酸素が発生しやすいので、亜鉛などの抗酸化成分を摂った方がよいといわれています。

 

味覚を正常に保つ働き

亜鉛は味覚を正常に保つという重要な働きがあります。

口内には、舌を中心に「味蕾」という味を感じる細胞の集合体が存在しています。

味蕾は、新陳代謝が活発で、10~12日のサイクルで次々と新しくつくられます。

その形成にも亜鉛は不可欠です。

亜鉛不足が続くと味蕾が正常に維持されず、味覚異常が起こります。

亜鉛不足による味覚障害は、初期の段階なら亜鉛を摂取することで正常に戻すことができます。

しかし欠乏が長期化すると味細胞の再生は難しくなります。

亜鉛欠乏が長く続くと、ついには味細胞が壊れてしまうことが確認されています。

 

卵子の成長にも不可欠

女性の卵子にとって亜鉛は欠かせないものです。

受精した卵子はどんどん細胞分裂を繰り返していきます。

亜鉛は細胞分裂の際に必要なミネラルなので、受精卵の成長にしたがい多量に消費されます。

妊婦さんの血中亜鉛を測ってみると、胎児の成長に伴い体内の亜鉛が激減するのがわかります。

妊娠すると味覚が変わるというのはよく聞く話です。

中には本当に亜鉛不足による味覚障害になっている人もいます。

亜鉛不足のお母さんは早産しやすいということがスウェーデンの大規模な研究でも明らかになっていますし、赤ちゃんの体重が少なかったり、奇形が生じやすいなどといった報告もあります。

亜鉛は母体にも胎児にも、そして乳児の成長にも大きく影響するミネラルなので、妊婦さんや授乳中のお母さんは不足しないようにしっかり摂取することが大切です。

 

糖尿病に対する作用

血糖調節ホルモンであるインスリンの分泌を盛んにして血糖値を下げる働きがあります。

亜鉛は、血糖値降下作用のあるホルモンのインスリンの合成(結晶化)に必要なため、亜鉛欠乏により耐糖能が低下するとされています。

 

耐糖能

血糖値が、常に一定範囲内に収まるように調節する能力のことです。

 

免疫力を高める働き

免疫機能の主役であるT細胞やナチュラルキラー細胞(NK細胞)の働きをよくするといわれています。

亜鉛を豊富に摂取していると、風邪をひきにくくなるといわれています。

 

生体膜の安定化

生体の単位である細胞を包む細胞膜には脂質が多く、活性酸素によってダメージを受けやすい特徴があります。

亜鉛はその抗酸化作用により細胞膜の酸化を抑え、安定に保つ働きがあります。

 

細胞分裂の際のDNAの複製に関与

亜鉛不足でDNAがきれいに分かれないと正常な細胞が生み出されずに、細胞の老化が始まったり、がんになったりします。

 

傷口の治りを早める

傷口がふさがるということは新しい細胞が生まれているということなので、どんどん亜鉛が使われます。

 

貧血予防

成人では、亜鉛不足で貧血の原因にもなります。

 

唾液の分泌

唾液を分泌する細胞にも亜鉛が不可欠です。

 

子供の成長

亜鉛は成長ホルモンの機能維持や、骨の成長に不可欠です。

骨粗しょう症の予防もカルシウムだけではなく、亜鉛があってはじめてカルシウムは骨になります。

 

妊娠の持続

妊娠初期に亜鉛を不足させると、奇形児の生まれる率が高くなります。

その結果、早産も増えます。

亜鉛は細胞分裂に関わっていて、胎児が成長するために母親の体内の亜鉛が大量に使われます。

そのため妊婦は、妊娠週数が多くなるほど血清の亜鉛値は減少します。

母体の亜鉛不足は、赤ちゃんの成育にも影響を与えます。

 

アルコール分解

アルコールを分解するアルコール脱水酵素は亜鉛がないと、アルコールを分解できないので、悪酔いをします。

 

血中コレステロールの調整

亜鉛が足りなくなるとLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の酸化が進み、それが動脈壁に沈着して血管が狭まり、高血圧や動脈硬化を引き起こします。

亜鉛は抗酸化作用により、LDLコレステロールの酸化を抑える働きがあります。

 

視力の維持

少し暗くなるとものが見えにくくなる夜盲症はビタミンAの不足が関与しているといわれていますが、亜鉛も関与しています。

ビタミンAの代謝に亜鉛は不可欠です。

 

記憶力

脳内で記憶をつかさどる海馬には亜鉛が多く存在し、記憶力にも必要だといわれています。

亜鉛が不足すると、脳の機能が低下し、記憶力が悪くなることもあります。

 

 

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配合成分3 マカ

マカは、アブラナ科の根菜の一種で、体内では生成されない必須アミノ酸をはじめ、ビタミン・ミネラルなどの栄養素を豊富に含みます。

滋養強壮に良いと言われているだけでなく、疲労回復・美肌効果・集中力向上・女性ホルモンのバランスを整える等といった力があると言われています。

 

マカには豊富な栄養素が含まれています。

二日酔いに効果的な成分は、次のものです。

ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、ナイアシン、セレン、アラニン、アルギニン

 

ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、ナイアシン、セレン

アルコールは、抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンE、セレンなどの働きを妨げてしまうので、これらの栄養素を摂る必要があります。

また、ナイアシンは、アルコールのもととなるアセトアルデヒドを分解する働きがあり、悪酔いや二日酔いの予防にも役立ちます。

 

アラニン

肝臓でアルコールが分解されるとき、NADという補酵素が使われて、NADHという補酵素になることで代謝が進みますが、お酒をたくさん飲むと体内のNADが不足してアルコールの分解スピードが低下します。

NADHを消費してNADに戻す働きのあるアラニンを摂取すると、NAD量が増加して、アルコール分解をスムーズに進めることができます。

 

アルギニン

アラニンに加え、アルギニンは肝機能を高める働きがあり、これによってアルコールの代謝を促進してくれます。

 

アルギニンには他にも次のような効果があります。

・免疫細胞の増殖を促進

・血管拡張、血流促進

・白血球の活性化

・皮膚の再生促進

・コラーゲンの合成促進

・成長ホルモンの分泌促進

・疲労回復(アンモニア=疲労物質の解毒)

・たんぱく糖化抑制作用

・子宮内膜を厚くする効果

・妊娠促進効果

 

アルギニンの効果

アルギニンの重要な役割の1つは、体内で多様な機能を発揮する一酸化窒素(NO)の主原料となることです。

NOは血管の内側で作られると血管を広げたり柔軟にする機能を発揮します。

この働きによって全身の血流が改善され、同時に血圧低下が期待できます。

その他、免疫細胞の一種であるマクロファージで作られたNOは、体内に侵入してきたウイルスや病原菌を攻撃する際に使われるので免疫力も強化されます。

アルギニンは成長ホルモンの分泌も刺激します。

成長ホルモンには筋肉のタンパク質合成を高め、筋肉量を増やしたり、傷ついた筋肉を修復したりする働きがあります。

また、アルギニンは肝臓で解毒する働きを持つ尿素回路の重要な構成要素でもあります。

体内に過剰なアンモニアは疲労物質の1つとも言われていて、アルギニンによって尿素回路が活性化することでアンモニアが減少し、疲労回復効果が期待できます。

さらにアルギニンは、細胞の増殖に不可欠なポリアミンという成分の原料になります。

加齢によってポリアミンの合成能力は低下します。

腸内細菌もポリアミンを合成し、重要な供給源となることがわかっています。

アルギニンは乳酸菌と一緒に摂ることで腸内、血中のポリアミンを増やすという報告があります。

 

ポリアミンの効果

・免疫細胞の若返り

・血流促進作用

・脂肪燃焼作用

免疫細胞が若返ると、血管も老化しにくくなり血流も良くなります。

血流が保てれば、全身の代謝も活発になります。

また、ポリアミンが細胞内で増えることによって、脂肪を燃焼する時に必要なカルニチンを利用しやすくなります。

 

美肌効果

アルギニンには角質層を保湿する効果があります。

肌は表面から角質層、表皮層、真皮層に分かれており、肌が荒れているという時は、ほとんどの場合は角質層のアミノ酸と水分不足が原因だといわれています。

そうなると、肌のバリア機能が低下してうるおいを失い、やがてひび割れなど皮膚のトラブルが生じる可能性があります。

 

成長ホルモンの合成を促進する効果

アルギニンは成長ホルモンを分泌する脳下垂体を刺激し、成長ホルモンの合成を促します。

成長ホルモンには、筋肉量を増やす、骨を強化する働きや食欲を抑える作用があります。

 

体脂肪の代謝を促進する効果

アルギニンには、脂肪燃焼酵素であるリパーゼの働きを活性化し、体脂肪の代謝を促す効能があります。

 

疲労回復効果

アルギニンは体の修復作用のある、成長ホルモンの分泌を促進することが知られています。

 

 

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配合成分4 L-オルニチン

オルニチンは、タンパク質を構成しない遊離アミノ酸の一種で、必要なときにすぐに働けるように、単独のアミノ酸分子のまま脂肪中や血液中を巡っています。

摂取すると腸で吸収されて、肝臓や腎臓、筋肉などでさまざまな働きをします。

肝臓ではアンモニアを解毒する働きをします。

人体にとって有害なアンモニアは、脳に入ると脳障害を引き起こすため、水に溶けやすい尿素に変え、無害化してから排出しますが、この働きをオルニチン回路(尿素回路)と呼びます。

お酒の飲み過ぎのときに肝機能をサポートするのもオルニチンの働きの1つです。

そのほか、オルニチンを材料にして体内で作られるポリアミンの働きによって、美肌効果が期待できます。

ポリアミンは細胞分裂を促進する作用があり、肌や髪の新陳代謝を高めます。

オルニチンにより顔や体のシミが改善されたとの報告もあります。

また、オルニチンは、筋肉合成を増強するアミノ酸として知られていますが、筋肉の構成成分になるのではなく、成長ホルモンの分泌を促すため、筋肉の合成を高める、といった間接的な働きをしています。

アメリカでは10年以上前から多くのアスリートたちが摂っているなどの実績も裏づけとなっています。

成長ホルモンは脂肪の分解にも関与するため、ホルモン分泌量が低下し、肥満が気になる年齢の人のダイエット成分としても利用されています。

 

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二日酔いのメカニズム

アルコールを飲むと、肝臓で酵素(ADH)によりアセトアルデヒドに、さらに酵素(ALDH)によって無害な酢酸を経て二酸化炭素と水に分解され、尿や吐く息から体外に排出させます。

このアセトアルデヒドを酢酸に変えるアセトアルデヒド脱水素酵素の働きが弱いと、二日酔いを起こします。

肝臓が分解できるアルコール量は、限度があります。

限度を上回る酒量を摂取すると、肝臓での分解が間に合わず、アルコールが残ったり、分解途中でアセトアルデヒドが全身をめぐったりします。

それによって翌日、めまいや頭痛、吐き気などの症状を起こします。

これが二日酔いのメカニズムです。

二日酔いは、いわば肝臓のオーバーワークにおちいっている状態です。

さらに飲み続けていると、肝臓に障害を起こします。

 

肝臓の働き

肝臓では、さまざまな化学反応を行っています。

主な働きは、①栄養素の代謝(合成・分解)、②栄養素の貯蔵、③胆汁の生成、④解毒です。

 

栄養素の代謝(合成・分解)

三大栄養素(糖質・タンパク質、脂質)の合成や分解をします。

摂取した糖・タンパク質・脂質などを体内でいつでもエネルギーに変換して使える状態に貯蓄し、必要に応じてそれを使用する機能があります。

この機能が高まるとエネルギー消費が活性化し、痩せやすい身体を作ることが出来ます。

具体的には、グルコース(単糖)からグリコーゲン(多糖類)を合成します。

また、アミノ酸代謝や血清アルブミンの合成、血液凝固因子の合成、脂肪酸やコレステロールの合成などを行います。

アルブミンは全身の代謝を支えます。

 

血液凝固因子

プロトロンビンやフィブリノーゲンなどです。

肝臓はヘパリンなどの血液凝固抑制因子も生成します。

 

栄養素の貯蔵

グリコーゲン、ビタミンA、D、ビタミンB12・鉄などを貯蔵し、必要に応じて放出します。

 

胆汁の生成

コレステロールを合成して胆汁をつくります。

胆汁は、肝臓でつくられ、胆嚢に蓄えらえます。

胆汁の成分である胆汁酸は、コレステロールから合成されます。

胆汁は、肝臓で生成され十二指腸へ流れ込み、脂肪などの消化を担っています。肝機能が低下し、胆汁の生成のバランスが崩れると、胆汁が血管に溢れ込み、黄疸が現れることもあります。

また、胆汁酸にはコレステロールを排泄する働きがあります。

 

解毒

アルコール、アンモニア、薬物、食品添加物や細菌など、身体に有害物質となるような成分を分解し、無毒化する働きがあります。

体内に残ると有害物質となるアンモニアは、中枢神経系で悪さをしたり、疲労物質の1つとも言われています。

アンモニアは尿素回路により無毒の尿素に変換され、腎臓を経由して輸尿管を通り尿として排泄されます。

 

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読んでいただきありがとうございました。

 

 

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