明日葉≪貧血予防≫≪むくみ改善≫≪毛細血管強化≫
明日葉とは?
セリ科の植物。
鉄分やビタミンB12、葉緑素を多く含むため、貧血予防に効果的。
むくみ改善や毛細血管の強化や血行促進にも役立ちます。
【明日葉の特徴成分】
鉄分、ビタミンB12、葉緑素、β-カロテン、カルコン、クマリン、カリウム、イソクエルシトリン、ビタミンC、ビタミンK、ニコチアナミン、アンゲリカ酸、食物繊維
≪明日葉の効果1≫貧血予防
≪鉄やビタミンB12、葉緑素が豊富≫
≪鉄≫
コラーゲンの再合成や赤血球の成分となって全身に酸素を運ぶ働きがあります。
貧血予防はもちろんですが、肌ケアのためにも必要な栄養素です。
コラーゲンの再合成
鉄はたんぱく質の一種であるコラーゲンの合成にかかわっています。
肌や髪、爪の質の低下はたんぱく質だけでなく、鉄不足が原因の場合が多いといわれています。
コラーゲンは体内に入るときに分解されてしまうのですが、それを再合成するときに鉄が必要です。
また、ニキビや湿疹ができやすいのも、鉄欠乏が原因している場合があります。
赤血球の成分となって全身に酸素を運ぶ
鉄分の働きは血液に乗って全身に酸素を運ぶことです。
鉄は赤血球の血色素「ヘモグロビン」や、筋肉の「ミオグロビン」などの構成性成分となり、体内で酸素を運搬する役割を担っています。
≪ビタミンB12≫
普通の植物にはあまりない≪ビタミンB12≫を豊富に含んでいます。
ビタミンB12は赤いビタミンともいわれ、悪性貧血の予防や改善に効果があります。
≪葉緑素(クロロフィル)≫
明日葉には、葉緑素(クロロフィル)も多いのも特徴。
クロロフィルは、血液中で鉄と結合して赤血球やヘモグロビンに変わり、貧血の予防や改善効果があります。
また、クロロフィルは、体内に入ると、血管に中性脂肪がたまるのを防ぎ、血液の流れを改善する効果があります。
さらに、デトックス作用もあります。
老廃物は毒素なので、溜め込むと体に悪影響(むくみや肌荒れなど)を引き起こします。
その他にも、コレステロール値を下げ、血栓を防ぐ、血圧を低下させる、細胞の強化、解毒、整腸作用、炎症鎮静などの多くの効果があります。
≪明日葉の効果2≫むくみ改善
≪カルコン、クマリン、カリウム、イソクエルシトリン≫
ポリフェノールの一種「カルコン」を多く含み、抗酸化作用、デトックス、脂肪燃焼などダイエットや美容に最適と言われています。
明日葉の「カルコン」には、余分な水分を追い出してくれる働きがあります。
明日葉にしか含まれない「カルコン」、セリ科共通の「クマリン」を含んでいます。
カルコン
明日葉だけに含まれるポリフェノールの一種です。
・抗酸化作用とセルライト解消に優れています。
・体内の老廃物を排出する働きを持っています。
・末梢血管を広げる作用と、血行促進の作用があり、これらの作用により、体内の水分代謝が良くなります。
水分代謝が改善すると、むくみ改善や太りやすい体質の改善が期待されます。
クマリン
セリ科の植物に含まれる栄養素です。
・抗酸化作用とむくみ改善効果があります。
・血液をサラサラにする効果により血流改善します。
・血液の老廃物や余分な水分の回収機能がしっかり働くようになるので、むくみ改善効果があります。
カリウム
余分なナトリウムの排泄(むくみ解消・高血圧予防)
カリウムは、体内のナトリウムが過剰になると、その排泄を促します。
カリウムは、細胞内のナトリウム量を調整し、余分なナトリウムと水分を細胞の外に排出します。
また、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを防ぎ、尿への排泄を促します。
そのため、カリウムを摂取することは、体内のナトリウム(塩分)の減少と、それによる血圧の正常化(高血圧の予防)、手足のむくみ解消に効果があります。
ナトリウムが過剰となり、カリウムが不足すると、血圧が上がりやすいうえ、心臓の筋肉や血管の働きが衰え、心臓病や脳血管障害の危険性が増します。
これを防ぐには、塩分の過剰摂取を控え、カリウムを十分摂ることが大切です。
イソクエルシトリン
明日葉は、ポリフェノールの一種であるイソクエルシトリンという成分を含みます。
イソクエルシトリンは、水分代謝を活発にしてくれるので、むくみ解消に効果があります。
また、毛細血管強化などの作用もあります。
≪詳しい成分の効能≫
鉄分、ビタミンB12、葉緑素、β-カロテン、カルコン、クマリン、カリウム、イソクエルシトリン、ビタミンC、ビタミンK、ニコチアナミン、アンゲリカ酸、食物繊維
詳しい成分の効能については下の記事で紹介しています。
≪ニコチアナミン≫
・コレステロール値低下作用
・動脈硬化予防
・高血圧予防
≪アンゲリカ酸≫
・胃酸分泌抑制
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