パントテン酸
≪健康効果≫
パントテン酸は食べ物から摂った炭水化物(糖質)や脂質、タンパク質、いわゆる三大栄養素の代謝に関わっています。
パントテン酸はビタミンB1と一緒に糖質を分解する働きをするほか、ビタミンB2とともに脂質の代謝を助けます。
パントテン酸は副腎皮質ホルモンの産出を促す働きがあります。
副腎皮質ホルモンはストレスに対抗するため、血糖値を上げて、エネルギーを向上させる作用があります。
また、パントテン酸は善玉コレステロールを増やす働きがあります。
さらに、免疫力や自律神経の働きを高める作用も認められています。
≪美容効果≫
パントテン酸はコラーゲンの生成に欠かせないビタミンCの働きを助けることで、新陳代謝を高めて肌の健康を守ります。
パンテノールという名前で皮膚の炎症ややけどを治す薬としても使われています。
パンテノールは、パントテン酸の前駆体で、体内でパントテン酸に変わる成分です。
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